とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

良い医者に出会った時の感想

2020-03-30 19:57:18 | 雑感
医者も人間であるので、全員が完璧超人であるわけではない。

理想の人間像を体現している人間もいれば、中には「早く帰れ」と言わんばかりにキーボードをガツガツ叩いている人もいる。

そういうのはグーグルマップのコメントに記載できるので、総評は私からはとやかく言わない。

私がここに書いておこうと思ったのは昨年の腎臓結石で訪れた泌尿器科のことである。
まずその前年の12/31に痛み出し、年明けの1/4に駅ビルに開業している泌尿器科に向かった。

そこで見たのはいかにも若手て頼りなさそうな人で、「この人で大丈夫かな」というものであった。
次に日を置いて再度訪れると、今度は別の医者が私を見てくれたのだが、この人がまあ、本当にしっかりしている。
私は泌尿器科なんて・・・と半ばバカにしていたのだが、その態度が改めて恥ずかしく思う。
その人は、腎臓のことをしっかりと勉強されていて、患者にも丁寧にここがこういう仕組みで痛みを出していますと説明する。あるいは結石の除去は外科はおすすめしない、また、衝撃波のものもあるが、出血を伴う場合も考えられるので、これもおすすめしない。もし長引くようであれば、別の医院を紹介する・・・などなど、商売抜きにして真摯に対応してくれているのが分かった。
かなり失礼な話をすると、私の認識的には、花形の心臓外科などに比べれば泌尿器科などはその末端であろうという認識であったのだが、そういう人の困ったところなら、真摯に誠実にひたむきに、そしてビジネス抜きで患者のことを考えてくれていると言う存在に本当に頭が下がった。それでいて嫌味なところや上から目線と言うものが無い。人間として出来ている。

私は本当に恥ずかしくなった。私自身の失礼な認識もそうであったが、私がいる社会的立ち位置が場末であるなら、それなりにすればいいやと、半ば努力を放棄していたのも事実なのである。
(尚、それを打ち破ろうと努力しようとしたこともあったが、組織構造は個人の努力で打ち破れないのだと言うことを嫌と言うほど知らしめされ、打ちのめされたこともあった)。

また、年齢的にもそうだ。この私を担当した人は、私よりも年齢が若い。この歳になるまで私がいい加減で放縦な考えで仕事をしてきたことに恥ずかしくなったのも事実である。

世の中、色んな医者がいる。あからさまに手を抜いている人や、患者の回転数だけしか考えていない人もいる。
しかし素晴らしい人間にだって出会うこともままあるのだ。できるならば、(可能かどうかは別として)それを吸収していきたい。
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