ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



この本のタイトル、職場のスタッフに見せたら。

「充分目立ってるじゃないですか」


「それ以上目立つの?」

と言われてしまいました。


本の外観は、ネットの様々なサービスを利用して、様々な活動の広がりにつなげるもの。

BLOGや、SNS等様々なツールを活用し、さまざまな人に見てもらう工夫が書かれています。

目立つには、自分と周囲の状況把握と、PDCAのプロセスが重要。

もっというと、工夫もいる。

BLOGで気合をいれても、自分に気合をいれないとはじまらない。って感じが良い!!


少し、BLOGを活用して、自分ブランドをアピールしたい方にはお勧めです。

<keywords 勝間 和代,ブログ,SNS>


目立つ力 (小学館101新書 49)
勝間 和代
小学館

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昨日はとあるプロジェクトの方がわざわざ佐賀、しかもさらに武雄の事業所まで見えられました。

そのプロジェクトに私のもっている情報をワークショップ等を通してお伝えするのが私の役割になっているのですが。

本当にわざわざで恐縮なメンバーで。

しかし、本当にこのままパネルディスカッションにして公開したいぐらい。良いディスカッションができました。

学んだことがいくつかありましたので一応。

○自分が何が貢献できるのかを考えながら話す。

○自分の役割、他のメンバーの役割をしっかりとわける。

○好事例と思っていることでも、それを一般化のモデルとするときはメリットとデメリット(リスク)をしっかりと把握して話をする。


具体的な話はできませんが、学びというよりは気づきとか発見に近いことがありました。

○自分のこれまで歩んできた歴史も資源になる(望山どうやって作られたか)

○まだまだ自分が貢献できる場面がある。

>私のパーソナルブランドに関してはこちら


何回もブログに書いてますが、前向きな決断の後、自分の貢献できることが整理できれば、人は集まり、ネットワークが広がる。

本当に色々な人とのつながりが増えてきました。

誠実さをわすれず、貢献し、新たなつながりの機会を恐れない。

<keywords 福祉,ネットワーク,地域福祉,自閉症,発達障害者,コラボレーション>


●貢献という発想ならば!本田直之さんの本がおすすめ!

貢献という考え方は、私の尊敬する本田直之さんの視点です。
いくつか本を紹介します。

★とくにお勧めがこれ、一番貢献の意味を理解できると思います。

レバレッジ人脈術
本田 直之
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★応用的な広がりとしてはこちら(すごい前向き)

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本田 直之
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★まずは・・・という方には、このシリーズが読みやすい

なまけもののあなたがうまくいく57の法則
本田 直之
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面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
本田 直之
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<自閉症支援プロセスとして>

○本人の特性が軸になっている

>>自閉症理解からの対策  その1:思考の違いを尊重する


○個別化した計画になっている

○これまでと今後の継続的なアセスメントがイメージできている

○ナチュラルキューを活用しながらも、(ベッタベタと、過剰な明瞭化がない、)シンプルで本人のニーズに対応した構造化や様々な実証された方法が活用されている。それがアイデア先行主義ではなく、本人の気づきと強みを上手に取り入れている。

  →構造化に関して
   
○自立へのプロセスがわかる。しかも支援を脱ぎ捨てるイメージではなく、支援付きではあるが、ナチュラルサポート、ナチュラルキューや本人の気づきを活用した支援のフェードアウトができている。

○親さん、関係機関(今回はハローワーク)、そして私たち支援チーム(管理者、ジョブコーチ、居宅の支援のスタッフ)の協働作業で進め、今後の明確な役割分担が提示できたこと。そこにはスーパーマンもウルトラマンもいない。

○本人のスキルや気づきをスモールステップで積み重ね、連続したスキルの積み重ねができたこと。

<就労支援・移行支援BOUZANモデル>

○自閉症の般化に配慮して。アセスメント場面、準備訓練場面、OJTの役割を明確している。

○本人の気づきやスキルのスモールをステップを積み上げるための3段階の実習モデルで進めている。

○本人への体験と情報整理による自己決定へのプロセスを通っている。


<ジョブコーチモデル、ジョブコーチマインド>

○本人と環境のアセスメントができている

○ジョブマッチングを重視している

○本人の自立とナチュラルサポートのイメージができている。

○最小限の介入とフェードアウトのイメージができ、実際にフェードアウトできている。

○ナチュラルキューと最低限の補助としての視覚支援ができている

○企業や関係機関とネットワークを築きながら進める。


<障害者支援の基本>
○ノーマライゼーション

○本人の人権の尊重

○生活スタイルの尊重

○生活デザイン

○個別支援計画に基づく支援

○地域支援ネットワークでおこなう



昨日、就労のフォロアップ体制に向けた支援会議がありました。

参加者は、保護者、ハローワークの方、支援スタッフです。

会議の方向性としては、
私の方からもお伝えしましたが、就労をつなげる支援から継続し、そして何か問題があったときに早急に発見し対応する支援に移り変わったことを確認しました。


そのミーティングの最中に、すごく感動して、正直、涙がでそうで、クライアントの前で涙を流すことだけはしないと決めているので、大変でした。

いつもより少人数であったのですが、全体の雰囲気感もよかったのですが。

その中で、うちのスタッフが、これまでの経過、そして今後の方向性への情報提供を行ったのですが。

あえて、上記しました、「自閉症支援プロセス」「就労・移行モデル」「ジョブコーチマインド」が、話の各所にでてきているのです。

しかも、それはマニアックな雰囲気感ではなく、保護者も、ハローワークの方も、上記の内容は知らなくても、その軸を気づけるような形で。


本当にこれまで、真面目に、チームでぶれずにやってきて良かったと思いました。

正直、基本だけに忠実に地道にやってきた部分、地味な部分もあるのですが、ここまでくると、すごいと思いました。


上記しました通り。

本当に、一人の就職した利用者に対して様々な支援者が関わり、本人ができる部分は活用し、課題は方向を明確に、そしてニーズに対してはチームで支援体制をつくるのもできていました。

何よりも、その体制の中で本人の生活デザインを構築しているプロセスが見えたのです。

感動で、感動で、車の中でつい
「まちがってなかった!これなのよ!」と叫んでしまった!



関連記事

○就労移行の利用者について・・・
自立を支援する/アパート支援


○基本プロセスをさらに深めたいかたに

悩むよりも。はじめてみましょう!

協働の一歩
自他ともに活きる主役術
笑いのある支援ミーティング



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昨日、久々に仲間と飲みました。

楽しかった。だけでは収まりがつかない時間でした。

よく自分についても、強いところ弱いところを理解してもらってるなぁ~とありがたく思いました。


そこで!協働!待った!


私は協働のスタートはアセスメントだと考えています。

まず協働の相手の強み弱み、できれば興味関心、そして倫理感(実は重要)等々。

この情報をアセスメントし整理してないと、次の協働のステップに移れません。

次のステップとは。

自分は協働の相手に何を貢献できるのか。

その協働チームで相手にどんな役割をになってもらうのか。


のプランニングです。


自閉症支援のアセスメントして、計画をたてるのは基本ですし、強みと弱み、興味関心の活用も基本です。

それを協働でも応用すればいいと思うのですが!

親さんも、そして当事者の方とも、やっぱりコラボレーションする関係にあります。

親さんでも、当事者の方でも専門家としてはアプローチするのに緊張しますし、何からはじめて良いかわからない時があります。


勇気をだして、協働の一歩(アセスメント)をはじめよう!


●関連記事
自他ともに活きる主役術

情報力


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ディスカッションをやめなさい!

仲間が見たら「ついに信念を変えたか?」と思う内容です。

ディスカッションが好きで、ディスカッションからこれまで色々なことを整理したのですから。


しかし・・・・・・・・・・・・・

今、自分にも、部下にも、同志に、
律する必要性を感じてブログに書き込みます。



● フレームワークでアセスメントしよう

ディスカッションの前に関係のある事柄に関して、しっかりとアセスメントをすることが大切。

・事前に関連資料を見て、ある程度の自分の考えをまとめる

・現場でしっかりと観察し、アセスメントする

・ディスカッションのスタートや事前にディスカッションの相手の状態を知る(下記)


その時に大事なのは、フレームワークを持ってアセスメントすること。なんとなくでは、思考もディスカッション時のアプローチの仕方も整理できない。


<自閉症支援>

・事前に本人、家族の強みやニーズをアセスメントする

・主なフレームワーク:自閉症の特性、自立や支援、課題に関する視点、氷山モデル


● まずは、人の話を聴こう!(傾聴力)

人の言葉の意味、思いに耳を傾けよう。

そして、それを整理し、自分の考えと融合したり、
比較したり、新たな気づきにつなげたりしてみよう。


傾聴になると、相手の気持ちからすべて感情的に受け止めてはダメ。

相手の内容に敬意を払って、その情報を受け止める、

そして相手の状態を知り、すべての情報を整理する。

ここで大事なのは、アプローチのイメージを先に持ちすぎると、
情報にフィルターがかかりすぎることを知る必要がある。

<○×キーワード>
×受け入れる  ○受け止める

×共感する   ○情報を共有する


<自閉症支援では>

傾聴は基本、しかし、間違った受容によって、その後のプロセスに大きく影響を及ぼす。最低でも、本人にあった情報処理に合わせることは大事。特に字義通り具体的にとる特性に関しては充分に配慮する。


● 説明することが先

説明力がなく。ディスカッションをするなんて早い早い。

まず自分の知っている情報と自分の考えを相手に説明できることが先。

もしも、説明力がなくディスカッションをしているんだったら、それこそ井戸端会議。


<自閉症支援では>

1.本人の自閉症の特性に関して説明できる。

2.本人の支援、特にどんな構造化が必要なのか説明できる。(できれば特性と関連付けて説明できる)

3.本人の「できる」こと。「課題になっていること。「ニーズ」に関して説明できる。

4.本人はじめてのことを教える時の方法を説明できる。

などなどありますが、上の4つを説明できないのは支援者として厳しい、特に個別支援計画やスタート支援、移行支援、組み立て支援をやっている人は必須です。

私が管理するチームで仕事をした人は、この部分を最初に鍛えられることをよく知っていると思います。

共有する情報がなく議論するのは空論になる!


かっこよく話すな、具体的に話しなさい

自分の中の哲学や抽象的な部分だけで話をしない。

なんとなく、ディスカッションをすると哲学っぽい、抽象的な言葉のやり取りで終わる。

もちろん、そのような場面もある。しかし、現場で、例えば利用者の支援の方向性についてディスカッションするときには、より具体的な情報で話をすすめることが大事である。

例えば、本人のコミュニケーションの問題についてディスカッションしている時に、全人類の共通の課題や、宗教について話すのはこっけいでしょ。


ディスカッションで、ないものをまるであるように話し合う、バブルな思考のやり取りが生まれる。それが机上の空論になる。

ちょっと強く言うと、

飾ったことばも、抽象的なことばも、哲学的ないいまわしも、
現場でのディスカッションには邪魔!



<自閉症支援では>
以下の場面ごとで具体性の意味合いを調整する

*一人のケースなのか、ある一定の範囲の課題なのかもわける

・本人の具体的な支援
・本人の中長期的な方向性
・本人の将来に関する方向性

・チームでの一貫性

・地域での一貫性


・自閉症全般の課題


これらを、ごちゃ混ぜに同じような言葉を使うのはだめ。



●目的をもつ

なんとなくディスカッションをすると良いみたい雰囲気がある。

何のためのディスカッションか目的をはっきりする。

<望山の話>
たぶんみんなからは、ディスカッション好きだからやっていると思われている。しかし、明確な目的が場面である。

・実践(支援)の方向性の確認

・チームの方向性の確認と啓発

・後輩への研修、他者の学びの深まり

・自分の学びの深まり


●まとめ

傾聴力、情報収集力、アセスメント力、考察力、説明力、そして意識をもつ。

それをまず自分にもつ。

どれも完璧はない。常に上の内容の向上させる。


そんなことを意識して、さぁ~


勇気をだして、いろいろな人とディスカッションしよう!



●会議についての本

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大橋 禅太郎
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■会議革命

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今、八戸のコンサルテーションから帰ってきました。

久々のコンサルテーションで、熱いコンサルテーションになりました。

施設は本当に地域で自閉症支援のリーダーシップをとっている施設です。

コンサルテーションは2年目ですが、本当に良い変化を見せてくれてます。(それは後半に・・・)

でも、さらに何がコンサルテーションができるのか。

今回コンサルテーション中の発言から、BLOGをみている皆さんにも参考になる部分を抜粋します。(結構、手厳しい発言です。でもこの施設は前向きに、すでにスタートしています。)


「なんで、(まだやってもいないで)もう支援のイメージがあるの?まだ特性しかわかってない。アセスメントからはじまるんだよ。まずはアセスメント。支援のイメージはその後。」

「アセスメントは特性だけじゃない。現場で、活動の中で、特性と環境の相互作用からの実態を見ることが重要。」

「個々の特性をもつ自閉症の方が、外部の環境、刺激、情報が入った時の反応をみるのが現場のアセスメント。」



これが本当に実践できれば、全体良い一歩ができる。
今回は、いくつかのフレームワークを伝えて、一貫した視点のアセスメントも課題になりました。


でも、本当に良い施設に進化しています。私の感動の発言もついでに。


「すごい。本当によくがんばってる。アイデア主義じゃない。過剰支援じゃない。」

「シンプル。ベッタベタのゴッチャゴチャの構造化ではなくシンプル。でも必要な構造化はしっかり個別化して実施している。それは利用者の動きを見ればわかる。」


コラボレーションも本当に広がってきているようですし。

何よりも、様々な移行のためのプランもかなり具体化されていました。


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あ~楽しい。充実した毎日。

1つ1つが意味深い出来事。(※1)

うまくいっている実践も。うまくいかない実践も。(※2)

見通しのある自分の中で整理されたプロセスも。整理しているプロセスも。(※2)

自分に刺激と学びをくれる先輩たちとのコラボレーション。(※3)

自分に勇気と気づきをくれる後輩とのコラボレーション。(※3)

自分にチャレンジする機会をくれる人たち。(※4)

気がつけばグッぐぐっ~と音を立てて広がるネットワーク。(※4)

こんなに充実していいのだろうか。

どうやったら、みんなが楽しく充実できるのだろうか。

そんなことばかり考える。

でも、それはよけないお世話だということも知ってる。

私にできるのは?

「自分は楽しい」と言う。

時には寄り添って、悩む。

機会や場面を準備する。(※5)

情報を提供する

環境をととのえる

みまもる…だけかな?


充実してますか?

はい。充実してますが。だから・・・感謝です。


※1:昨日、なんだか楽しくてコンサルティの前で「あ~楽しすぎる」とトレーニング中に叫んでしまった。小さな出来事も。小さな学びも。新鮮で豊かな意味に変わる。

※2:調整しながらすすめたり、プロセスで考えられなかったりすることは不幸だ。できないことで悩み行き詰まるのも不幸だ。次のアクションを起す。次のアクションが見つからなければ、基本や目的にかえって考えるそれは後退ではなく前向きなプロセスだ。


※3:自分が働きかけたのに、いつのまにか自分が学ばせてもらうことが多い。特にここ数ヶ月、スタッフや後輩からの学びは専門家として大きな一歩となるくらい影響があった。すごいのはそれを知る数人の後輩たちが自分との仕事や学びを楽しんでくれたり、埃に思ってくれる。

※4:本当にきっかけは小さな出来事。例えば、偶然にも同僚になるとか、偶然にも何かのプロジェクトメンバーになるとか、偶然にも同じセミナーを受けたとか。様々な機会で終わるのはもったいない。瞬時に相手に興味をもつ。瞬時に自分は何が貢献できるか考える。

※5:仲間たちに機会をつくることは私の大きな生きがいだ。理屈はない。私が今があるのは、周囲から機会を与えてもらったから。バトンみたいなものだ。


【関連記事】

●人とのつながらりを深める

http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/60c50996558664358cebcf1bc7c6af05

●どんな時でも学べる/MASTERキートン「屋根の下の巴里」
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/71a0da288055b1ee0dd50b60bbf39ef5

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お疲れ様でした。長丁場でお疲れと思います。

でも、私はたくさんのお話ができて楽しかったです。

あの後、ネットでもお友達のIさんとお話して、主催者のMさんもあわせ、たくさんのコラボレーションの方向性の話ができました。また、なんだかんだと青森に関わる予感がします。


今日の講演に関係のある記事についてリンクを張っておきます。


Ⅰ部:受容コミュニケーション

1.受容コミュニケーションの話

2.構造化

3.教え方と指示

4.アセスメント

5.アセスメント その2


関連のバックナンバー記事

・情報の理解、整理統合、注目の困難さは

・「できないこと」「わからないこと」

・これだけをすればいいんだ!

・一度に2つ以上を伝えること・・・注意

・生活の広がりと構造化された支援 その1 その2  その3


Ⅱ部:表出コミュニケーション

プロンプト依存について/支援プロセス


※goo「表出コミュニケーション」検索結果




●構造化関係の本です

自閉症児のための絵で見る構造化―TEACCHビジュアル図鑑 (学研のヒューマンケアブックス)
佐々木 正美,宮原 一郎
学習研究社

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自閉症児のための絵で見る構造化〈パート2〉―TEACCHビジュアル図鑑 (学研のヒューマンケアブックス)
佐々木 正美,宮原 一郎
学習研究社

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「構造化」による自閉症の人たちへの支援―TEACCHプログラムを生かす

教育出版

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自閉症のコミュニケーション指導法―評価・指導手続きと発達の確認
リンダ・R. ワトソン,エリック ショプラー,キャサリン ロード
岩崎学術出版社

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周囲に対して誠実であること

ネットワークやチームで仕事し、周囲の人たちに感謝すること

自分にも他人にも一貫した視点をもつこと


上司という立場になったときに誓ってことです。

正直、上の2つ「誠実さ」は70点?かな?ん~どうだろう?

一貫性に関しては自信があります。

一貫した視点でしか仕事ができなかったというのが正直なところです。

間違いなく、今コラボレーションしている期間や、仲間に信頼をおかれているのは、フラフラした視点をもたないで、地道に一貫した視点で仕事をした部分だと自信があります。

先日も、今後の協動に関して、ある方に「他にもか同じような専門性がある方はたくさんいます」というと、「水野さんみたいに地域の空気をよんで、しかもブレずに一貫して仕事してくれる専門家はいない」と言われてかなり嬉しかったです。
誠実さにしても、一貫した視点での実践にしても、口でいくら言っても評価はうけない。行動でみせ、それを長い時間かけて実践してはじめて周囲からの信頼につながると私は思います。

とりあえず、今一緒に仕事をしてくれる仲間や後輩たちがいることはありがたい状況てす。

それに甘えず、仲間や後輩に対して、誠実で一貫した仕事をみせるために、とってつけたような言葉ではなく(実は最近多くなったと後輩に叱られているんです)行動や実践で示していきたいと思います。

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発達障害者関係、とくに就労関係の会議に参加したときに少し整理しなければいけないテーマがあるように思いました。

どうも色々なイメージを聞いていると。
生活面の支援が終了しないと、就労支援なんてはじまらない。
という内容がでてきます。

なんとなくイメージは以下のイメージです。

      時間の経過 → → → →



私は、その場で「本当にそうですかね?」と問題提起しました。
「それでは、彼らは一生、生活面だけを訓練される存在になりませんかね?」と。


実は、私の中にもある一定の特性の方は就労支援よりも自己認知や生活面のトレーニング・支援を中心にした方を良いケースはあると思います。すべての方が就労移行対象とはおもっていません。


難しいのはその線引です。ただ間違いなく上の図のようなイメージではうまくいかないと思います。本当に、どの時点になったら?いったいいつになったら?


これまでも私は就労移行支援の中で、生活支援が必要だと思われる人に対応してきました。しかし、結論としては、徐々に就労や日中活動の充実を並行して進めないとうまくいかないということです。


まず、考えてみますと、日中の活動が充実せずに曖昧でわかりにく時間が多くなることは彼らにとってよくありません。生活支援と同時に日中の仕事を含めた生活づくりは不可欠なのです。


就労移行支援の中で、就労との関係によって、生活づくりも良い方向に行くケースはたくさんありました。例えば、なかなか歯を磨かない、お風呂にはいらないでも、仕事、給与、上司のフィードバックとつながることで改善が進んだことがあります。ダイエットも、マナーも、行動面も、様々なことが就労と結びつけないとうまくいかないケースがあります。


成人期の支援は点ではうまくいかないのです。様々な支援を総合的にくみこまないといけない。だからこそ、生活支援は生活支援、就労支援は就労支援、生活→就労支援という図式は現実的ではありません。


私のイメージは以下のようなイメージです。


      時間の経過 → → → →


もちろん、みんながみんな7、8時間労働というわけではない。
様々な就労や生活、そして余暇のスタイルがあります。


生活スキルのトレーニングが進んでも、日中寝たきりのような生活になったり、活動がなくイライラしたり、不適切に地域を巡回したりでは、それは総合的な支援になっているとは言えないと考えます。

生活の安定、文化活動が大事、余暇が大事、と思います。しかし、一部の支援者は生活、文化活動、余暇を大事にするあまり、生活内容が設定できず、学校や施設で一日音楽聞きながら寝ているとか、毛布にくるまって一日生活するとか。それはどうですか…?

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カテゴリーとはブログの記事を整理するものです。

↓カテゴリーは以下の部分です。



カテゴリーは目的別になっています。

■望山がぁはは日記/全般的なネタを書いています
■プロフィール/望山のプロフィールです。コラボレーション(講演等の主催者の方等)の時にご活用ください。
■講演会・セミナー・地方巡業情報/皆さんとお会いできる機会です。お知らせ、報告がメインです。
■自閉症支援・就労支援 等/自閉症、就労支援、福祉等々、中心のスペースです。
■行動支援のポイント/自閉症スペクトラムを中心にした行動支援のポイントを整理しています。
■就労支援プロセス!/就労支援に関係するプロセスを整理します。
■仕事・行動流儀(+TOOLS)/仕事の方法、整理法、チーム論等を書いています。
■BOOKS&DVD/自閉症・就労等 関係/おすすめの自閉症、就労、福祉関係の本の紹介です。
■BOOKS&DVD/手帳&ビジネス関係/おすすめの手帳や整理法関係の本、ビジネス書、自己啓発書の紹介です。
■おすすめETC!/その他のおすすめです。
■三輪社!!まちかどネットワーク三輪社の活動報告です。
■足あと帳・メッセージ/お越しの際のメッセージをコメントしてください。
■パスワード記事/講演でお配りできなかったスライド、おまけスライド、講演中に浮かんだスライド、その他、講演に参加していただいた方の特典ページです。パスワードがないと入れません。パスワードは定期的に変えます。
■Weblog
/その他の内容です。


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BLOGには検索機能があります。



左のメニューのSEARCHの部分に、気になるキーワードを入れて試してください。

「構造化」 「ルーティン」 「氷山モデル」



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いつもBOUZAN NOTE!をご覧いただきありがとうございます。

また、色々な方からプリントアウトして、勉強会等での活用をされているという、私としてはビックリな情報を多く聞きます。

以下の内容のご配慮をお願いします。

●内容に関して、水野望山のブログからの活用とわかるように提示の上、ご利用ください。

●内容の一部、特にスライドの部分の活用はご遠慮ください。

●活用していただいた場合。URL http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/ と検索「bouzan note」の提示もお願いします。

多くの方に、紙面ではなく、BLOGを通してメッセージを伝え、またコラボレーションできればと思っていますので。ご協力お願いします。



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昨日のブログで「相手は相手の人生において主役を演じていることを尊重する」の反応があったので、もう少し整理します。

●主役との位置を考える

相手の人生を尊重することは、相手においての自分の位置を確認する作業でもあります。

わかりやすく言うと、ある人生を生きる主役の誰かにとって自分はどんな役割なのかと考えます。


私は、利用者にとって、スタッフにとって、

共演者であり
エキストラでもあり
証明がかりでもあり
シナリオライターでもあり
舞台装置がかりでもある
バーベキューの時はたぶんADになる(爆)

共演者としては、
準主役だったり
脇役だったり
悪役だったり
近所のウザイおじさんだったり
会社のおやじギャグ好きの部長だったりする
時には、スポ根の監督にも、
厳しい上司にもなる
もっと言うと通行人にすぎないこともあります。

表にはでないけど・・・黒子を演じることもあります。
(予断ですが、自閉症支援において黒子としての役割は重要。常に主役になって黒子になれないのは、支援者や専門家としてはまずい。それはアドバイザーやコンサルタントも。)I


この考え方をするようになったのは、もう10年以上も前です。ベースになっているのは、お気づきの方もいると思いますが。尊敬する佐々木正美先生の生活シナリオという考え方です。佐々木先生の世の中への影響は色々あるのですが、この生活シナリオという考え方は、私は革命的だと思っています。


●何を貢献できるか考える

周囲の主役を演じている仲間たちを尊重し彼らの人生がさらに良いものになるよう自分の貢献できることを考えます。

人の人生に何かを「与えてあげる」とか、「指導してやる」とか、それは余計なお世話になります(私は、専門的な指導にも、トレーニング・訓練にも肯定的です。これはあくまで生き方の話)。

本人も自分の人生の責任がとれません。
(例えば自閉症支援に置いて、適切な情報によって整理しても、やはり自己決定の方向にもっていかないと。本人が責任をとれなくなります。)

また、その行為は、人を主役として尊重できなくなるケースがでてきます。実際に自信がなくなる、自分を否定的にみてしまうケースがあるのはそのようなことです。


私はやはり、「貢献する」がしっくりします。脇から本人と共演して、何かを貢献していきます。


●気がつくと自他ともに主役に

相手の人生を尊重し、相手との位置を考え、貢献していく!

気がつくと、相手からも自分の人生を尊重され、共演者が増え、たくさんのことで貢献をしていただけるようになります。

実際、今年、ある2つの大きなチームをきっかけに、本当に主役としての私の人生は色々な共演者との面白い協働劇(コラボレーション)になっています。


自他それぞれの人生を尊重しあいながら共演していく、大小様々な共演チームができます。


今日の舞台は会議室?!

今日の舞台は近所のコンビニ?!

今日は広がりある地域…?!



●貢献という発想ならば!本田直之さんの本がおすすめ!

貢献という考え方は、私の尊敬する本田直之さんの視点です。
いくつか本を紹介します。

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最近ですが人のつながりが広がっていることに驚くできごとが増えています。

特に、厚労省関係、就労関係等、様々な自閉症の生活づくり、支援体制づくりのネットワークの皆さんからお声がかかったり、コラボレーションする機会が増えています。

まだまだ人間としては精進がたらず成長が必要なのですが、人とのつながりで大事にしていたことが、今の新たなネットワークづくりになっていると自負しています。

そこで少し、人とのつながりを意識する上で私が大事にしてきたことを書きます。(多くが外部機関の先輩方を手本に少しずつ学んだことです。)


●自分の強みと弱みを知り誠実に対応する

ネットワーク、人とのつながりの中で、自分自身がやらないといけないことは、あたえることではなく、貢献です。

しかし自分の強みを知らないと、何を人に貢献して良いのかがわからないです。私は、自分の強み、スキルを常に意識しています。

また、自分の弱みを知ることも大切です。自分の弱さを知らないと、どんな人とコラボレーションしたらいいのかわかりません。また、なんでも自分はできると思ってふるまう人には人はついていきません。人間はそもそも何でもできるわけではありません。


●相手の強みを弱みを知り誠実に対応する

自分の強み、弱みだけではなく、相手の強みと弱みを知ることは重要です。

相手の強みを尊重し、自分がもっていない部分はコラボレーションをお願いしたり、また知らないことは恥ずかしがらずに聞くことが大切だと思います。

自分は何でも知っているからいるからスタートすることは、成長にはつながらないし、周囲の人間は去っていきます。常に「無知の知」の視点が大切です。



●相手は相手の人生において主役を演じていることを尊重する

相手は、相手の人生においては主役なのです。それを尊重できるかどうかはネットワークづくりに大きいです。

つねに自分が主役としか振る舞えない人は、相手の主役として生きている人生を尊重できません。

相手の興味、相手が何をしたいのか。

なにより、共演者の自分とどんなドラマをイメージしてくれるか。

そうやって、主役である自分と主役である相手とが、コラボレーションしていく関係です。

そのためには、相手の今のその状態を認め、そして良い変化を大きく認める、それが人とのつよがりになると思います。


●一貫性をもつ

常に新しいアイデアに接することは大切です。しかし、コラボレーションをする上で常に一貫性がなく、アイデアに振り回される人には人はついていけなくなります。信頼をしません。

新しいアイデアを学びつつも、一貫性をもった実践をしていくことが大切です。

私は、この部分だけは自信があります。

すごき基本的なことですが、一貫した視点で、地道な実践を積み上げて、成果もあげています。

今、いろいろなお話がある一つの理由は、視点を変えなかった頑固さにあると思います。




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