昔の人になってみる。

昨夜は結構雨が降ったみたいです。
が、意外と暖かい連休の初日いかがお過ごしですか？

最近伊豆の話題が多いんですけど、ここで東京にお住まいの方へ！
かなりお得な情報をおひとつ。

JRの乗車券と宿泊がセットになったツアーがあります。
安いところで14300円～。
今井浜東急リゾートでも15000円ですよ～。
こちらのHPでチェックしてみてくださいね。

伊豆は山が多いですね。
山に囲まれています。
どこへ行くにも峠を越えなければなりません。
…といってもこれは昔の話。
今は海沿いに国道が通り、伊豆急もあるので旅するにもずいぶんと楽になりました。

河津でいえば踊り子歩道や二本杉歩道など昔の人が使っていた道が今でもハイキングコースになって残っています。
もちろん整備されているので、昔よりも歩きやすく便利になりました。

もう少し身近でこんな道はないものか？
ということで、今回ご紹介するのは河津浜～見高（今井浜海岸）へ抜ける峠道を紹介します。

城山ハイキングコースの入口を入っていくと、最後の民家から先は昔の峠道がつづいています。
いったい何百年あるいていたのだろうか？
と想像するだけでこの石畳に重みを感じます。



さっそく１体の子を抱くお地蔵様があります。
これはどなたか亡くなられて祀られたようでした。

途中分岐点があります。
城山方面へは行かず、片瀬山頂上への道を少し行くと、お地蔵様がならんで祀られています。
昔このあたりには火葬場があったそうです。
こんな山の上まで運んで焼いていたなんてきっと大変な作業だったでしょうね。
ちょっと場所は分からなかったので、今度年配の方にでも聞いてみようと思います。



残念ながら片瀬山山頂へのハイキングコースは崩落のため、今のところ永遠に通行止めとなっているようです。
このまま今井浜へと向かいます。
さすがにこのご時世ですから、こんな面倒な峠道を使う人もいないのでしょう…。
石畳の上には土や枯葉が積もって、荒れています。
それでも歩くことには支障はありませんでした。

わずかな距離でアスファルトの道路に出ます。
そのまま下っていくと東急今井浜リゾートホテルに出ます。
その脇をさらに下ると綺麗に祀られているお地蔵様が…。



このあたりはまったくといっていいほど昔の姿を想像できなくなってしまいましたが、海や数本の松は当時からあったんですもの、なんとなく感じられるものがありますよ。