とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

ネトウヨの定義

2020-05-10 12:54:39 | 国内社会批判
ネットを使う右翼と言うのがネトウヨと言うのであれば、それがそうなのだろう。
私自身がネトウヨだとも言える。
しかし、今の社会においては、どうにも「何でもかんでも韓国が悪い」と一方的に見なして、基本的な話が通じず、会話ができない、と言う人を社会語用としてネトウヨと称するらしい。

うーん、そんなヤツは日本にいるのか? と言うと私の個人的実感からするとかなり少数派だ。

基本的に韓国が嫌いな人は、韓国の大言壮語がまあいいにしても、それが過ぎて日本を批判するところまで行くので、どれどれじゃあ韓国の実情はどうなんだろうと調べてみたら、全然日本を批判できるような感じではなくて「お前の言っていることは間違っているだろ」と指摘したり、あるいはその齟齬をちょっとバカにしたような感じで揶揄をして「ふーんでも韓国では〇〇じゃん」と言うツッコミを入れたりするのが常である。

(例:コロナ収束をしてK防疫を発表して「これだから日本は」と言った後に韓国ゲイバーでコロナクラスター発生など)

要は小学生の時に「俺んち全部のゲームがあるぜ」と嘘を言って大見得を切ったら、その嘘が分かった上で「じゃあ今度見せて」と言っていじり、相手が自己矛盾で悶ているのを楽しんでいるサディズムによって娯楽を興じると言うあれであるが、この場合は嘘を言った小学生が悪い。
そんなこんなで「誇大な嘘を言って地位を確保するより、正直に言って周囲の正直な理解を得た方が社会的に、自分の人生的に良い」と気づいて見栄を切ってしまう日本の小学生たちは成長していくのだ。

その集大成が、「全て貧乏平穏でいいじゃん」と形成された現在の草食系の日本人であり、その逆例としてバブル時はもう本当に肉食で溢れまくっていた時の日本人は見栄を切りまくっていた。

私が疑問に思うのは、「韓国側が煩わしいので「ここ矛盾してんじゃん」と指摘する」日本人が、おそらくは「なんでもかんでも韓国が悪いと言って会話することができない」と言うネトウヨなる語彙の範囲内に納められているという社会語用上のギャップである。

私が思うに、韓国自身が成長することは全く問題なく、隣国として喜ばしいことではあるが、しかしその数直線状の延長線上に日本を社会的に攻撃していい、下に見て攻撃していいと言うプロットがあるわけではないので、それをやめて欲しいと言うことであるのだ。
私自身がネトウヨに分類されるのであれば、上記の問いかけは「話が通じない」レベルの話なのだろうか? 

韓国人に反発するのが右翼なのであれば、韓国の教科書を「テロを礼賛している」とおおいに批難した作家の佐藤優氏は右翼なのだろうか? 

もしそうなのであれば、完全に理解の文化圏が異なると言う意味合いにおいて、あらゆる断絶を想定しなければいけない。


また、「何でもかんでも韓国が悪い」と言うのがネトウヨであると言う最近の社会的定義があるとして、それが揶揄や批判・批難の対象となるのはまあ分かるとして、その逆である「韓国国内での『何でもかんでも日本が悪い』と言う人達」がそういう分類分けがなされず、むしろ思想のマジョリティとして韓国のアイデンティティを構成している件について、何も批判が起きないのはなぜなのだろう? 


「エボウヨ怒りのアルベド認定」/ 『FF10』主要キャラクター・ワッカが「エボウヨ」と揶揄される理由 - Junk-weed’s Blog
https://www.junk-weed.site/entry/2020/02/27/212131

ワッカが「エボウヨ」と揶揄されるようになった理由は劇中での行動が「ネトウヨ」を連想させるものだったからだ。ここでいう「ネトウヨ」とは「ネットで保守的(右寄り)な意見を書き込んでいる人たち」ではなく、「何でもかんでも『韓国が悪い!』『在日朝鮮人が悪い!』と主張して、話が通じない人たち」を指す。ワッカは未知の世界に迷い込んだプレイヤーである主人公・ティーダに優しくしてくれる頼れるお兄さんキャラだが、「アルベド」という種族を心の底から憎んでおり、その種族に対しては態度を一変させる。

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