Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

9月の団扇(うちわ)

2015-09-05 | カフェ
「夏炉冬扇」というのは、夏の囲炉裏や冬の扇は時期外れで役に立たないという意味の故事成語です。
同様に「六日の菖蒲、十日の菊」は五月五日の端午の節句に必要な菖蒲や九月九日の重陽の節句に必要な菊の花は一日遅れの五月六日や九月十日では、時機に遅れて役に立たないというたとえで使われるそうです。(伝聞の形で書いているのは、私は実際に使ったことはないので・・・)

今日はタイトルに書いた、文字通りの「九月の団扇」の日でした。九月の団扇という言葉は、私が今日、今、造った言葉だから辞書には出ていないのですが、「時期外れのようだが、まだ役にたつ。時期外れのようだが、必要だ。」の意味です。

8月下旬ごろから涼しい日やら雨が続き、もう、夏っていう感じでもないなぁと思っていました。陽射しがあったから、夏の日除けの帽子を昨日も今日もお買い求めになるお客様がいらっしゃいました。
そして、今日はピクニカルコースを歩いて来られたからか、冷房が効いた店内でも最初のうちは、とにかく暑くて暑くて・・・というお客様が数組いらっしゃり、お貸しした団扇がとっても役にたった日だったのです。今まで、団扇がこんなに役に立った日はありません。
だから、もう時期外れかなと思っていたけど、まだ必要だという時に使う言葉として、9月の団扇という言葉を造ってみましたよ。他にもたくさんありそうですね。
言葉っていつか誰かが造っているわけだから、10年後20年後の辞書に、「九月の団扇」ってでちゃったりして!?ナイ、ナイ。それは、ない。