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「消えた2ページ」を探して…

2006-12-12 | 
今日は朝から峠まで買出しに…雨がパラついていましたが、山の色は最高に美しかった。
赤い山、黄色い山、橙の山、緑の山、木の種類によって山も色分けされています。全体的に色が混じっている山も綺麗ですね。
ちょうど漆が真っ赤になっていたので、とても映えて見ごたえありました。

伊豆の里山の紅葉は12月も半ば近くになって見頃となっています。



何度となく読み返した児童文学があります。
寺村輝夫さんの作品です。
「おうさまシリーズ」「こまったさん」シリーズ・「おしゃべりなたまごやき」など多くの作品を残されました。
残念ながら今年の5月に亡くなられていたんですねぇ。
それも実家の近くにいらっしゃったようで…どこかでお会いしていたのかもしれません。

「おうさまシリーズ」の異色作として「消えた2ページ」はあります。
なんと初版は1970年!

私はこの本を小学生の時、夕暮れ時の図書館で見つけました。
まるで宝物を見つけたかのごとく、こっそりと家に持ち帰り夜なべして読書に耽ったのを覚えています。

主人公は図書館で本を借ります。
これが「おうさまシリーズ」なんです。
おうさまの冒険が描かれています。
途中まで読むと、なぜか2ページ抜けているのです。
どうしても気になるので、町の本屋に行きました。
そこにあった本のページまでも抜けていたのです!

なぜ?
だれが?

とっても気になりませんか?


中村ヒロシさんの挿絵もちょっと怖くて…出てくるキャラクターもちょっと怖くてついつい引き込まれていきます。

大人が読んでも、もちろん子供が読んでも楽しめると思います。

内容は教訓がたくさん書かれています。
とても考えさせられる本です。

そしてあとがきも素晴らしいです!

自分で考えよう!
「わからない」では駄目なんだよ。
人間なんだから…時間がかかってもいい、自分の意見を持とう!

そんな内容だったと思います。


久しぶりにまた読みたくなってきました。
図書館にあるかなぁ~?


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