大阪行き・ブルトレ「銀河」の最後の出発を見送ろうと、東京駅10番ホームには、2000人を超えるファンが詰めかけたとNHKから放映された。「銀河」は、高度成長期に、東京ー大阪間を行き来する寝台夜行列車としてビジネスマンらに親しまれてきたが、最近は新幹線や格安の高速バスなどに押され乗車率が4割程度にまで落ち込んでいたようだ。「富士」や「はやぶさ」など残るブルトレも廃止が検討されているそうだ。

(写真はJR西日本のサイトからお借りしました)
大阪行きは何番ホーム? そう、10番ホームなんだね。
でも、大阪行きは何番ホーム?というフレーズは聞かなくなってしまった。新大阪行きは何番ホーム?になってしまったから。大阪という駅は、新大阪から乗り換えていく駅になってしまった。
「大阪行き」と聞けば、拓郎の「大阪行きは何番ホーム」に思いが直結してしまう。拓郎はジローと同い年だから、拓郎の詩は全部共感してしまう。
19の時だったと思うけど 家を出ることに夢を託して
一人きりで暮らしてみようと 希望に満ちていた時があった
たとえ都会の片隅であろうとも 何かが起こりそうな気がして
後ろ髪をひかれる想いを 明日のために振りきってしまった
恋に破れるむなしさで 酒に溺れてしまった事もある
人を信じるはかなさが 心の形を少し変えてしまった
愛をむさぼる気持ちのままに 一人の女との生活が始まり
幸福という仮の住まいに 子供の泣き声まで加わっていた
外の景色が変わっていく中で 人とのかかわりが煩わしくなり
一人の男であったはずだと 真実を隠したまま旅に出た
(中略)
家を捨てたんじゃなかったのか
家を捨てたんじゃなかったのか
今 東京駅に立ち尽くす僕は 長すぎる人生の繰り返しと同じ
大阪行きの電車は何番ホーム
繰り返し 繰り返し 旅に出ている
詩の前半部分はジローの19の頃と全く同じ。ジローに限らず、団塊の世代のその頃って誰でもが多かれ少なかれ旅に出ていたのではないか。
詩の後半では、男は流されるままにたどり着き、新しい女と生活を始めるのだが、幸いジローは最初の人(つまり今のカミサン)との生活をずっと続けている。だが、長すぎる人生の終わりが見えてくると、男はまた性懲りもなく旅に出たくなる。出たくはなるが夢のまた夢。せいぜい拓郎を聞きながらシングルモルトを口に含み夢でも追うか。
その点、相変わらず旅を繰り返しているたけちゃんが羨ましい。旅人といえば、いつぞや、たけちゃんとの酒の席で一緒になった「セイネン」も旅人だったなぁ。今頃、また旅を繰り返しているのだろうか。

(写真はJR西日本のサイトからお借りしました)
大阪行きは何番ホーム? そう、10番ホームなんだね。
でも、大阪行きは何番ホーム?というフレーズは聞かなくなってしまった。新大阪行きは何番ホーム?になってしまったから。大阪という駅は、新大阪から乗り換えていく駅になってしまった。
「大阪行き」と聞けば、拓郎の「大阪行きは何番ホーム」に思いが直結してしまう。拓郎はジローと同い年だから、拓郎の詩は全部共感してしまう。
19の時だったと思うけど 家を出ることに夢を託して
一人きりで暮らしてみようと 希望に満ちていた時があった
たとえ都会の片隅であろうとも 何かが起こりそうな気がして
後ろ髪をひかれる想いを 明日のために振りきってしまった
恋に破れるむなしさで 酒に溺れてしまった事もある
人を信じるはかなさが 心の形を少し変えてしまった
愛をむさぼる気持ちのままに 一人の女との生活が始まり
幸福という仮の住まいに 子供の泣き声まで加わっていた
外の景色が変わっていく中で 人とのかかわりが煩わしくなり
一人の男であったはずだと 真実を隠したまま旅に出た
(中略)
家を捨てたんじゃなかったのか
家を捨てたんじゃなかったのか
今 東京駅に立ち尽くす僕は 長すぎる人生の繰り返しと同じ
大阪行きの電車は何番ホーム
繰り返し 繰り返し 旅に出ている
詩の前半部分はジローの19の頃と全く同じ。ジローに限らず、団塊の世代のその頃って誰でもが多かれ少なかれ旅に出ていたのではないか。
詩の後半では、男は流されるままにたどり着き、新しい女と生活を始めるのだが、幸いジローは最初の人(つまり今のカミサン)との生活をずっと続けている。だが、長すぎる人生の終わりが見えてくると、男はまた性懲りもなく旅に出たくなる。出たくはなるが夢のまた夢。せいぜい拓郎を聞きながらシングルモルトを口に含み夢でも追うか。
その点、相変わらず旅を繰り返しているたけちゃんが羨ましい。旅人といえば、いつぞや、たけちゃんとの酒の席で一緒になった「セイネン」も旅人だったなぁ。今頃、また旅を繰り返しているのだろうか。
いつかはこれに乗って、夜行の旅に出てみよう。
子供の頃に乗った、青森行きの蒸気機関車を想い出して・・・
上野発の夜行列車♪は、大宮から蒸気機関車で、目が覚めると三陸海岸。海岸を眺めながら食堂車(笑)でベーコンエッグとトーストの朝食をとって。向かう先は十和田の母の実家。本当に新鮮な思い出です。
いつかは、と自分の心の中で誓っていたのに、その姿がなくなるのは本当に悲しいです。飛行機では、あの夜明けの車窓の情緒は無いんですよ。
これでお嫁さんも安心というメールを送ってくれました!
出張で大阪駅にいた時、突然不幸連絡、前をみれば「札幌行」の列車?「トワイライト」が鎮座しているではありませんか、思わず飛び乗り北帰行でした
お袋と青森で待ち合わせ、「列車遅れるので先に行ってください」の構内放送を聞き不安ながら出発もありました
小さい子供二人と奥方を実家に返すのに何べんも入れた「富士」個室寝台の予約電話、乗車2日前でやっととれて一安心で仕事していました
今回「銀河」と一緒に熊本発京都行きの「那覇」もなく成りました、列車遅れて申し訳ありませんこれで帰ってくださいと車掌さんに戴いた遅延証明、新幹線のキップを発行してくれました
(乗車券は大阪までなのに横浜まで帰ってきました!)
青森行の蒸気機関車に乗って三陸から十和田へ…絶対忘れられない子供の頃の記憶ですよね。三陸海岸の朝焼けは美しかったでしょうね。十和田は美しいところですね。十和田湖も奥入瀬も秋はもちろん、春の芽ぶきの季節も。思い出って美しい。
ジローも小学生のころ、夏は毎年リュック背負って山梨は日下部(今は山梨市駅)の笛吹川沿いにある母の実家に遊びに行きました。もちろん蒸気機関車で。笛吹川で小魚を追いかけまわしていた頃を思い出します。
セイネンは就職したんですか。生活安定でカミサンも親もほっと一安心ですね。でも、結婚三年目あたりからウズウズしてくるんじゃないでしょうかね。で、また性懲りもなくバイクなんかで旅に出たりして…。
トワイライトで北海道に行ってみたいなぁ。豪華リゾート寝台車はお値段もお高いですよね。一人旅はあまり似合わないかな。哀愁がこもった一人旅(ほとんど演歌の世界)はブルトレが似合います。車窓ごしに雪の舞い散る日本海を見ながら、ポケットウィスキーボトルを取り出し、缶詰の焼き鳥を肴にチビチビ飲っているタケチャン…絵になるなぁ。
これに乗れば信州だなぁ、と思いながら満員電車に乗り込む毎日でした。
あずさ2号ですか…狩人ですね。彼女と終止符をうち信州に旅立つ男の心境、tsukaさんも通勤途上で信州への旅を夢見たわけですね。
今は通勤途上で東京駅の「スーパービュー踊り子」を見て伊豆の暮らしを夢見てくださいね。
エイヤッと思いきると夢は現実のものになります。
学生時代の夜汽車の記憶、懐かしい思い出ですね。ジローは学生時代の記憶はあまり鮮明ではなくて、小学生とか幼稚園とかのずっと昔の事が鮮明な記憶なんです。ずっと昔の記憶っていつも美しいでしょ。なんとなく甘くってもの哀しい思い出。
昔の旅は情緒があったけど…ずっと昔の若い頃は不便な思いはしても情緒などは感じる由もありませんでした。
5日のお誘い、感謝です。行くつもりで、ジローさん近くの施設に、部屋の空き具合を確認してもいたのですが、自治会の新年1回目の執行部会を開くとの案内が来ました。
今回はパスさせていただきます。別機会にぜひ、卓郎と陽水さんの歌を歌いたいです。銀河、そして当時には思い出多いです。
陽水は歌声は抜群だけど詩が難解で…。
機会があったら歌いましょう。