ＵＳダウは信用不安で続落。世界同時安で東証もメチャ安の続落。

日経平均は15,197円の386円安。東証1部の値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は1,579。　出来高は23億4,390万株。

米国でシティグループやメリルリンチや貯蓄金融機関のワシントン・ミューチャルや保険大手のAIGなどサブプライム関連の損失発表が後を絶たず、金融不安が再燃していることや、金利の先安感からドルが売られ、本日は1ドル＝109円86銭まで一時円高が加速したことや、アジア株も軒並み安となったことで世界的な株安の連鎖も不安視され、日経平均も７日連続安で一時2006年7月27日以来となる15,000円割れを見せました。

中国人民銀行が11月10日に景気沈静化と株式・不動産市場の投機抑制を目的に、今年9回目の預金準備率の引き上げを発表したため、中国株や香港株が売られたことも、アジアの株安を招き、グローバル投資家のリスク回避の姿勢を強めると危惧されました。

年末を解約の基準日としているヘッジファンドが多く、解約申込みの受付は45日前（運用手法に応じて30～90日）というのが標準的で、今週末はそのタイミングとなることも下げを増幅しているようです。

日経ジャスダック平均は1,760円の26円安。ミクシィやDeNA、ACCESSが反発し、東証マザーズ指数はわずかながら値上がりしました。ジャスダック市場でも楽天やインテリジェンスは値上がりしました。内需型企業なので為替の悪影響を受けないことや、米国景気の減速も響かず売上高を拡大させていることが安心要因となっているようです。

いろいろ対策が講じられているので、今週は買い場と予想している投資家もモボチボチと出てます。