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散歩道・16~嫁入谷戸

 鑓水地区に “嫁入谷戸” と呼ばれる谷合の地がある。由木街道の “谷戸入口” 交差点を曲がると、すぐに写真の “嫁入橋” があり、その先の坂道をしばらく進んでいくと、里山の風景が見えてくる。
 この谷戸の地名は、その昔、魔物退治で弓を射かけて退治したという伝説から “弓射(ゆみいり)谷戸” となり、それが転訛して “嫁入谷戸” となったという節がある。また実際に、当時栄華を誇った鑓水商人の家から、この谷戸方面に嫁入りしたので名付けられたという説もあるようだ。

『おてもやん』 熊本県民謡
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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クスダマツメクサ

 大栗川大田平橋付近の遊歩道で見つけた「クスダマツメクサ(薬玉詰草)」。マメ科シャジクソウ属の一年草で、直径5ミリほどの花序が薬玉のように見えることから名付けられている。
 コメツブツメクサがグランドカバーのように低く咲くのに対して、クスダマツメクサは上に伸びて背丈は20~30センチほどになる。ヨーロッパ原産で、日本には昭和初期に入ってきたと思われる。左側の花のように、受粉後も花弁が残り、果実の姿が “ホップ” のように見えることから「ホップツメクサ(ほっぷ詰草)」とも呼ばれている。
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コメツブツメクサ

 首都大学キャンパスの野原で、グランドカバーのように拡がっている「コメツブツメクサ(米粒詰草)」。マメ科シャジクソウ属の一年草で、花径3ミリほどの蝶形花が茎の先端に球形に集まってつく。草丈は20~30センチだが、上に伸びず、地面を這うように拡がる。
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