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天台宗と真言宗

2009-05-31 | その他
予想以上に天気が良くなっちゃって…早朝からの町内一斉清掃で汗だくになってしまった。
すっきりした通りには人ダマリが出来てて普段取れないコミュニケーションの場となっていた。
毛虫もほとんどいなかったのが救い…それにしても暑かったなぁ。




なぜか両親ともに実家は天台宗らしい。

伊豆では天台宗は珍しいと聞いた。
実際に法要などで聞くお経も「南無阿弥陀仏」をまるで歌を歌うように唱える。
指をパチパチっと鳴らして、扇子を机でパシッとたたく。
銅鑼や太鼓、木魚に鐘。
なんでもありだ。

すでに90を越えた住職は声も擦れ、足元もおぼつかない。

立派な寺の内装はどれだけお金がかかっているのだろうか?
天井から下がってる金の花。
持ちきれないほど大きな木魚。
立派な祭壇には仏像が数体。

宗教って不思議な事ばかり。


数日前の新聞に1200年ぶりの和解という文字が目に入る。
真言宗の総本山、高野山金剛峯寺で来月開かれる行事に、天台宗の半田孝淳座主が参拝することになったそうだ。
天台宗トップの公式訪問は、日本に真言宗、天台宗が伝わった平安時代以来初めてだそうで…。
なんでも昔、最澄が空海に経典を貸して欲しいと申し出たところ断られてから付き合いもなくなったとかならないとか。
些細な事で1200年もの間お付き合いがなくなるというのは凄い事だ。

今では誰かが亡くなった時にしか気にしない宗派も、平安時代から続く歴史と今でも引き継いでる人がいることに、なんとなく知らないということがもったいない気がしてしまった。
少し勉強してみようかなぁ~。


「な~む~あ~み~ぃ~、だぁ~ぁぶぅ~つぅ~」

間違いなくお経ではなく歌に聞こえたぞ。
ちょっと「君が代」チックだったな。


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