ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

もう、「アイスバケツチャレンジ」は即やめるべき! 迷惑な話です。

2014年08月26日 21時39分28秒 | Weblog
 難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)のことは知っていましたが、その認知度向上を目指す活動「アイスバケツチャレンジ」の広がりは病気の認知度の向上と同時にあちこちでハレーションを起こしているようです。

 現在、世界に何種類の難病があるのかは知りません。
 日本においては難病指定があるのとないのとでは、その解決に向けてについて雲泥の差があります。
 私の妻の病気もまた、近年やっと難病指定を受けたばかりです。
 症状にもよりますが、本人・家族の抱える困難さは筆舌に尽くし難いものがあります。
 

 この活動のことを知った時、私が真っ先に思ったのは「迷惑」なことだということでした。

 もちろん、病気のことは「知ってほしい」し、チャリティーについても賛同します。

 しかし、なぜ、こんな方法なのかと疑問に思うのです。私の問題意識は下記の通りです。
 1 なぜ「氷水をかぶる」のか、理解できない。
 2 チェーンメール的な方法(不幸の手紙)は、他人に対して「強制」を伴うものではないか。
 3 選択肢の幅が狭すぎる。
 4 紹介をもらった方がどういう態度をとるのか周囲は「他人事」としてしか見ていない。
 5 カネがからむと必ず「違う」人たちが動き出します。

 その他、思うところがある方々もいると思うのですが、とにかく「病気の認知度を上げる」ためのイベントであるなら、~もっと厳しい言い方をすると、私からすればゲームでしかない~、どこかでピリオドを打つことを設定しておかないといけないと思うのです。

 多分、地球を2周も3周もして広がっているんでしょうから、もうこの辺りで幕引きにすべきでしょうし、「紹介」をもらった方は、自分の所でストップさせるべきだと思います。
 もう十分、認知度は上がっていますから。
 これからは「第2ステージ」へ移行すべきです。
 
 そう、先ほど指摘しましたが、カネが絡むと必ずうごめきだす人々がいるんです。
 このまま続けばきっと「氷水サギ」は絶対に出て来るでしょうね。
 そんな事態が発生した時、「主催者」のみなさんはどうするんでしょうか。また、病気や活動に対するマイナスイメージは避けられないと思います。
 
  



コメント
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