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カマツカ・2~開花

 小山内裏公園西展望台付近で見られる「カマツカ(鎌柄)」。バラ科カナメモチ属の落葉小高木で、材質が強く “鎌の柄” に利用されたことから名付けられている。またこの枝で牛の鼻輪を作ったとか、牛追いに使ったということから「ウシコロシ(牛殺し)」という別名がある。枝先に付く花の直径は1センチほどで、バラ科らしい綺麗な形をしている。
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ユキヤナギ・6~果実

 早春の花に注目が集まるが、花が終わるとその存在はすっかり忘れてしまう。「ユキヤナギ(雪柳)」もそんな花のひとつで、美しい満開を見せていてくれていたのがつい先日のこと。花が散った跡に小さな果実が出来始めていた。ユキヤナギの果実を撮ったのは初めてだったので、これはもう少し観察してみよう。ユキヤナギはバラ科シモツケ属の落葉低木。
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ニワウルシ・4~野生化

 鑓水の新興住宅地の道端で見上げるほどに伸びている「ニワウルシ(庭漆)」。ニガキ科ニワウルシ属の落葉高木で中国原産。明治時代に観賞用や街路樹として渡来したが、今では各地で野生化している。ここも本来ならこんな樹を植えるような場所ではないので、おそらく種子が飛んできて根付いてしまったのだろう。「シンジュ(神樹)」という立派な名前を持つが、これは英名の “Tree of Heaven” を直訳したもの。中国原産で、欧米では街路樹にされているが、日本には明治8年に津田仙(津田塾大学の創始者・津田梅子の父)が、ウィーンより持ち帰り、東京に植えたのが最初と言われている。雌雄異株で、この界隈では、雄株は長池公園、雌株は上柚木公園で見られる。
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ヤブヘビイチゴ・1~花

 松木日向緑地のひょうたん池畔で見つけた「ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)」。花径は2センチ以上はありそうで、1.5センチ程度のヘビイチゴの花よりはずいぶん大きい。また3小葉も長さは4センチほどある。次は果実を観察することにしよう。ヤブヘビイチゴはバラ科キジムシロ属(←ヘビイチゴ属)の多年草。
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