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コモチマンネングサ

 首都大学正門付近の石垣に根付いている「コモチマンネングサ(子持ち万年草)」。ベンケイソウ科マンネングサ属(←キリンソウ属)の多年草で、春から初夏にかけて開花する。花弁は5枚で花径は7~8ミリ。雄蕊は10本だがその葯には花粉があまり出来ないため結実して種子が出来ることは少ない。しかし葉腋にムカゴ(珠芽・零余子)を作り、これが地面に落ちて翌年発芽する。
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シュロ・2~雌花序

 南大沢東緑地の林縁で見られる「シュロ(棕櫚)」。ヤシ科シュロ属の常緑高木で、写真は雌株の雌花序。シュロの雄花は退化した雌蕊と6本の雄蕊があり、雄花序のみに付く。一方雌花序には、雌花と両性花が付くようだが、実際に近づいて観察したわけではない。シュロは背丈が5メートルになるものもあり、なかなか低い位置で花の観察ができない。どこかで雄蕊と雌蕊を間近で見られるものを探してみよう。
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