安産祈願

昨日、実家の近くの小山田地蔵（勝楽寺）へ安産祈願へ行ってきました。
私たち姉弟も甥っ子たちもみんなここでご祈祷していただいたそう。里帰り出産する予定なので、実家近くでと思いここでお参りしてきました。
七五三と重なって、人がいっぱい。安産で有名なお寺のはずなんですけどね・・・。

ご祈祷後、お坊さんから子どもの名前のつけ方についてお話があって、ちょっと感動でした。
子どもの名前というのは自分自身を表すもの。こんな子どもに育って欲しい・・・いうのは自分自身の理想の姿でもあるということ。自分の理想を子どもに押し付けるわけではないけれど、自分がこう呼ばれたい、たくさんの人に呼んでもらえることを思って考えなさい、そしてどうしてこの名前を選んだのか子どもに説明できるような名前をつけてあげてくださいというお話でした。
そして、その名前を考えられる幸せ、名づける存在ができたことを感謝してくださいとのことでした。
何だかジーンときてしまいました。確かに命や体は、親からもらったものではあるけれど、育っていく環境やその子の素質で変わっていくもの。親とは独立した存在。でも名前というのは子ども自身が考えるものではなく、親が与え一生その名を使っていくわけだから、ちゃんと真剣に考えてあげないといけないんだと思いました。「名は人の体を表す」といいますしね。本当に大事です。
と同時に、自分の名前もどうやって付けられたんだろう・・・と思いました。母は「画数しか考えてない」なんて寂しいこと言ってましたが、でも私は自分の名前を結構気に入っています。いい名前をくれた親に感謝です。
まだ早いかと思っていたけれど、夫と一緒にじっくりいい名前を考えたいと思います。

お寺でいただいてきたもの。
お札、お守り、ろうそく、腹帯、お初着、しゃもじ、お米の粒（２粒）など。
お米は予定日近くに普通のごはんに混ぜて炊いて、安産を祈っていただくそう。しゃもじは、願い事をすくいかなえていただけるように・・・という意味だそうです。
右端のピンクの布は、私が持っていった腹帯（というか腹巻）。ここにも安産のハンコを押してもらい、今日が戌の日なので、この腹巻とお守りを早速身につけました。
何だか、いよいよ本格的に妊婦であることを実感です。

数日前から、お腹の右下の方に時々ポコっ、ポコっとした感覚があります。これが胎動？
ご祈祷を受けてるときも、ポコ、ポコって。まだ弱いので、じっとしてないと分からないくらいですけど、お腹に何かいる感じ。すごく幸せな気持ちです。
安産祈願してきたからといって、調子に乗らずに大事にしなくちゃ・・・。
こんなに苦労して授かった命なんだから。