(第13話)雄犬のロビンは11歳半。門に繋いでおくと、孫連れお婆ちゃん、幼児とお母さん、小学生などが頻繁に来て頭をなでるので得意満面である。気配りのできる優しさい犬である事が仇となって、室内では猫にごはんを取られて悔しがったりしている。ある日、犬の散歩コースである土手の上を歩いていら、突然クルリと振り返って土手から遠くに跳び降りた。とっさの事に引きずられた私も思い切りコンクリートに叩きつけられて落ちた。ズボンの膝が破れて左半身に激痛が走った。「お馬鹿さ~ん!」とお尻をたたいてから、足をひきずりながらやっと帰宅。骨折しているかもしれないと思い、着替えもせずにベッドに横になった。そこには先客のサムがもぐりこんでいた。痛くて猫どころではない。サムは暫く私の足先にじゃれついていたが、靴下の中の親指の感触が面白いらしく、突然思い切りギュッと噛んだ。ギャオー!!痛い痛い痛い・・泣きたい!なんと言うことを・・爪の下に紫色の血豆が見える。まったく~!二匹とも日頃の信頼はどうなってるの!骨折には至らずに済んだものの、あれ以来、犬の散歩紐は腰にくくりつけて歩いている。時折「その格好何?」と言われるけれど、格好より安全第一の私だから。
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