サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング第4弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part4
フクジュソウ・8~果実
キンポウゲ科フクジュソウ属の「フクジュソウ(福寿草)」。早春に黄金色の花を咲かせ、初夏に果実を稔らせると地上部が枯れて休眠する。我が家のフクジュソウは以前からその果実が出来ず不思議に思っていたが、不稔性の “フクジュカイ(福寿海)” なる園芸品種が存在し、園芸店で売られているのはその品種が多いと知った。どうやら我が家の株もそのフクジュカイとやらの可能性が高い。果実らしいものは出来るのだが、指で押すと中がスカスカの感じで種子らしきものが無い。写真は他所のフクジュソウの果実で、種子が出来ているのが良くわかる。
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ハルザキヤマガラシ
長池公園自然館中庭にある「ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)」。アブラナ科ヤマガラシ属の二年草でヨーロッパ原産。明治時代に麦に混入して渡来し、各地で野生化している。外来生物法では “要注意外来生物” に指定されており、 “日本の侵略的外来種ワースト100” でもある。
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ノムラモミジ
長池公園近くのせせらぎ緑道に植栽されている「ノムラモミジ(野村紅葉)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉小高木で園芸品種。江戸時代には “武蔵野” と呼ばれていた。その名前は人名ではなく “濃紫” が由来とされているようだ。
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トキワマンサク
マンサク科トキワマンサク属の「トキワマンサク(常盤満作)」。萌芽力が強く葉が密に繁ることから緑地帯や生け垣に利用されることが多い。この界隈では野猿街道や柚木街道の沿いに植えられており、また住宅地でも良く見掛ける。早春に黄色い花を咲かせる落葉樹のマンサクに対して、こちらは常緑であることから “常盤” の名を付けられている。
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