報道によると、中国の成人の約2割近くが
鬱病や不安障害、薬物やアルコール依存
症など、なんらかの精神障害を持っているという
また、子供の精神障害も増加しており
都市部に住む全世帯の3分2の家庭で
不適切な教育から、子供たちが精神的
障害を負っているらしい
そして、それら治療を必要とする人たちの
7割近くが、経済的理由から治療を受けら
れないでいると伝えている
更に、これは統計では発表されていないが
中国の年間自殺者数は、約30万人~50万
人とも言われている。日本の10倍以上だ
(ただ人口比率を考えると、ほぼ同じともいえる)
精神疾患の原因として、急速な経済発展が
挙げられているが、それが根本原因とは思えない
日本も戦後、急速な経済成長を経験したが
それが原因で精神を病んだ人は、今の中国
ほどではなかったと思うからだ
こういう事実を基に、日本のマスコミなどは
また「中国バッシング」を始めるかもしれない
“パクリ”“危険食品”“高速鉄道事故”の次は
「精神の病める中国」云々と…
だが、これは中国だけの問題ではない
日本でも、教師の「精神的な病気」に
よる休職が多いことは知られているが
多くの大企業でも同じ問題を抱えて
いるというのだ。実際、身の回りでも
「うつ」などで病院に通う知人が
何人かいる
中国のように、統計こそないが、日本も
成人のかなりの割合で「精神疾患」が
あるのかも知れない。成人の約3割が
なんらかの「心の病」を抱えていると
いう学者もいるほどだ
以前は、ペストなどの伝染病が世界を
震撼させたが、これからは「心の病」が
世界的危機状態を招くことになる可能性もある
最も厄介な問題を、中国と日本
そして世界は抱えることになる
それを考えると、夜も眠れない…