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不定期で更新中♪

おやじ考 (1)

2008-01-02 | その他
今年から始める「団塊世代のコラム」
すでに定年退職した親父にここはひとつコラムのお願いでもしてみようかと……。
ってことで、更新は週1?月1?になるか分かりませんが、ぜひお付き合い頂きたく、よろしくお願いいたします!
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先日、ジャズピアニストのオスカーピーターソンが82歳で亡くなった記事が新聞に載っていた。
日本でもピーターソンを聞く人が多くなり始めたころ、そう、今から40~50年前新宿にジャズ喫茶というのが沢山あった。
この頃は何だか喫茶がはやっていた。
ジャズをはじめ、歌声、シャンソン、クラシックなど音楽に関係したものや、同伴喫茶とか言ってデート用の店も在った。
丁度スナックが乱立するほんの少し前の事だ。
今はジャズ喫茶など耳にもしないがこの時代はジャズ喫茶とは言え色々な洋楽を総称してジャズとしていた。
ロックンロールを聞かせたり、モダンジャズのレコードをまじめに聞かせたり、ロックやジャズのライブを見せてカウンターで酒が飲めたり。
そんなジャズ喫茶が新宿にも20~30軒くらいあったろうか。
さきにスナックが乱立する少し前と書いたが学生運動が盛んな頃で、とは言っても全学連には縁もゆかりも無い連中がたむろする場所だった。
どの店も割と繁盛しているように見えた、何しろ満員で座ることもできないときも有ったのだ。
その店の中、客同士肩を寄せ合うように、うつむき加減におとなしく静かにジャズを聞いていた。
そんな頃ピーターソンやマイルスやコルトレーンを聞かせていたジャズ喫茶が本物のジャズ喫茶だと思い込み、友人といても言葉も交わさず憂鬱そうに頭を振っていた。
ジャズを理解しようとしていたのかも知れないがそんなクソ真面目になって聞かなくてもよかったのではと今になれば不思議だ。
最近でもすきなジャズはよく聞くが好みが変わってきた。
無論モダンジャズは筆頭だがモダンより前のものが楽しく聞けていいような気がする。
リズムが心臓のテンポにマッチするのが非常に心地よい。
ジャズのアドリブのように毎日リズミカルにメロディックその上ドラマチックに生きられたらいいと思う今日この頃です。

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