ぶらりぶらり

今日が一番

ハイテクばあちゃん…銀の道 Via de la Plata6月1日(日)巡礼39日目

2016年03月31日 | 巡礼銀の道

Castro Dozon~Silleda 28.1k 標高750~490

午前7時、昨夜泊まったペルグリーの達はすでに出発してしまった。

私たちも出発することにした。

昨日調査済みの道を歩き始める、やっと朝になり太陽がのぼり始めていた。

スタートして30分を過ぎるとロードの道ばかり、膝に来る。

2時間位経つと緑のトンネルなど山道に入る。

膝痛に悩んでいたことなど忘れたように歩く喜びが湧いてくる。

よく「本当に膝が悪いの?なんで歩くの?」と言われる。

ロードを歩くとき下から突き上げるような圧力に膝がいつも悲鳴をあげる。

でもこの自然が私を癒してくれて、歩くことをやめられないのだ。

30分自然と同化しながら歩くと街が見えてくる。

住宅には花が植えられている、ここは農村地帯のようだ。

信者ではないが、巡礼者として教会にご挨拶。

日本に各地にお寺があるように、教会がある。

 

 

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道 Via de la Plata5月31日38日目(土) Part4

2016年03月18日 | 巡礼銀の道

Cea~Castro Dozon 20.6k 標高515~750④

Kが来たがった街はどんな街?

15時到着、ここが「Dozon」KはCastroという文字に思いを馳せたようなきがする。

さて今日のアルベルゲは?大きなレストランだったらしい建物。

かつては栄華を極めた雰囲気の建物、大きな台所には大きな冷蔵庫がド〜ンと置かれていた。

しかし、この台所は巡礼者たちの為には用意されているようにはとてもおもえない。

裏の芝部は我々巡礼者には格好の洗濯干場あった。

我々が到着した時、ホスピタリティー?と間違ったおっちゃんが再び現れた。

次の街のホステルへの営業に来ていたらしい。

Twinroomで一人15ユーロ、話の様子ではアルベルゲは次の街にはないらしい。

Sと相談の上思い切って予約をする。

さて明日の宿も決まり、洗濯も終わり明日の出発の為に下見がてら夕食を算段しよう。

まずはKが気に入りそうな教会はあるのか?

広々とした街だが、kが喜びそうな教会は見当たらなかった。

この街に到着した時にあったバス停の前にバルがあった。

そこへ行ってみるが、どうも私たちが食べたいものはない。

夕食はスペイン時間8時だという。

今日は土曜日、スーパーなんて無いんだろうなあ

するとあのエリー夫妻がやって来た。

彼女は情報通、このバルが営業しているスーパーは裏にあるとのこと。

ええ本当?行ってみるとありました、品数は十分とは言え無いが贅沢は言えません。

バーガーブレッドとチョリソを買い、バルで飲み物を注文してバルのバルコニーで夕食。

エリー達も加わり楽しいひと時、彼女にサザンの「いとしのエリー」をご披露。

一行だけの簡単な意味を言ってあげてさわりを歌ってあげる。

エリーは大喜び、夫殿はソッポをむいてしまった

私たちはそのままアルベルゲに戻るが、彼らは8時までいて夕食を食べるそうな。

すごい胃袋デス。

 

 

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道 Via de la Plata5月31日38日目(土) Part3

2016年03月16日 | 巡礼銀の道

Cea~Castro Dozon 20.6k 標高515~750③

Kが泊まることになったOseria 修道院はMonk(修道士)13人で自給自足している修道院。

ここがトリップアドバイザーに名所観光スポットとして紹介されていた。

もちろん巡礼者はガルシアなので6ユーロで宿泊可能だが一般の観光者はとまれないようだ。

ここで気に入れば宿泊を考えていた私だったが教会内を見せていただいたが、ここで宿泊するのはやめ先に行くことにした。

出発以来体調がよく無いにも関わらず、頑張っているK。

強靭な体力に驚くばかり、まだ日程は十分あるので、ここからSantiago までゆっくり歩いて欲しいとおもった。

ここから6.6kA Gouxaまで一つ半の山越え、登り坂は厳しかった。

昨日購入したパンと果物の昼食を食べ、なんとか頑張られた。

修道院出発後2時間半、13時40分だった。

 

 

 

そこからさらに登り坂を歩くこと4k、1時間半後15時にCastro Dozonに到着。

ここはKが「名前が素敵!行くのが楽しみ」と言っていた所だった。

Kも後数日後には到着するだろう……と私たちは思っていた

 

 


ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月31日38日目(土)Part2

2016年03月12日 | 巡礼銀の道

Cea~Castro Dozon 20.6k 標高515~750②

出発後2時間10k位歩いただろうか?

Sが3人でずっと歩いているのに気がつく。

Kはもう一つのコースを歩くと言っていたのにどうしたんだろうと心配を始めた。

3人の中でも山登りの達人Kは方向音痴の私と違い道を間違えるはずがない。

その時、Kは淡々と一緒に歩いていた。

Sの言葉に今度は私は自分が間違った道を歩いているのか不安になり始めた。

とても面倒見のあるSが騒ぎ始める、私の迷いはますます深みに始まった感じだった。

やっと住人の方に出会い、道を確認すると間違いは無いとのことだった。

それでもSはKが違う道を歩くと言っていたとこだわっていた。

彼女はとても面倒見のある人なので心配で仕方なかったようだ。

でも間違いでは無いのでこの道を歩くしか無いのだ。

とりあえず3人で先へ進むことにした。

30分後、昨日私が止まるかもしれないと言っていた修道院に到着。

10時を少し過ぎていた。

ここで泊まるには少し時間も早く、修道院の雰囲気が泊まる気持ちにならなかった。

 

 

Kは少し遅く修道院に到着、私とSは先へ進もうと思うと告げる。

しかし、Kはここに泊まることにしたようだった。

その時明らかに機嫌が悪かった。

後日サンチャゴでのKが言うには、あの時サンチャゴまでもう少しなので気を取り直して3人でゴールしようと思っていたそうだ。

そこでのあの騒ぎに不愉快になったと言っていた。

お互い気を使っているのだが歯車があっていなかったのだろう。

バルでお茶をして、私とSは先へ進んだ。

 

 




ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月31日38日目(土)

2016年02月19日 | 巡礼銀の道

Cea~Castro Dozon 20.6k 標高515~750

前日もコースが二つあったが、アルベルゲで本日のコースも二つあるとの話が耳に入る。

しかし、結果は一つだけだった。

前日にもめた時、私は二人に途中にある修道院に泊まりたいことを告げた。

初めから私がこだわっていた、二人に私が希望するところに無理をして一緒に泊まることはないと言っていた。

それで「私は泊まりたい」という言葉を盛んに使った。

Kは「またそんなことを言う」と恨めしげな返答だった。

しかし、昨夜よくよく考えてみると、そこは約10kの地点だった。

寝ながら「あんな事を言ったけど、現地で決めるといえば良かった」と反省。

一夜が明け二人に話した。

「昨日は修道院に泊まると言ったけど10k地点で早く到着しそうなので現地に言って決める事にしました」

そしてKは(その時私達はコースがまた2コースあると思っていた)別のコースを歩くと言っていたそうだ。

(苦笑)実は私はよく聞いていなかったようであまり気にしていなかったので当日は忘れていた(人´∩`)スイマセン

何はともあれ、7時半に出発。

ここがアルベルゲの近くにあるCEAのマヨール広場的場所、ここの水をいただいて本当に出発。

前日何度も来たのだがご紹介が遅れました。

天気も良く、私達は順調に歩き続けた。

歩き始めて1時間半、ceaの地域を出るようだ。

 この後、昨日の続きのような揉め事が起こるとは想像もしていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 


ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月30日37日目(金)Part3

2016年02月14日 | 巡礼銀の道

Ourense ~Cea 22.1k 標高180~515 ③

この街の名物を紹介するのを忘れていた。

台所に行くとカップルが食事をしていた。

いかにもヨーロッパの固いパンだった。

自宅でパン作りをするSの目は輝く。

彼女は美味しいものが大好き

聞くと歴史的に引き継がれているパンらしい。

早速パン屋さんを探す、道すがら数人の地元の方に尋ねると全員が知っている。

やっぱり有名なパンだった。

体調の悪いKも珍しく一緒に探す。

店に入ると次々と地元の方々が購入。

今夜、明日の朝食と昼食のために結構大きかったが購入。

決してすごく美味しいとは言えないが、ここでしか食べられないのでお買い上げ〜

 


ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月30日37日目(金)Part2

2016年02月13日 | 巡礼銀の道

Ourense ~Cea 22.1k 標高180~515 ②

Ourenseの町を出て30分、町が遠くに見えます。

11時、矢印に沿って約2時間歩きました。

歩き始めて12.6k地点のTamallancosまであと600mのところです。

いっとき森らしきところを抜けるとすぐに町でした。

この町を歩くと間違いなくCaminoを歩いていると確信できます。

「迷っていない!」という安堵感があります。

嬉しいなあ

町が終わる頃再び森に入るようです。

この辺で昼食することになります。

座りやすいところを見つけ用意していた昼食をいただきました。

 

 

3人仲良く順調にここまできました。

3人とも気が緩んだのでしょう。

明日のことに触れて話しているうちに、三人三様の明日の話しをしてしまったようです。

お互いの話をよく理解しないうちに、自分の話ばかりが先行していたように思い出されます。

3人の中で気まずい空気が流れます。

それでも食事を終え、先へ進みます。

午後1時、そこは大人???気をとりなおして進みました。

古くから栄えた町だったのでしょう。

至る所で歴史を感じます。

30分歩くと"Viduedo"が終わる看板を通り過ぎます。

スペインではよく山火事があると聞く、まさに途中の山道で山火事の後を見る。

最後の上り坂を歩き、アルベルゲに16時前後に到着。

ガルシアらしい整ったアルベルゲだったが、疲れていたのか写真がない。

洗濯物の乾きが悪く、夜9時乾かない洗濯物がカーテン代わりになる。

 





ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月30日37日目(金)

2016年02月10日 | 巡礼銀の道

Ourense ~Cea 22.1k 標高180~515

私たちのホステルはRio Manoの手前にあった。

ホステルを7時にでて、朝食が食べられるバルやレストランが並んでいる道を進む。

昨日目星をつけていたバルで朝食。

スペインは経済が大変というがバルにはいつも人でいっぱい。

我々巡礼者だけでなく地元の人も朝食やコーヒーを楽しんでいる。

節約家の私には毎朝食やいっぱいのコーヒーを飲むためにバルにたむろする人々が理解できない。

8時前には朝食を済ませ出発。

クリスチャンではないが、朝一番に教会があればご挨拶は欠かせない。

 

商店街を通り過ぎて、昨日渡ったMano川を渡る。

この眺めともお別れです。

この橋の写真を高校生の孫にラインで送りました。

まだ8時前、町の清掃をやっている方です。

8時を過ぎ、Santiagoへの道間違いありません。

歩き始めて1時間を過ぎ、遠目にOurenceの町が見えます。

今日のコースは2手に分かれます。

私たちは2k長い道路に沿った道を選んだ。


ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月29日36日目(木)Part2

2016年01月30日 | 巡礼銀の道

Ourense滞在②

日本式の温泉に到着、ワクワクします。

中に入ると日本語があります。

入場料を払って、いざ温泉に!

着替えてああ温泉です。

ところがしばらくして係員が来て、それは水着ではないので出てくださいとのこと。

『ええええ~~、まだよくあったまってもいないのにでるの?」

K曰く、「あそこにいた人が告げ口に行ったのを見ていた」とのこと。

昨日の様に日本が大好きというおっちゃんもいないなんとなく不承知な気分。

入場料5ユーロを返してもらって、つかの間の温泉だった。

やっぱりちゃんとして水着を用意するべきでした、反省。

やってきたミニトレインに乗り街に戻る。

3人は郵便局に行くことにする。

ミニトレインで街を観光して、なんとなく過ごし体を休める滞在だった。

明日の朝食の場所を確認して、ホステルに戻り就寝

 

 


ハイテクばあちゃん・・銀の道Via de la Plata5月29日36日目(木)

2016年01月27日 | 巡礼銀の道

Ourense滞在

昨日疲れたKをアルベルゲに残し、二人で見つけたホステルはOurenseの出口。

朝食後、荷物だけでもとホステルに行くと空室だったようですぐに部屋に入れた。

ベッドが3つ、久々に静かでのんびりとできる。

アルベルゲは大好きだが、時々はこのようにプライベートな一晩も嬉しい。

今に思えば私も疲れていたのか、昨夜のアルベルゲやこのホステルの写真が一枚もない。

ipatminiで引き出したOrenseの写真をご披露しよう。

このタブレットはいく先々で「今あなたのいる所はこんな所」とばかりに素敵な名所が出てくる。。

ちょっと安い絵葉書のような写真も出ていた。

昨日公共の温泉で、水着らしきものを認めてもらえなかったので中国人経営のショップに出かけた。

エリーがそこで水着を買ったのいうので行ってみる、ここでえらく時間を費やしてしまった。

100円ショップのつもりだったが、思ったより水着が高かった。

スーポーツウエアみたいなものを選び、これからも使えるものと思われるものを選ぶ。

今から考えるとその時ケチったことが裏目に出てしまった。

ホステルを出ると、かわいいミニトレインが走っている。

おめあての日本式温泉があるという所へそのミニトレインが行くらしい。

観光がてら乗ることにする。

スタートは街のマヨール的な所で、出発までには少し時間があった。

ミニトレインがスタートの見える場所で軽い昼食をとる。

いざ出発、遠足の子供たちと一緒になり賑やかな旅となる。

街を通る人々がこちらを見てニコニコしながら手を振ってくれる。

こちらもニコニコと手を振るが?どうも反応が悪い。

いやあ笑顔と手を振った相手は子供たちだった。

そうですよね、日焼けした東洋のおばあさんなんかに手を振ってくれるはずがない

それでもホタテをぶら下げてリュックを背負って歩いていると励ましの声をかけてくれるんだよ。