地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

岐阜・長野で再び群発地震が活発に 宮城県沖、福島県沖、飛騨地方でM5以上

2020-05-20 05:25:16 | 日記
 昨日は、身内の不幸のため、お休みしました。そのため、今日は、2日分をまとめて書きます。

 3日前に、長野中部、岐阜県飛騨地方で「一旦落ち着いたように見えても急にグラッと来るかも」と書きましたが、それが現実になりました。岐阜県飛騨地方でM4.8の地震が起きてから再び、群発地震が発生。そして、その流れでM5.3の地震が発生し、M4クラスの余震を挟みながら、群発地震がさらに活発化しています。また、発表では岐阜県飛騨地方と書かれていても、震源が微妙にずれていて、亀裂が新たに広がっていると考えてください。亀裂の広がりは長野県中部の震源からみて、ほぼ真西の方向に進んでいます。
 また、同じ長野県中部でも19日の15時20分に起きた地震だけは震源がずれていて、岐阜県との県境から離れた位置が震源になっています。場合によっては、長野県の地震も東に広がってくるかも知れません。要注意です。

 また、太平洋沿岸部でも、大きな動きがありました。茨城県南部のM3.7と福島県沖のM5.3は、同一ライン上の動きです。福島県沖の地震は、茨城県南部が動いたことで誘発された地震と考えていいと思います。
 岩手県沖のM3.7の地震は、宮城や北海道の動きと同調。北海道では、有感地震にならず、あまり目立たないのですが、今までほとんど起きなかった震源の深さ中程度の地震が西方沖で起きています。太平洋プレートがかなり奥まで入り込んで来ていて、そこで動いたのか、それとも、太平洋プレートの動きで圧力がかかって、ユーラシア(オホーツク)プレートの下部で崩壊が起きたのか、このどちらかだと思われます。いずれにせよ、渡島半島の近くで少し大きめの動きが出てくるかも知れません。先日は内浦湾でも動きがありましたから、こちらも今後、要注意です。

 九州・沖縄方面では、宮崎県南部平野部でM2.8の地震が起きていますが、これは、今まで宮崎県の沖合で起きていた地震の震源が内陸部まで入り込んできたということです。ですから、フィリピン海プレートも西方に移動しつつあると考えていていいと思います。その一連の動きで奄美大島近海のM4.5の地震が発生したと思われます。

 それ以外の動きが活発なところは、岐阜県の西方と愛知県にまたがるエリア。紀伊水道周辺です。特に岐阜県の西方は、今後の動きに注意していてください。
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