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鳳凰三山(1)

2011-09-25 | 登山
今朝は肌寒さで起きました…。
早朝散歩をしていると、台風の被害で倒れた桜や砂浜に打ち上げられた多くの倒木たちが痛々しいです。

そして、日に焼けた私の腕は皮が剥け始め…これはまた見苦しさこの上ない感じです。

2週続けての3連休も終わり、明日から気持ちも新たに頑張っていきましょう。


***

先々週、今年初の高峰・南アルプスの「鳳凰三山」に登ってきました。

いつも、どこからでも目に留まる「オベリクス」…いつか目の前で見てみたい!
その願いが叶いました。

鳳凰山は3つの山頂から構成されています。
地蔵岳(2,764)観音岳(2,840)薬師岳(2,780)…中でも地蔵岳のオベリクスは必見です。

今回は青木鉱泉から登る「ドンドコ沢コース」で鳳凰小屋まで行き、翌日縦走~下山(中道コース)という山行になります。

待ち合わせた青木鉱泉に向かう為、前夜0時過ぎに家を出発。
途中、朝霧高原での霧には参りましたが、無事に韮崎に到着。
しかし、青木鉱泉までたどり着ける事ができず待ち合わせの時間に遅れそうになり、連絡をして迷い込んだ場所まで迎えに来てもらいました。(…ほんんとにごめんなさい)

ご迷惑をおかけしながらも、青木鉱泉の駐車場に車をとめ、支度をして歩き始めたのは7時少し前でした。



気持ちの良い青空の下、入山届けを書いてもらい、樹林帯を登っていきます。
すぐに汗が吹き出てきました。
ドンドコ沢コースは頂上までの標高差が1600m以上もある長丁場…しかし、途中で5つの滝を見ることができるんです。




南精進ヶ滝は展望の良い場所が数箇所あり、凄い迫力で数日前の雨の影響で水量も豊富だったようです。
大きな岩を登らなければならず、少し怖かったのですがアドバイスを聞きながら目の前に現れた素晴らしい滝の全貌を見る事ができました。
それにしてもこの兄弟は元気一杯でとても楽しそうです。



かなり厳しい登りが続きますが、下ってくる登山客の疲労度はかなりのものでした。
「こっから登りがきついですよ~」とのアドバイスが次々と……。

汗だくになりながらの登りですが、なんとも気持ちの良いコースです。
鳳凰の滝では、少し崩れたところがあると聞きましたが気をつけながら川の中州まで行ってみると!
おぉ~両側から巨大な滝が物凄い迫力で迫ってきました。



さぁ、あと2つ!と言いたいところでしたが、ここでランチタイム。
しっかり食べてもうひと頑張り!

白糸滝、五色の滝までくると辺り一面ガスで覆われてしまい滝を見ることも出来なくなってしまいました。
ゆっくり登ったとはいえ、1500mにある鳳凰小屋に着いた時には7時間ほど時間が経っていました。

途中で採ってきた数種類のきのこたちを、小屋のおじさんに見てもらうと2種類は食べられるよ!とのこと。
すると、すぐににんにくとバターでソテーしてくれました。
それをつまみにビールで乾杯!



大満足の1日目でした。(つづく)


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