核密約調査「日米関係に影響ない」 米国務次官補
岡田克也外相は18日、米国のキャンベル国務次官補と外務省で会談し、核持ち込みをめぐる両政府間の密約について解明を始めたことを伝え「米国に支障があるとは考えていない」と理解を求めた。
キャンベル氏は「これからの日米関係に影響を及ぼすことではない」と、問題視しない考えを表明した。
キャンベル氏は会談後の記者会見で「我々も一連の問題に協力することを表明した」と述べた。一方で「日本ではホットな話題であることは承知しているが、(米国の)文書は過去に公開されている。
歴史については明確になっていると思う」とも述べ、密約については、すでにほぼ全容が明らかになっているとの考えを表明。
それよりも日本への核の傘を含む防衛力提供の議論やオバマ大統領が目指す「核のない世界」の実現などの分野での日本との協力が進むことに期待を示した。
また、11月中旬のオバマ米大統領訪日の際の広島訪問の可能性について「今の段階では予定はない」と述べた。
岡田克也外相は18日、米国のキャンベル国務次官補と外務省で会談し、核持ち込みをめぐる両政府間の密約について解明を始めたことを伝え「米国に支障があるとは考えていない」と理解を求めた。
キャンベル氏は「これからの日米関係に影響を及ぼすことではない」と、問題視しない考えを表明した。
キャンベル氏は会談後の記者会見で「我々も一連の問題に協力することを表明した」と述べた。一方で「日本ではホットな話題であることは承知しているが、(米国の)文書は過去に公開されている。
歴史については明確になっていると思う」とも述べ、密約については、すでにほぼ全容が明らかになっているとの考えを表明。
それよりも日本への核の傘を含む防衛力提供の議論やオバマ大統領が目指す「核のない世界」の実現などの分野での日本との協力が進むことに期待を示した。
また、11月中旬のオバマ米大統領訪日の際の広島訪問の可能性について「今の段階では予定はない」と述べた。