ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



今日、師匠(ジャック先生)から追加のメールがきました。

鈍器でなぐられたような衝撃でした。

日本の自閉症支援では困難さが意識され、指導よりも支援という視点が中心にされやすい。

今私は幼児教育に関わりはじめています。

自閉症の学び方の違いに着目して、教授し、指導するのが重要な仕事です。

整理統合が難しく学ぶことに困難さを持つ彼らを導き、教えていく。大事な仕事。

しかし日本では「指導する」「教える」という表現を微妙に使うことにためらいを感じたり、それらの表現を否定する専門家がいます。

しかし、私の仕事は支援だけではなく、指導し、教える仕事です。

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以前よりブログの中で紹介してきました。フレームワークシートについての近況報告です。

フレームワークシートの基本になっている考えは、ノースカロライナのJack Wall先生から学んだ6つの視点が基本になっています。

●自閉症の特性を知る

●個別化する

●アセスメントからスタートする

●実証された方法を使う

●目的は自立

●親やチーム間の協働を重んじる

この数年、真面目にこの6つの視点を基本にして実践し、それを現場で実現するためのシートを整理してきました。

しかし、「影響をうけたJack先生の了承をとらないといけないのでは」と、ある方から助言をいただき、4ヶ月、Jack先生とメールでやりとりをしてきました。

今日、ついにJack先生からメールがきて。良い返事をいただきました。

これまでJack先生から私が学ばせていただいた情報を私が使うことの許可をいただきました。

また、嬉しいことに。

「フォームが6つのコンセプトの実用面をよく反映している。TEACCHメソッドの活用を目指すすべての人にとって役立つフォームになる」とありがたい言葉をいただきました。

今から胸をはって、フレームワークシートを活用した様々か地域でのセミナー等を開催する予定です。

各地にいきますので、そのときは是非ご参加ください。


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自閉症・発達障害の気づきからはじめることの重要性について書いてます。

>気づきからはじめる

>気づきからの「教える」プロセス

気づきからはじめる教育・支援で重要なのがアセスメントにあると書き込みました。


>気づきの支援とアセスメント



気づきからはじめるためのアセスメントのプロセスで重要なのは。

まず環境に左右されない場面で、本人が気づき、どのように反応するかを観察することが重要です。

いきなり複雑で、環境刺激の多い場所でのアセスメントから入ると、本当の意味での本人の気づきや反応をつかめない場合があります。

具体的には、様々な刺激が気になって気づけないアセスメントの結果。

もしくは、プロンプトやルーティンに左右された行動を、気づいていると判断してしまう結果。

どちらも正確なアセスメントにならない。(無駄なアセスメントではない、環境やプロンプトの影響をうけたアセスメントも重要な情報)


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自閉症・発達障害の方の気づきからはじめることの重要性について書いてます。

>気づきからはじめる

>気づきからの「教える」プロセス

気づきからはじめる支援・教育とは…。

一挙に気づくように引っ張っるものではなく。

1つ1つの気づきを連鎖できるように工夫し、スモールステップで機会を設定していく支援です。

無理に形で教える支援ではなく、発達の連続性を重んじた支援です。

連鎖する理解のステップを無視してプロンプトだけで形を教えても、スキルを他の場面で応用的に使うことが難しい場合があります。

般化のプロセスは気づきの連鎖プロセスです。

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自閉症・発達障害の教育・支援で。気づきからはじめることの重要性について書いてます。>気づきからはじめる
>気づきからの「教える」プロセス

気づきからはじめる支援・教育とは…。

困難さばかりに着目するのではなく。

本人の今の時点で気づいていること、強みや興味関心に着目する教育や支援です。

最近、特別支援教育の雑誌を読むとやたらと困難さに着目する記事や特集が多いです。

学校にコンサルテーションにいくと先生方が気づきや理解をアセスメントできていないことが多いです。

困難さに着目することは大事ですが、「気づき」について考え、アセスメントする
視点を!


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これまで、気づきからはじめることの重要性を書いてきました。

>気づきからはじめる

>気づきからの「教える」プロセス

気づきからはじめる支援・教育とは…?。につて、しばらく書いていきます。

気づきからはじめる支援でまず大切なのは。やはりアセスメントです。

・本人がどんな情報に気づくのか

・どんな状況だと気づきやすくなるのか

気づき方も色々で
・気づいているけど意味がわかってない
・部分的に気づいている
本当に詳細にアセスメントすることが大切です。
アセスメントをしない支援は気づきを重視した支援とは言えません。


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これまで気づきからはじめる支援に関して書いてきました。

>気づきからはじめる

>気づきからの「教える」プロセス

では、気づきからはじめない支援(教育)はどんな支援(教育)でしょう?

・本人の気づきをアセスメントしないでスタートする支援

・本人の理解のアセスメントができてない支援

・支援者はよくわかってないが、スーパーバイザーから言われたからやっている支援

・支援者、教師の思いだけの支援や教育

・支援者や教師との関わりだけが重視されたりとか、支援者・教師の自己満足のアプローチ支援

・個別支援計画があるようで機能していない、「みんなと同じように」支援


学校は特に多い。先生は自分が教えたり、関わったりするプロセスの方を重視しています。先生と学ぶ場面が目的で、自立した般化することを意識していない。

例えば1対1で勉強するエリアは、本来は最初の学ぶをサポートしながらできるようにして、自立場面に移行することを目指す場所なのに、先生との関係づくりのスペースになっています。

「○○くん、先生を見て」とか。本来は先生がフェードアウトする場所なのに。


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前回、気づきからスタートすること、無理に気づかせようとしてはいけないことを書きました。(特に幼児期の支援で)

それは教えるプロセスを否定するものではありません。

自閉症児の教育の教えるプロセスは、無理に気づかせるプロセスではなく、

気づく機会を設定するプロセスと、

気づききかかってる部分(部分的に気づいている所:TEACCHアプローチでいう『芽生え』)をより気づきやすい状況をつくったり、無理にではない個々にあわせた手がかりをだすプロセスです。

何より目的が自分で気づいた上での自立にあります。

ところが多くの幼児教育や学校では…それはまた次回投稿します。


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自閉症及び発達障害の幼児の支援に関わるようになって2週間です。

大事なポイントを少しずつ整理できています。正直、こんなにワクワクすると思いませんでした。

最近のテーマは、本人の「気づき」からはじめることです。

無理に気づかせるのではなく、本人が気づいている部分からはじめるということです。

その気づきの幅が少しずつ広がる機会を支援することが重要だと考えています。

無理に気づかせようとする行為は(例えば無理なプロンプト)、引っ張る支援に等しいです。

それでは、幼児には教えないのか? それについては、また投稿します。


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今私がいくつかの地域でやっているコンサルテーションはすごくシンプルなプロセスです。(すべてのプロセスを現場の支援者の前でやる)

● いくつかの課題領域(活動内容:例えば分類、組み立てのいくつかの材料による活動)をやってみる。

● 特性についてわかった部分を支援者の皆さんとディスカッションや紙面で共有する。

● 必要な支援を整理する。

● 本人の強みを整理する。

● 課題になっている部分を整理する。

● そのアセスメントに基づいて、実際に構造化されたタスクをいくつか作る。

● 実際に1対1で教えるエリアでやってみる。

● うまくいかない部分を再構造化して実施する。

● そのプロセスでわかったことを現場の支援者と保護者に説明する。


このプロセスで支援者に伝えたいことは。

*本人の特性理解の軸を常に一貫すること

*目的は自立であること

*アセスメントからスタートする

*アセスメントから、活用できるスキルと必要な支援、課題を整理する

*継続的アセスメントをしながら再構造化してすすめる

*支援者・保護者と情報を共有して協働をはじめる

すごく効果があると感じています。


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この前うちのスタッフと、ある児童デイのコンサルテーションに行きました。楽しかったぁ~ワクワクしました。(今日も同じ所のコンサルです)

自立課題に関するアセスメントを約20分でいくつかやって、その結果で約8個のタスクを約1時間程度で作りました。それで実施し約20分で再構造化して実施。


自閉症支援でタスクづくりに気合いを入れ、何時間も試行錯誤し、1つのタスクに数時間をかける方がいます。

そして本人にやってみて、うまくいかないと悲しい目をして、まるで目で「これ時間がかかったんだぞぉ~なんでできないの」って語ってる。

本末転倒。

すでに本人の課題の自立の目的から離れて、自分の趣味の世界。


ベタベタの構造化は、本人の持っている力を隠してしまいます。

時間をかけず、継続的アセスメントと再構造化を繰り返すことを重視してください。

何より目的をもってください。



オフィシャルサイト新【BOUZAN NOTE!!】はこちらから


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自閉症を支援されている方にお伝えします。

視覚的なスケジュールで、提示しない時間なんてないんです。

ところが、多くの現場で使われているスケジュールには、活動と活動の間に、「空気を読んで活動しなさい」の隙間時間があるんです。

休憩なのか、具体的な活動なのか、何かの提示がいるんです。

自由にしなさい。は曖昧でわかりにくい時間になります。


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幼児支援のスタートで、まだ注目するまでの意味をもてない興味をしめさない物を、無理にベタベタと明瞭化して注目するように工夫することは引っ張っるのに等しい支援のように感じます。

もちろん、自閉症の方の多くは自分が興味をもっているものですら、時に注目が難しい場面があるので明瞭化が必要な場合はありますが。

やはり、スタートはベタベタの明瞭化より、本人が意味をつかんでいるもの、本人が興味関心をもっていくことが大切です。


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幼児期の自閉症の方の教育(療育)目標の一つとして注目する習慣は重要だと考えています。

しかし、多くの支援者がスタートから支援者が意図する部分に注目することを強く求めます。

本人にとって意味がないものでもです。

私の考え方は、まず幼児期のスタートでは、本人とっての意味あるもの、本人にとって興味のあるもので良いから注目する機会を作ることは大切と考えます。

それで大丈夫。

だって、本人にとって意味ないものを意味あるものにするのは、スモールステップで将来伝えることができるからです。(例えば報酬のシステム)


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幼児期はとくに、またその他の年齢の自閉症の方にも、意味をつかんでないことをつかむように支援をスタートするよりも、まず本人にとって意味あるものからスタートすることが大切です。

そこで自閉症の方にとって意味あるものを考えてリストにしてみます。

・パワフルな興味関心
・秩序だって整理された状態
・変化の少ないもの
・いつも同じ状態のもの
・具体的>抽象的
・仕事>自由な遊び
・何をするのか見てわかるもの
・終わりが明確なもの
・指示がはっきりした課題
・感覚的刺激
・繰り返しの活動、ルーティン
・細部>全体

などなど

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