ぼ~ざん工房
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 自閉症の方への行動支援を進める上での基本となる考え方があります。今回はこのうちのいくつかの外観を整理します。

 この記事は2006年4月にBLOGにアップした記事です。すでに3年以上たっていますほとんどの考えは変わっていません。驚きで、揺るがない視点であることを確認できた。


1.氷山モデル
*目にしている問題行動ではなく、水面下の要因を探る。

※BOUZAN NOTE 内の「氷山モデル」検索結果はこちら

※goo「氷山モデル」検索結果


2.基本は構造化
*周囲の理解を助ける支援、刺激を統制する。そのことによって混乱が軽減し、周囲で起こっていることがわかるから適切な対応につながります。(しかし、構造化だけでは問題は解決しないとも考えています。)

※関連記事:受容コミュニケーション/構造化

※生活の広がりと構造化された支援 その1 その2  その3

※関連記事:余暇こそ構造化


※柔軟な活動を支えるもの・・・


3.個々にあわせた情報提供
*受容コミュニケーション。周囲で期待されていることが分からない。相手のメッセージが理解できないことはフラストレーションが高まります。個々の情報処理の特性にあわあせた情報処理が大切。

※受容コミュニケーションについてはこちら

※関連記事:受容コミュニケーションの話


4.コミュニケーションスキルの指導
*表出コミュニケーション。自分の気持ちを伝えられないのは、どんな方でも大きなストレスになります。自分の気持ちを伝える手段をあることは重要なことです。 

※goo「表出コミュニケーション」検索結果


5.NOではなくYESを伝える
*これはやってだめ」ではなく「これやってみよう(こうします)」を伝える。また、行動をちょっと形を変え、やっても問題のない形にすることもあります。(例:本破り→色紙やぶり→貼り絵)

※関連記事:一度に2つ以上を伝えること・・・注意

                        etc

上記の基本的な考え方は、どれか1つの視点で支援を進めるわけではありません。

また、上記の考え方以外に様々な必要な視点があります。サポーターは様々な角度から課題となっている行動を総合的に考え・支援していくことが大切だと思います。
(2006-04-21 17:52:00初回書込みの修正書込み)
計画中の冊子には、上記の基本的な考え方+αを説明します。BLOGでは一部をトピックスとして少し紹介します。



★ 行動支援のポイントの他の記事は>>CONTENTS



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