ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



冊子に関してのお問い合わせがありました。

基本的に現状では、一部のワークショップの補助資料として、
(レジュメではなく、おまけの補助資料としての活用)
将来の活用のために少しずつ準備しています。

また、コンサルテーション先や全国のBOUZANチームにも小出ししています。

たぶん、来年にかけて少しずつ作っていっては、小出しする予定です。

ワークシート等も計画しています。

また、どこか機会があれば本にできないかと思っています。
色々調べていますが、可能なのか??

つまり、現状では一般の皆さんへは、しばらくBLOGでご勘弁ください。


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自閉症スペクトラムの方の特性を考えた受容コミュニケーションの支援のためのアセスメント、つまり理解に関するアセスメントに対してのポイントの続きです。

○氷山モデルの視点でアセスメント

理解についてのアセスメントでも、氷山モデルは重要な観点です。

理解していない事象だけでなく、なんで理解がむずかしいのかを多角的にみることが必要になります。

そもそも意味が理解できないのか。情報のタイプが本人には具体的ではないのか。情報は理解できているけど整理して考えていないとか。


○細分化して確認する

1つの活動の理解の中には様々な意味が含まれています。
例えば、掃除機という活動の理解の中には、
掃除機の使い方もあれば、面の理解、ゴミをとるという理解。
様々な意味、概念があります。

本人が、どのように理解しているかを見る時は、細分化した上で、1つ1つを確認、アセスメントする必要があります。


○自閉症の特性と知的な特性をわけて整理する

「できないこと」「わからないこと」の時に書いたないようなんですが。

他の支援でもそうですが、理解する支援の時のアセスメントでも「知的な障害の特性と、自閉症の特性をわけて整理する」といこうことです。

その理解できない理由が、知的な特性による影響からくるのか、それとも自閉症の情報処理の特性からくるものかをわけて考える必要があります。
あわせて、発達の段階として、まだ本人にとって理解できない段階にあるのかもしれません。

単純な理解しいる、理解していないではなく、上記を参考に整理してみることが大切です。


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受容コミュニケーションの支援の基本が本人の特性にあわせるということであれば、支援の前のアセスメントが重要になります。

しかし、自閉症スペクトラムの方の学習様式を考えると以下ポイントを抑えた上でのアセスメントが重要になります。

ブログでは、何をアセスメントするのかについてではなく基本について記します。(何をアセスメントについては、つくろうと思っている冊子に記す予定です。)


○基本は非文脈でのアセスメント

彼らは文脈(この場合、周囲の状況や習慣化された流れ)で様々な行動を結びつけます(文脈で理解する)。

だから例えない言葉(やその他の情報)が理解していなくても、文脈(この場合、周囲の状況や習慣化された流れ)でによって指示されたときに理解しているように行動すること、振る舞うことができます。

そこで重要なのが、基本的には受容コミュニケーションのアセスメントは非文脈、つまり周囲の状況と関連の無い内容で、周囲の状況に左右さない状況で、言語もしくは理解をアセスメントしている指示以外の手がかりの無い状況で(ジェスチャーなど)で行います。

もう少し具体的に言うと。

*食事場面で「髪がみだれてるよ」「鉛筆もってきて」

*指示した後、集団の流れで行動できたことを理解したと評価しない。

*ジェスチャーで動けたことを言語指示を理解して評価しない。


さて基本的と書いたのには理由があります。

それは、文脈に左右された理解も重要な情報、アセスメントだからです。文脈によって、理解の仕方が違ってアセスメントされた場合は、かなり文脈で理解するというアセスメントになるということです。


○様々な文脈でアセスメントする

上記にかなり関連があるのですが、彼らは文脈に左右されることで般化の問題が起こります。

一つの場面で理解できていることが、他の場面で理解でない場合があるということです。

理解のアセスメントは(も)、様々な文脈、場面でアセスメントすることが重要です。


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