ぼ~ざん工房
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昨日もあったのですが、最近よくお誉めの言葉をもらいます。

私でも職場でもなく、うちのスタッフや頑張って就労を目指している利用者の。

しかも地域ネットワークの中で!地域の方に!

様々な事業所やハローワークなどの行政機関の方にです。

「○○さんがいてくれて良かった」

こんなこんな光栄など言葉はない。

管理職になって6年以上、ダメセンター長なりに少しは自分の仕事ができてるのかなと嬉しく思います。

もちろんダメセンター長のたわごとに付き合ってきてくれたスタッフの努力があってのこそだと思います。また、私たちとコラボレーションしてくれる協力機関、地域ネットワークの方々のおかげです。

もしかするとダメセンター長だったから良かったのかもしれません。

昨日、特例子会社の社長様よりマナーの話で「その人個人を見られているんじゃなく、会社、機関がみられている」と言われいました。

最近の地域ネットワークの方々からのスタッフや利用者に対する誉め言葉で、我がセンターの方向性は良い感じになってきたのかなと思ってます。

スタッフには細いことを言うのでウザがられる毎日ですが。

うちのスタッフを信じ、頑張っていきたいです。
黒子の仕事の楽しさも少しわかってきたので…

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本日はジョブコーチネットワーク職場適応援助者養成研修1期生(同期)の学級委員長でもある(私たちの間で・・・)、ある企業の特例子会社の社長であられるY様が来佐され、我が職場を見学されました。

夕方1時間という短い時間でしたが、御講義をいただきました。

もう刺激的なお話でした。

企業の中で、ジョブコーチの基本的な仕事である、
ジョブマッチング、環境整備、様々な職域開発、
そしてネットワークづくりと参考になる実践をされていて、

就労移行支援事業所である私たちは、
もっと頑張らないと反省をさせられました。

社会的な貢献としても、障害者雇用にとどまらず、
特例子会社のもっている情報やネットワークを活かした、
広がり社会的なネットワークづくりが具体的に進められていました。

日頃から感じていることですが、
社会的な役割とか、ネットワーク作りとか、
それは絵に描いた餅ではなく、
やっぱりより具体的なものに進めていくことが重要なんだと感じました。

Y社長、本当にありがとうございました。

今回は、当センターのみの研修でしたが、
やっぱり佐賀で、就労イメージのための研修会をやらないと!
と感じました。



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自閉症支援での個別支援計画を進める上で、
支援者が身に着けておかなければいけないことがあります。

アセスメントをする力、計画を立てる力、新しいことを教える力等など。

昨日と本日とコンサルテーションをしています。
昨日は、ある特別支援学校。今日は、福祉施設で。
どちらでも同じ質問をうけた。

「どのようにしたらアセスメントしたり、教えたりができるのか?」

限られた時間では答えられない質問でした。

いくつかの考え方を話した後。

「我が成人支援センターでは、アセスメント力、プランニング力、教える技術に関して、座学と実技演習をかななりの時間(4月~5月までで十数時間、1年をかけるともっと)をかけて研修しています。さらに常に数人のスーパーバイズができるスタッフでOJT現場でのトレーニングを実施します。ポイントを聴いたからといっても無理なんです。常に計画的に職員研修を進める必要があります。」と伝えた。

多くの支援者が、アセスメントをしたり、計画を立てたり、実施したり、
教えたりする技術をできるだけ楽に聞き出したいと思われる。

はっきりと言います。

甘いです。そんな楽に、手軽にわかる方法なんてありません。

常にその部分を意識して職員トレーニング、自己トレーニングをする必要があるんです。

多くの施設や学校で、職員研修があるとおもいます。
しかし、多くの場合、座学の形態か、事例検討などの形態です。

もっと、実際の場面を想定した、ロールプレイやOJTでの研修を計画的に実施していくシステムが必要あるし、そこに時間とお金を使う必要あります。

自立支援法の中で、様々な事業に対して報酬単価が決められています。
その報酬単価はなんに対しての単価でしょうか?
直接的な支援に対してでしょうか?

きっとそれは違います。

・個別化したアセスメント
・それに伴う個別支援計画を立てる作業
・実際の支援
・モニタリングと再設定
(様々な各必要費)
そして、なによりもそれらを支える専門性と
それを維持するための職員研修。

それに対しての単価ではないでしょうか?意識されていますか?

研修をすれば良いではなく、
すくなくとも、福祉の支援者と特別支援教育の教育者は、
アセスメント力、プランニング力、教える技術 の専門性を
高める努力をする必要があるのではないでしょうか?

追記::::
昨年度、行動援護で私や仲間が進めてきたことも、ここにあります。
これまでの情熱や愛情さえば良いではなく、
どの地域の行動援護を従事する人は、自閉症に関する理解とそのアセスメント、様々な場面での本人の行動をどのようにアセスメントするのか。その上で支援計画を立てる。これは当たり前のことです。


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今年一発目の個別支援計画作成のための支援ミーティングがありました。

スタッフの準備がよくて、スムーズに終わりました。
とても意味のあるミーティングができました。

今日は、就労移行支援事業の利用者のミーティングで、
保護者と私たち支援者以外にハローワークの担当の方も参加していただきました。

それぞれの役割を確認できたこと。

昨年から今年の比較。

そして将来に向けて、どんな実習をどのような視点で組んでいくのか。

保護者のニーズもたくさん出てきて本当に良かった。

ファシリテーターをした主任も、ホワイトボードの中で、
構造を上手に使っていたので、
ワシがわかりたすかった。

スタッフの成長も、なにより利用者の成長を感じた良いミーティングでした。

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就労支援、特に発達障害者の就労支援をしていて、

最近一番のハードルは本人と保護者の障害受容です。

あわせて、今、就労事情となかなかマッチしていない部分として、
本人の偏ったイメージの就職観があります。

その多くが字義通り解釈してしまう特性を考慮せず、親や周辺の支援者が偏ったイメージを過度に伝えすぎたことが要因ではないかと私は考えています。

将来は、こんなところに就職して欲しいという親さんの気持ちは今自分自身も子どもが生まれて痛いほどわかります。

しかし、障害者就労の重要なポイントのジョブマッチンの観点からすると、それはかけ離れています。

・椅子で長時間仕事を続けるのが難しい方に、もしくは情報整理や整理統合が難しい方に、保護者の思いだけで「ホワイトカラーでなければならいない」というイメージをつけたことから、なかなか本人にあった就職先へのアプローチに時間がかかる例。

・特別支援学校の高等部の現場実習、職場見学でも同じで、偏った職場、だいたいいつも同じのマンネリ化した内容から「自分もそうなるんだ」というインプットをする例。

どの例もジョブマッチングしてればOKですが、多くの場合そうではない。

偏った情報と、偏った押し付けイメージによる就職の自己決定(要望)が本当に適切な自己決定といえるでしょうか。

今、我が就労支援チーム内で、私と職場のスタッフと協働で実践していることは、本人たちにいくつかの経験と情報提示によって、利用者と一緒に自分の特性を踏まえた上で、様々な仕事のメリット、デメリットを整理し、自己決定、自己選択の支援をしています。(具体的な部分に関しては、いずれ整理して形に発表する機会があると思います。)まだ少ない事例ですが、かなり良い効果をうみ、私の地域でのモデルになっていければと思っています。

これは、高機能の方だけでなく、知的障害をともなう自閉症の方にも念頭においておく視点で、偏った経験ではなく、幅広い事例を通しての本人理解とか、本人の選択を支援いていく必要があります。

最後に繰り返しています。
保護者や支援者の思いを偏って伝えすぎるがあまり、イメージをつくりすぎ、先の世界を経験できなくなっていることを是非覚えておいてください。

偏ったイメージではなく、将来を見越した柔軟なイメージのための情報提供、そして事例(幅広い経験)を通した理解を導くことが大切です。


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● アドバイザー連絡会

今日は、県の自立支援協議会 アドバイザー連絡会でした。
すごく内容の濃いディスカッションができました。

*自立支援協議会の中で、アドバイザーはどんな役割を担うのか。
*また各地区の相談事業所の相談員の役割は。
*各地区の自立支援協議会の役割は。

私としては、発達障害の支援、専門家としてどのように働いたら良いのか。

これまでいまいち整理できなかった部分がかなり整理できました。


私の方からも、アドバイザーはあくまでアドバイザーに徹する必要がある。
主役になって、本格的に相談のお手伝いやったら、
地域の相談者の質は向上しない。
いずれ地域の相談員が自立することを目的にしないといけない。

あっちの町に住めば、良い支援がうけれて、
こっちの町に住んだら、相談にものってくれない、
なんてことは、本来あってはいけない。
やはり全域で一貫した質の高い体制をめざすことが必要。

(ま、それらは、これまでの言われてたようですが)

●自立支援協議会のねらいを再確認

とにかくイメージができました。

・事例を通して、各地区の相談を含めた様々なサービスを改善していくこと。

・自立支援協議会のそれぞれの役割について。

・工夫をするポイント

もう盛り上がって、とってもワクワクして、

「わかった!なぁ~んだ!そうだったんだ!」
って大声だしてしまいました。

●嬉しい一言

アドバイザー連絡会が終わって、
あるアドバイザーの方と名刺交換をさせていただいたのですが、
その時に、その方が一言

「君は、楽しそうに仕事をするね」

とても、とても、私にとっては嬉しい

最上級の褒め言葉でした。

なんか頑張れる!なんかワクワクです!


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うちの佑も初節句を迎えました。
http://d.hatena.ne.jp/bouzan70/20080506/1210029542

 

年齢だけでなく、様々な変化が見えてきました。
今2ヶ月で、物などを手探りで触ったり、握りしめたり。
まだぎこちないその行動も嬉しく思います。

1つ1つの反応の変化も変わっているように思います。

専門家として、父としても、夫としても、
佑は私の先生です。

母は強しで、やっぱりすごいです。
そして人の成長にもすごい。

私も、子どもができて、よりいっそう、
専門職として成長しないといけません。


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他の仕事が時間をとって、とっても遅くなったのですが。

一昨日、徹夜をして、成人支援センターの
2008年度個別支援計画の方向性をしめす。

2008年度 個別支援計画マニュアルが完成しました。
昨日うちに、スタッフに送りました。(見づらい。情報が多い。)

今年の個別支援計画プロジェクトのポイント

   ○本人のニーズを反映させること(QOLの広がり)
   ○親のニーズを反映させること(QOLの広がり)
   ○将来のニーズをイメージすること(トップダウン思考)
   ○自立している部分と芽生え反応をつかむ
   ○具体的で機能的な内容であること
   ○優先順位を立てること

です。

とくに今年は、具体的で機能的な目標設定をスタッフが立てれるように、
かなり細かい指示のあるマニュアルになりました。

また、モニタリングの方法も具体化し。
うまくいっている支援と、再構造化していく支援を明確に
見ていく仕組みが整理できました。

あとは、うちのスタッフにゆだねました。

頑張れ!ゴールデンウィークは、

見るな!書くな!考えるな!

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