ぼ~ざん工房
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 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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 今日、仮面ライダー響鬼を見てたら、明日夢と京介の修行シーンがありました・・・・京介はどうも運動音痴で、しかもすぐ言い訳をしてしまいます。たぶん楽に鬼になりたいのでしょう。以前の自分を見ているようで、、、私は、楽して仕事につきたかったのです。しかし、実際は自分がやりたい仕事つくのに10年近くもかかってしまいました。

 自閉症支援をするようになって、楽な修行はないと、それは甘いということがわかってきました。自閉症の研究は今でも進行中で、私は仕事をついた今でも常に研修しています。いや自分の仕事を見つけた後の方が研修の量が増えています。それはキツイことだけではありません。自分の研修の積み重ねで常に向上していることを実感できようにもなっています。(でも厳しい研修です)

 しかし、世の中には、TEACCH(アメリカのノースカロライナのプログラム)やその他の自閉症支援について、できれば楽して(簡単に)勉強したいという支援者・専門家がいます。でも実際はそんなに甘くはないです。

 例えば講義を聴いただけで本を見るだけで、理解しているつもりになっている方もいます。しかし、実際は机上の空論で終わっては意味をもちません。実践しながら具体的に理解していかなくてはいけないのです。

 実際、様々な講義や参考文献はそれだけで理解できません。私も講義をしますが、これまで十数年研修し、実践した内容を2時間でまとめるのですから、すべてが伝わるわけではありません。

 問題行動にへの対応についても同じように楽に解決したいという方がいます。
講演を聴いてすぐに解決できると思う方もいます。それは無理な話です。魔法の粉は無いのです。

 講演中のスライドのアイデアをすぐ利用する方がいます。それは、うまくいくわけ無いです。アイデアを盗むのは意味が無いです。視点やプロセスは実践に活かせます。

 どんなに自分が知識をもっても実践しないと本当の学びにはならないと私は考えます。

 この前、あるコンサルテーションで、「私は魔法使いでもスーパーマンでもない。先生方が気づき実践を変えないと意味が無い」っと言いきってしまいました。(少し反省)

 私もまだまだ修行の身です。これからも机上の空論ではなくて、実践をしながら学んでいきたいと考えています。

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