「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

誰が世界を作ったか

2013年10月08日 09時43分07秒 | Weblog
 
夕刻、湾岸線から首都高に入り、大都会の町並みを横目に
車を走らせる。西に大きく傾いた太陽が、ビル群の間で巨
大なオレンジ色に輝いている
やがて燃えるオレンジ色はビルの谷間に沈み、まだら模様の
茜の空に深い藍色が染み広がっていく。…と、ビル群の窓々に
人工的な明かりが灯り始め、都会は、胸を切なくさせる
夜の顔に姿を変えていく
近未来を描いたSF映画『ブレードランナー』を彷彿とさせる
光景。僕は何より、この光景が好きだ

この大都会の風景を見ていると、あることに気づく
ビル群が立ち並ぶ、この近代的な都市を造ったのは
人智を超えた存在、例えばゼウスなどの手ではなく
ましてや宇宙人や超常現象などではなく、実に実に
“人間”なのだ、ということに…

“人間”が、石を運びセメントを捏ね、鉄筋を組み立て
一歩、一歩、創り上げてきたのだ

偉大なのは、作り物の偶像やおとぎ話のような軽薄な
空想ではなく、“人間”なのだ

その“人間”を最大に尊ぶ教えや思想こそが、絶対に
正しいのだ


夕暮れの大都市・東京を見ながら、そんなことを
思ったのだった
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