NYヤンキースの名物オーナー
ジョージ・スタインブレナー氏が13日
心臓発作のため亡くなった
80歳だった
超ワンマンで選手や監督と
衝突することも多かったが
世界一ヤンキースを愛していたことは確か
心よりご冥福をお祈りいたします
連日の活動を終えたカミサンが
今日は燃え尽きたかのように
今朝は8時過ぎまで起きてこなかった
それでも拙者の(遅い)朝飯を作り
午後からはお礼の電話をかけている
たいしたもんだ
ま、今日は明日のジョーのように
灰のまま座っていればいい
明日から、また復活して
元気に日々を戦うのじゃ
ともかく お疲れ様です
部長時代はやり手で、部下の面倒見もよく
更に経営陣に対しても堂々と意見を述べる
いわば会社のヒーローのような人物だった彼が
経営陣の相次ぐ不祥事でお坊ちゃま社長が退陣した為に
社長に祭り上げられた…
社員は皆期待し、会社の将来に輝かしい光を見る
取引先や株主たち、マスコミさえも新社長を賛嘆する
新社長の一挙手一投足に注目が集まる
傾いた会社を立て直すため
ヒーロー新社長は、きっと凄い手を打つに違いない
そんな思いで皆が彼を見ていたのだ
だが…
一ヶ月ほどして雲行きが怪しくなる
経営に関する知識が受け売りで
実は経済が大の苦手だったのだ
もっと言うと経営哲学が無く
そのために発言がすぐにブレた
これでは、無能な前社長と同じではないか
という声まで聞こえてきた
リーダーが実は素養が無く
実行力も弱いと分かると
公然と社内で社長の悪口を言うものも現れる
特に、会社の創業時に大きな力を
発揮した大物幹部は、会社を割ろうとし始める
果たして、こんな会社は長続きするのだろうか
会社なら潰れればいい
だが、それが国を動かす政党となると
そんな訳にはいかない
いま必要なのは
「見せ掛け」のリーダーではなく
本物のリーダーなのだ
リーダーの条件に5つあると言われる
1つ目は、前向きな強いエネルギー
良いときも悪いときも、常に健全な活力と
楽観的な姿勢を示し、前に突き進んでいく活力
そして情熱を周囲に与え続ける能力
2つ目は気迫
厳しい要求を突きつける能力
「イエス」「ノー」をはっきり言う能力
3つ目は実行力
成功の為に必要な物事をやり遂げる能力
4つ目に発言力
空虚なディベートや議論の為の議論ではなく
理論的で簡易な言葉で聞くものを納得させる能力
最後に哲学
全ての発言・行動の裏打ちとなる
シッカリとしたブレない理念を持っていること
この5つがあり、更に人間的魅力がないと
リーダーには向かないというのだが
果たして現在の日本に
この条件に合うリーダーはいるのだろうか
前述の期待された社長の素養は底が割れた
彼は照れ笑いで頭を掻き
頭を丸めて再びお遍路に出れば済むだろうが
日本国民の生活の基盤を支える総理が
もし、その程度の人間ならば
日本国民は心底不安にならざるを得ないが…
組織に属さず、会社関係からの依頼も無く
友人関係や周りも選挙には無関心の人は
どうやって候補者を選び投票するのだろう
そんな人間となってみて
自分なりに候補者を選んでみた
すると…
全くいないのである
誰も選べないのだ
仕事関係などで人柄や仕事ぶりを知っていれば
「アイツなら大丈夫」とか
「彼女には仕事を任せられる」等
自分なりに判断し投票できる
けれども、街頭演説やネットなどで
色々な主義主張を聞いても
「この人」というのが出てこない
言っている事とやっていることが
違いすぎる者が多すぎる
何を言っているのか判らない者もいる
それに第一、彼らの仕事振りや人柄は
何一つ知らないのだ
だから(馬鹿にしていたが)
タレントや単にテレビに出ている
というだけで選ぶ人間の気持ちも判る
しかし、だ
そんな「みたいな感じ」風で選ぶと
結局は、自分に降りかかってくる
そこで提案
全部の候補者の選挙事務所を訪ね
そこに集まる人間の雰囲気を見
秘書や、出来れば候補者本人に会えば
なんらかの判断が出来るのではないかと思う
そして判断し選んだ人間が
当選後に私腹を肥やしたり
賄賂をとり愛人を作ったり
タレントとして復活したら
それは自分のアホさを責めればいい
彼らの責任ではない
そうやって選挙のたびに自分を責め
税金を払い続け、年金を誤魔化され
悔し涙で死んで行く…のだ
しかし、この国は一体どうなるのだろう
庶民に悔し涙を流させる
私利私欲・自己顕示欲の輩は
頼むから立候補しないで
お願いっ…涙
暴力団の資金源にもなっている
野球賭博に関与したとして
日本相撲協会は、大嶽親方(元関脇貴闘力)と
大関の琴光喜を解雇した
いわゆる“角界汚染”問題は
これで全てお終いにして
名古屋場所を開催したい
それが相撲協会や関係者の
切なる希望だろう
だが、汚染の根は断ち切れたのか…?
相撲業界だけでなく
政治の分野・経済活動
教育界・法曹界
そしてマスコミなど
日本の“各界汚染”も深刻だ
正しいことが正しく行われ
不正や悪が根絶し
正直な庶民が栄える社会
そんな日本・世界は
いつ実現するのだろう
座して待っていても
そんな世界は訪れない
環境汚染は人の心の汚染
汚染を見逃す心から始まるという
“各界汚染”を正すには
自分を含め一人ひとりが
“悪”や“不正”“汚染”と
間断なく戦う以外に無い
白血球が体に進入する悪い細菌と戦うように
戦いを止めてしまえば
自分も社会も“汚染”に侵略され
暗黒の社会となってしまう
“角界汚染”という言葉で
そんなことを思ったのだった
大阪へ行った際
凄く気になったのが
喫煙マナーの悪さだ
町のどこでもタバコの悪臭
歩きタバコは当たり前
後ろに人がいてもブカブカ吸って
灰をパッパと落とすのだ
そんでポイ捨て、ときた
ヒドイのは禁煙タクシーの運転手が
交差点で止まっている際に
客が乗っていないからと
ブカブカ吸っているのを見た時は
さすがに声に出してしまった
「オッサン!
禁煙タクシーで
タバコ吸ってどうすんねん!」
運転手は聞こえないふりをして
走り去ってしまった
交通違反の多い大阪
禁煙マナーも期待できないか…
これさえなきゃ
大阪は好きな街なのになぁ~
実現できぬことを
さも出来るように言うのは
世間では「嘘」という
また、どんな理由があろうと
約束したことを実行しないのは「嘘つき」という
さらに、実現できぬことを知っていて
それを言うのは「詐欺」という
その「嘘」「詐欺」を
政治家は、どうして
こうも繰り返すのだろう
根本的に嘘つきの本性を持った人間が政治家になるのか
それとも、政治家を続けているうちに嘘つきになるのか
どちらにしても、彼ら意識の中では
「市民」「有権者」が中心ではなく
「自分=エゴ」が中心なのは確かだ
「市井の人々」が心の中心ならば
他のために働くのが当たり前で
自らの名誉や保身や財産は眼中に無く
従って、彼らは国民に対して
下らない嘘をつく必要が無いはずなのだ
嘘をつく最大の原因は
「自ら」を守るためだ
彼ら嘘つき政治家を見ていると
マット・デイモン主演の「The Informant!」に描かれた
自らの不正を隠すため嘘をつきまくる
主人公の企業マンと重なって見える
さて先日、「上げない」はずの消費税を
引き上げると発表した菅首相は
「税は上げるけれど、年収300万から
400万円以下の低所得者の人には
払った税金分だけ還付する」と言ってのけた
彼は二重の嘘を言っているのに
気づいていないのだろうか
知っていて言うのであれば
彼は大嘘つきの詐欺師だ
まず「増税」
これは約束違反だ
そして「還付」
これは実現不可能だ
低所得者の、誰がどれだけ買い物をしたか
役所のどの部署が調べるのか
自己申告なのか
低所得者が領収書を申告書に張り
それを役所に出し、領収書に書かれた
「消費税」分の金額を戻すと言うのか
それは、いちいち一人ひとりが
申告しないといけないのか
スーパーのゴミ箱にある他人の捨てた領収書を
その申告書にベタベタ張ったとして
その不正は、どうやって見破るのか
買い物もやっとという年配者にも
申告書を書くという労作業を強いるのか
還付金はいつ戻るのか
年末か、それとも翌年末か
それまで苦しい生活を続けろと言うのか
ほんの一部を考えただけでも
こんな滑稽な話は無い
消費税還付など
どだい無理な話だ
その場その場を取り繕うだけの
無責任発言としか思えない
それとも、全て承知の嘘話か…
ともかく
出来ない話や嘘をつく政治家は
金輪際、信用すべきではない
彼らの心の中心は
「国民」ではなく「自分」なのだから