みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

FREEDOM is LOVE?

2008-02-11 23:08:01 | まんがとかアニメとか
 最近の近況等書きたいことは幾つかあるがまずはこの話から。

 もう始まったのは2006年になるんだが、日清カップヌードルのCMとタイアップした「FREEDOM」というアニメ作品がある。去年もしばらくの期間CMをやってたので「ああ、そういえば」という方は多いと思う。

 CMが何作品かあって、それらが一続きで物語を断片的に綴っていた訳だが、その物語はちゃんとOVAとしてDVDが出ている。今現在6枚出ていて、本当はそれで終わるはずだったが話が長引いたため今年5月に7枚目が出るらしい…

 そのうちの3話を去年の末にCSアニマックスでやってたのを、ここに来てようやっと鑑賞したのである。

 前置きが長くなったが、話としては宇宙冒険マンガといった具合でテンポよく見られたし、結構面白かった。早いトコ続きを、そして5月の(恐らく)ラストを観たいと思ったよ。


 (この先ちょっとネタバレになるが、CMであらすじを知っている人が多いとは思うので書きます)この話、主人公が文字通り「FREEDOM」を求めて閉鎖された月面の人工都市から脱出する、という話だと俺はCMを見てて思ったのであるが。
 実は主人公が危険を冒してまで地球に行こうと思ったきっかけが、地球からロケットで送られてきた写真の女の子に一目惚れして、その子に会いたいというほぼそれだけの理由でロケットに乗ってしまうんであるなあ…

 何というか、何百年経っても人間の本能というのは変わらんのかなというか、我田引水ながらとても人事とは思えないとしか言いようがない(苦笑)。まあ男ってなそういう生き物なんだよ。多分。



 【蛇足】ところで、この作品は「アキラ」などで知られる大友克洋先生のイメージが非常に強い(キャラの顔なんかはまさに大友先生のそれである)のだが、ウィキペディアを参照したところどうやら大友先生は初期のキャラ設定に携わったのみで、後はほとんど関わってないんだとか。

 そうするとOVAのオープニングで例の宇多田ヒカルの「This is love」と共にいかにもマンガ版「アキラ」っぽい感じの色づかいでFREEDOMの「コマ割り」されたカットが流れるというのがあるんだが、アレは元々そういう原作があったという訳でなく作成者のアキラに対するオマージュという事になるんだろうなあ。それはそれで作った人は大したもんだ。