キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

一粒の麦 映画

2016-09-08 07:35:22 | Weblog
9月6日(火)の朝、ニュースも同じ内容ばかりなので

見飽きて、チャンネルをかえると






映画チャンネルNECOで

『一粒の麦』

という映画が始まるところでした。









(私も一粒の麦なんだ。と思いながら。)






いい映画でしたねぇ~。(真面目な映画です?!?)

この頃TVでよく昔の見応えのある映画に出会います。

そんな時、なぜか得したような気分に。





1958年制作

監督 吉村公三郞

脚本 新藤兼人

出演 菅原健二

   若尾文子



脚本が新藤兼人さんになっていたので

見てみようと思って・・・。










(時代を感じさせるポスター。)







集団就職で東京に出てきた少年少女たちが苦労しながらも力強く

生きていく姿と、その子らを見守る教師の情熱を描いています。

(高度経済成長の幕開けの少し前の時代設定でしょうか?)









(集団就職列車には、こんなに大勢の少年少女が乗るんだって

 初めて知りました。ホームでの様子もよく分かって・・・。)






福島駅を出発した集団就職列車は、平田中学の井上先生が引率する

生徒たちを乗せ上野駅に到着します。









(それぞれの職場で懸命に働きます!! この恋が実るといいなぁ~。)






生徒たちは雇用主に引き渡され、心細そうに自動車修理工場、

ガラス工場などそれぞれの就職先へ向かいます。

 






(イチ子先生役の若尾文子さん)
  





貧しいけれど、今のような残酷ないじめもなく

集団就職で上京した若者たちの前向きに生きる姿が

切々と伝わってくる感動的な映画でした。





私たち世代よりも一世代前になるのかなぁ~。

なんて考えながら・・・。








(初々しい花嫁姿の若尾文子さん。そして、おきれいで~す!!)






また、映画を見ながら 歌手・伊沢八郎さんの 

「ああ上野駅」

そのものの世界だなぁ~。

とも思ったり。






生きることの辛さと暖かさが伝わってくるような

そんな映画でした!!

(写真はHPからお借りしました。)



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