goo

チャノキ・1~八十八夜

 今日は雑節の八十八夜。立春から数えて88日目になる。昨日は関東北部で夏日となり、今日は関東南部でも夏日になった。この時期は “八十八夜の泣き霜” と言って、まだ晩霜(おそじも)が下りることもあるので作物に注意しなければならないと言われているが、これからはもう霜の心配は無くなるという解釈もあるようだ。地球温暖化で平均気温が年々上昇していることを考えると、今の時代は後者の解釈になるのかも知れない。
 写真は「チャノキ(茶の木)」の若葉。八十八夜に摘まれた新茶は上質で、不老長寿の縁起物として珍重されている。チャノキはツバキ科ツバキ属の常緑低木。

『茶摘み』作詞・作曲:不詳 尋常小学校唱歌 明治45年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

チゴユリ・1~鮎道

 小山内裏公園 “鮎道” で、可憐に咲いている「チゴユリ(稚児百合)」。薄黄色の花を下向きに付けるので、気を付けてみないと見過ごしてしまいそう。長さ1センチほどの花被片は6枚で雄蕊も6本。写真ではわからないが雌蕊の先端は3つに分かれている。チゴユリはイヌサフラン科(←ユリ科)チゴユリ属の多年草。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )