地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

浦河沖でM3.8 その他、有感地震7回 震源の深い地震が日本海側で

2020-10-12 04:21:40 | 日記
 10月10日の状況を見ると、北海道の内陸部から東北の日本海側~青森、秋田、山形にかけて、震源の深い地震が連なって起きています。これによって、太平洋プレートが動いてきたようです。また、静岡県の南方では震源の深さ300キロ以上の深い地震も起きています。今後は、フィリピン海プレートにも影響が出そうです。

 北海道では、浦河沖でM3.8の地震が起きています。ただ、本来動きが出てくるはずの青森県東方沖では、全く動きがありません。この歪みがどこに出てくるかで、震源の位置が変わってきますが、通常だとそのまま青森県東方沖から岩手の沿岸部で揺れてくると思われます。ただ、この青森県東方沖で地殻がしっかりと噛み合っている場合、北海道から東北の日本海側で揺れてくる可能性が高いです。このままの状況が続き、エネルギーが蓄積された場合、規模の大きめの地震になってくると思います。注意していてください。

 東北では、福島県ではなく、宮城県の沖合でM3.6とM2.9の2つの地震がありました。ただ、動きとしては、福島県の南部から茨城県の北部にかけて震源の浅い地震がずっと連なっていますので、こちらで揺れてくる可能性が高いと思います。

 関東では、揺れにはつながっていませんが、茨城県南部から東京湾周辺では、細かな動きが活発になっています。静岡県の南方の震源の深さ300キロ以上の地震が起きているので、伊豆諸島近海では、震源の深さ中程度の、太平洋プレートの滑りと思われる地震が起きています。三宅島近海のM2.6のその流れだと思われます。まだ、今後、関東の南方海上で揺れてくるかも知れません。

 近畿では滋賀県北部でM2.2、大阪府北部でM3.1の地震が起きていますが、これは昨日書いたように、東海方面の動きの影響だと思われます。
 中国・四国地方では、昨日より動きが収まっていますが、昨日と同様の注意をしていてください。

 九州・沖縄方面では、薩摩半島西方沖でM3.7、トカラ列島近海でM3.2の地震が起きています。薩摩半島西方沖の地震は震源の深さが140キロと深い地震です。ですから、今後、宮崎県の沖合や、九州の西方海上から長崎県方面に影響が出てくる可能性があります。注意していてください。
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