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ヒトツバタゴ・1~街路樹

 別所公園付近の住宅地の街路樹になっている「ヒトツバタゴ(一葉たご)」。モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木で、「ナンジャモンジャ」と呼ばれることも多い。
 ここの街路樹は、去年の夏のランニング中に見覚えのある果実に気付いたもので、花が咲くのを楽しみにしていた。緩やかな坂道で数えてみると全部で36本ある。ニュータウン開発の区画整理の際に植えられたと思うが、なかなか良いセンスだと思う。
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ニセアカシア・2~開花

 純白の花が美しい「ニセアカシア(偽あかしあ)」。その香りも良く今の季節はこの樹の傍を通るのが楽しい。問題は幹や枝にある鋭い棘で、これには要注意。
 懐かしい話だが西田佐知子さんのヒット曲に出てくるアカシアは、ミモザではなくこのニセアカシアのほうだというのが定説のようだ。だがこれを ♪♪ニセアカシアの雨にうたれて~と歌っては、字余りで歌にならない。
 歌詞の “アカシアの雨” の解釈には諸説あるようだが、実際にニセアカシアの樹に降る雨のようでもあるし、満開時の花の房が垂れ下がる様子を雨に喩えているという解釈もできる。その雨が止む時とは、花がすべて散ってしまった様子を表しているのかも知れない。この歌が流行ったのは昭和35年。私はまだ幼い子供で “アカシアの雨” には興味が無く、もっぱら “駄菓子屋の飴” を良く食べていた。
 ニセアカシアはマメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、「ハリエンジュ(針槐)」とも呼ばれる。

『アカシアの雨がやむとき』 作詞:水木かおる
作曲:藤原秀行 歌:西田佐知子 昭和35年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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