とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

新聞論調の違い 北方領土関係の小さな言葉遣いについて

2017-05-01 23:13:58 | 報道
牙を研げ 佐藤優 P106

 二〇一六年八月二〇日に北方領土の国後島で日本人の通訳が拘束されるという事件がありました。ちなみに『朝日新聞』では、「拘束」という言葉が使われていたはずです。一方、『産経新聞』、共同通信の系統では「足どめ」と書かれていました。


あれ、朝日やるじゃん、と思ったらそう簡単な話ではなかった。

続き↓


拘束といのは客観的な事実で、ロシア側も通信社が報道したことです。足どめは拘束とどこが違うか。「今日台風で足どめされた」という言い方をするように、足どめは公権力が働いていなくても起きる。北方領土は日本領だという日本の建て前があるから、公権力が働いているということになると非常に面倒くさいので、日本政府は足どめという大本営発表をしたわけです。


というか、
「拘束といのは客観的な事実で、ロシア側も通信社が報道したこと」
「北方領土は日本領だという日本の建て前」
「大本営発表」
という言葉を選択していることから見て、佐藤さんはあれだね、完全にロシア寄りだね。ロシアから見た発言だこれ。ロシアと日本のどっちの味方なのよと言われてもそら仕方がない。

と言うのはおいておいて、朝日新聞とその他の新聞のスタンスの違いは、
・朝日:北方領土をロシア領と認める→ロシアの公権力が働く「拘束」
・その他:北方領土をロシア領と認めない→ロシアの公権力が働かない「足どめ」
と言った模様。

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