ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



成人支援の個別支援ミーティング、相談支援のセッションプランと支援の方向性を考える会議が続いている。

しばらくは、このブログで色々整理したいと思っているが。

これまで、3回のミーティングをとおして、私や我がセンターのスタッフは色々な学び、研修ができた。

○ たくさんの課題の中から、全体像をつかみ、優先順位をつけ、ステップのあるプランニングを作り出すことの重要性

○ 自分たちだけが仕事をするのではなく、関係機関にも、仕事をしてもらうための作戦会議が必要なこと

○ 1つひとつの支援や課題には目的があり。目的が明確でないと、支援者自身が自信をもって進めることができない


その他、スタッフの研修効果としては、

・自分やチームの支援とその根拠を説明できる

・ミーティングの整理統合(優先順位と絞り込み)

・特性と支援の整理

・ファシリテーターとしてのスキル

・情報収集力、企画力、コミュニケーション力、交渉力、プレゼン力など


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なんか楽しくワクワクすることが続いて、テンションが上がってます。

そのせいで、周囲が疲れてるかも(反省)

何人かのリーダースタッフのぶれない視点。

個別化した。しかも生活全般と将来を意識したセッションプランのミーティング。

明日の個別支援ミーティングに備えたディスカッション。

新人スタッフの理解と、質問内容の良さ。

なんか楽しい。

明日は、外食支援と夕方支援ミーティングです。
モチベーションがあがり、テンションが高くなり明日までもつか心配です。

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楽しい、本当に楽しい実践が続いています。

もちろん、いろいろ困難な部分もあるけど、
とにかく、楽しい!ワクワクの我がセンターの実践の日々。

今日は、就労移行支援の2名の方の個別支援ミーティング。
しつこいのですが、楽しい。本当に楽しい。
あんまり、楽しくて、昨日自分の年間計画したばかりの大きな声を押さえる。
を一日で破って、スタッフから注意をうけてしまった。(反省)

でも、本当に楽しかった。

今日参加したスタッフも気づいてくれてると思うけど、
2つのミーティングとも、何回も笑いが多くでて、みんなが笑顔になる部分が多かった。
親御さんも(今回はどちらもお父さんが来てくれた。ありがたいことです。)、
スタッフも、関係機関のかたも。

もちろん、内容はたくさんの課題があるわけなのだが。

でも、ただ楽しいだけでもなかった。

良いミーティングだった。いくつかのポイントがあるし。
1回のLOGでは、言いきれないので、何回かのログで説明していく。


●スタッフが成長するミーティング

今日は、両方等も、特性を踏まえて、強み、困難さ、
そして、それをもとに、今後の実習等を計画するという流れは一致していた。

しかし、就労移行1年目の利用者の方、2年目の利用者の方、本人の特性も大きく違って、やっぱり個別した内容の方向性になった。

スタッフは、本当に丁寧に、しかも楽しそうに準備をして、
そしてミーティングの中でも、自分のスキルと、他人の引き出しを上手に使って働きかけていた。リーダースタッフも、1年目のスタッフも、スキルの違いはあっても、同じぐらい、今回の支援ミーティングに貢献してくれた。

そして、すでに次につながる話し合いをしていた。他機関との今後の働きかけのプロセスの準備も進めてた。

良いチームだし、本当に研修ができている。感謝である。


●それぞれの役割を明確にでき。良い作戦会議ができた。

親さんの役割。
関係機関の役割。
そしてスタッフの役割を明確にでき。

参加者全員が、それぞれの立場で、作戦会議に参加していただいた。

具体的な、作戦会議では、このミーティングが終りではなく。
このミーティングをスタートに新たな、コラボレーションに具体的につながった。

 ※また違うLOGに、その役割について、掘り下げてかければと思う。

それぞれが、お客さんにならず、それぞれが前向きにできた。

スタッフは何が役割で、何を今後今回できた支援チームに提供できることがなんなんか。

他機関の方に、どんな役割をもっていただいて、何を提供してもらうか。

支援ミーティングで終りではなくて、また我がセンタースタッフだけが仕事をするのではなく、今後どのようにそれぞれがどのような仕事をしていくかを確認できた。


※本当は、読者にも、また頑張っている我がセンター(相談の支援、通所の支援両方)のスタッフに伝えたいことがあるのだけど。ちょっと小出しにしていく。一応エッセンスを書くと。

それぞれの機関の個別支援ミーティングでの役割。支援ミーティング後の役割の整理。

スタッフが支援ミーティングで工夫した視点。どんな働きかけをして。その1つ1つがどのうな効果があるのか。

近日整理して提示します。


追伸:

本日参加していただいた。I市の福祉課の方の発言は、すごかった。

「就労移行支援事業のミーティングで、この6月に、このようなミーティングを開けたことは意義があった」

すごい。すごい。こんな頼もしい発言。2カ月の意味をしかりと押さえて、行政官として客観的にも見て、意義を感じていただく。本当にありがたい。

うちのセンターだけでは、仕事はできない。行政にも他機関にも、仕事をしてもらう。私たちはそのお手伝いもしなくてはいけない。


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自閉症支援で構造化が当たり前の世界になってきていることは嬉しく思う。

しかし、最近はなんでもかんでも構造化に頼って、なんでもかんでも視覚化すれば良いと思っている支援者が多い。しかし、視覚化や構造化は補助だ。教える方法はまだある。モデルを提示したり、身体的なプロンプトをだしたり、体でブロックしたり。

まだ本人が自立していたいとき、そのときに教師(支援者)主導で教える。あまりまえのことが、最近できない教師や支援者を見かける。

ただ教えればいいのではダメ。下記に注意がいる。

○ 個別化すること
  ・指示のレベル
  ・社会性のレベル
  ・スピード  等

○ 自立に向かっているかを確認しながら

○ ゴールは、教師がいなくても自立できる(教師とのやりとりの中で学んだり、社会性を一緒に学ばせるのは、ナンセンス)


教師主導で教えることには、いくつかのメリットがある。

○ 本人の変化を観察しながら、サポートできる

例えば、1対1で教える場面では、基本はワークシステムを私はいれない。それは、本人の状態に合わせて終わりも調整できるから。

○成功体験に導ける

教師主導でないと失敗経験の連鎖になる。教師主導にし成功体験をさせやすくする。


○ 違った行動をブロックできる


○ 適切な行動、適切でない行動にすぐフィードバックできる

などです。

勇気をだして、しっかりと教師主導で自立に導いていただきたい。


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時々、チームで働きかける時に、チームメンバーが発言しているないようを、くり返し、しかも言い回しを変えて説明することを意図的にやっている。

例えば。。。。

地方でやるミニトレーニングセミナーやワークショップのディレクターをした時には、トレーナーが受講生に話した内容を、言い回しを変えて説明する。

例えば、2~3名でコンサルテーションにいくときには、他のコンサルタントがリードして話している内容を、言い回しを変えて説明する。

新たに、新しい話題を話すこともするが、どちらかと言えば、同じ内容を言い回しを変えて説明する。それは、先に話したトレーナーやコンサルタントの説明に問題があるから、言い直しているのではなく、かなり計画的に、意図的に、目的があって、そのようにやっている。それは、職場の職員研修でも、同じにしている。

●字義としての理解ではなく、イメージとして理解するため(深みと奥行き)

一番の効果は、説明を聞いている一人に深みと奥行きを持たせるため。

1つの言い回しだけで解説されると、字義としての理解にとどまって、深みと奥行きのある意味やイメージまで理解が進まないことがある。

最近、ある程度勉強して学んでも、字義として理解して意味、イメージを理解できない方が多くなっているような気がする。

いくつかの言い回しを聞くことで、1つのことを字義ではなく、意味、イメージとしてつかむということが大きな効果である。

これをしないと、字義として学んでも、応用力、般化がうまくいかないのだ。


●くり返しの効果

くり返し、くり返しの説明で、頭に残りやすくなるのも、大きな効果だ。何回も、同じことを聞く、そして実践し、またくり返し聞いていくと、基礎力と応用力がつく。

しかも、毎回言い回しが変わるので、最初はイメージが難しいが、暗記的に覚えるのではなく、何回も何回も、その内容について考える回数が増える。


●柔軟な学び

以上の効果によって、学びに深みと奥行きがでてくる。

1つの意味を、まず字義としてとらえる。

それは、まず情報が入ったにすぎない。

同じ内容(意味)について、違った言い回しで聞くことを繰り返す。
さまざまな角度でイメージをつかむ。様々な例え話や関連ケースについて話をする。
さらに自分の経験と結びつける。
またくり返し聞く。

以前、行動援護チームの仲間が、自分の職場に来て、驚いたのは、構造化のアイデアではなく、支援について、多くのスタッフが柔軟に解説ができることであった。
また、昨日と今日、広島のコンサルテーションなんだが、若いコンサルタントが本当に、理解の柔軟さをもって、良い仕事をしてた。

蛇足の話をすると、コンサルテーションで、ついつい私もたくさんの解説をするが、効果はあまりない。2~3個の重要な課題について、くり返し、様々な角度からしつこく情報提供をした方が効果があるように思う。


周囲から 「うざい」と思われるが、やっぱり、何度も何度も同じ視点で言い続け、マニアックな世界に走らず、くり返し、くり返し、実践を続けることは、これからも続けていきたい。

って、器用なやり方ができないだけ。真面目に継続的しかできないから。
たぶん、この業界では、器用にいろいろな答えをだすスパーバイザーは人気だろう。でも、私は、、、

不器用に、継続的に、成功感はチームで!

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利用者にしても、スタッフにしても、自立的に活動してもらうことがワシの仕事の目的。

自信を持って、個々にあった気付きをもちながら自立的に活動してほしい。

いくつかのサポートがいる。

簡単に言えば、意識しなくて良い部分を意識しなくて良いと教えてやる。

次に何をやるのかを伝えやる。

そして、活動が継続的で安定したものにするためにルーティン化してやる。


細かい工夫点としては、

適切にフィードバックしてやる。できている部分はできていると、できていない部分はどこがどのようにできていないか。そして繰り返す。

スタッフの自信に関して言えば、さらにいくつかの視点がある。

直感の答えをバンバン言うスーパーバイズは、その時点ではスタッフは楽だが、長期的にみると意味がない。常にスーパーマンやカリスマが横にいなくてはいけなくなる。

放任主義も意味がない。失敗経験が増え自信がなくなる。考えるための道具も与えないで、考えられるわけがない。


スーパーバイズは、本人達が考えていくプロセスの情報提供に留める。方向性は本人達の口から発言させる。材料を与えるが、料理するのはスタッフ。これを意識しないと成功したときの成功体験の効果が違う。スパーバイズされたから成功したと、自分で成功したと感じる違いだ。(これについては、以前ブログで書いてる)

さて、このログを自信持って書けるスタッフに感謝して。本日はこれまで。

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●情報を理解できない。

●情報を整理統合できない。

●情報に注目が難しい。

いずれも自閉症の方が見せる情報処理の困難さ。


それらの困難さから、行動面に様々な影響を及ぼす。

●行動できない。

●自分流の行動、間違った行動をとる


支援者は行動面だけに注目し、悩んだり、無理に行動させたり、阻止したり。

その背景にある情報処理の困難さに注目しない。

私たち支援者は、行動面や様々な情報を整理し、彼らがどんな情報処理の困難さを生じているのかをロジカルに考察する必要がある。


●情報を理解できない。ならば、本人が理解できる情報を提示する必要がある。


●情報を整理統合できない。
ならば、本人にあかわせて、情報(材料)を整理統合して提示する必要がある。


●情報に注目が難しい。ならば、注目しやすくする工夫。例えば明瞭化などが必要である。


マニアックに視覚的指示、視覚的整理統合、視覚的明瞭化を議論する必要はない。(自問自答)

大事なのは、目的なんだ。

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久しぶりに思いっきりディスカッションができた。

伊万里にある相談支援部は、私を抜かして4名と小さなチーム。私をいれて5名。

このくらいのチームが良いディスカッションになる。

誰か一人のスーパーマンがいるわけではなく。赤レンジャー、青レンジャー…みたいに、みんなが主役でディスカッションの輪の中に入っている。

話あわれている内容が20年近く自閉症支援をやってある程度の学びをした私がワクワクするぐらい楽しく、新たな発見があった。

デレクターの私の力と最近評価が低いので言いたいが、リーダーシップのこまめな準備と曲げないパワー、他のメンバーも顔を上げ生き生きと参加してくれる。

仲良しサークルになってるか?

正直、リーダースタッフもワシも、専門になると真剣モードになる。今ある情報でチームがどのように決断し進めるかである。

リーダーのスタッフもワシも軸はたぶんブレない。

様々な状況から推測される本人特性を明確にしないまでは、支援のプランニングにはいかない。

形が先行し、アイデア先行を否定し、本人にあった支援、個別化にこだわる。

目的がブレない。何をねらうのかを常に意識している。

最優先のステップを見極める。意味の理解から般化のプロセスを意識している。

何より、みんなが参加することにこだわる。お客さんにならせない。

まだ、はじまったばかりのチームだが自慢である。


さてもう一つ、今日はスタッフの一人と二人三脚で仕事をした。内容は控えるが、良い二人三脚ができた。本当に良いチームプレイができた。お互いの役割を意識しながアプローチができた。その若いスタッフも成長したし、ワシも成長した。

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