テレビが面白くなくなっている理由の雑考。
やはりというか、老齢向けの番組構成になっているのもそうなのだが、老齢の人の意見やその周辺の動向を観察してみると、どうも「賢い知能を持った若い人」を見たくないから、と言うのもあるんじゃないかと思う。
よって若い人が例え出たとしても、それは愚かに振る舞うしかない。
「賢い知能を持った若い人」が登場すると、「こんな若造のクセに俺は正論によってこいつの言うことを聞かざるを得なくなるのか」と言う思いになるのではないか。
安倍首相が在任していた頃、高齢者の人はおおよそ安倍首相は「アベ」と呼び捨てにしてバカにしていた。
年下だからだ。
そうではなく、年齢に寄らず、賢くて戦略を持てる人をトップに据えたり、あるいは若い人の意見をよりよく聞いた上で個人が決定をなすべきなのではないかと。
タモリも40を越えたら若い人の意見を聞くと言っていた。
老いては子に従えと言われるのが昔は50〜60だったのだが、今の高齢者は未だに元気であるというのもあって、その主導権を譲れずにいる。
気持ちは分かるが、世の主導権はやはり若い人に移した方が良いのではないだろうかと。