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USダウ急反発。東証の警戒中の反発。 リバウンド相場入りと見る

2008年03月19日 16時07分46秒 | Weblog
日経平均は12,260円の296円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,521、値下がり銘柄数は149。出来高は21億3,433万株。

前日の米国で0.75%の利下げが実施され、FOMCの声明文では追加利下げの可能性も示唆されたことや、ゴールドマンサックスの12~2月期決算は53%減益で、リーマンブラザーズも57%減益でしたが、共にアナリスト予想ほど悪化しなかったことも安心され、NYダウは420ドル高の12,392ドルとなりました。

信用収縮の悪循環もひとまず断ち切られるという期待から、東京株式市場も値上がりし、平日経均は10時前に前日比410円高の12,374円まで値上がりしましたが、その後は上げ幅を鈍りました。

日経アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁のポートフォリオの中での円建て資産の割合が内部の基準より高めになったため、日本に持つ株式や不動産などの資産の一部を売却する観測が浮上してきたと報じた「日経ヴィリタス」の英訳記事が昨日の夕方配信されたことも外国人投資家には気にされたといった解説も聞かれました。平均は10時前に前日比410円高の12,374円まで値上がりしましたが、その後は上げ幅を鈍りました。

次の重要イベントは米国でメリルリンチやシティグループの決算が発表される4月中旬でその際は日本株も調整を強いられそうですね。

信用収縮懸念の緩和からアトリウムやケネディクスなどの不動産株も買われましたが、来週24日に発表される公示地価では地価上昇率の鈍化が示されそうなことは警戒されています。

日経ジャスダック平均は1,437円の9円高。
中国で海底トンネルの掘削工事が進められているので、鉱研工業はボーリング機器の販売増加が期待されるためにストップ高となりました。
 
ユージン(7828)はタカラトミーが1株12万1,300円でTOBを実施し、完全子会社化すると発表したためストップ高となりました。
 
プロパスト(3236)は都心中心に土地再開発案件が30件と前期の17件から急拡大していることが評価され、ストップ高となりました。