安倍氏には独特の哲学がある。
すなわち「国民は馬鹿である」という哲学だ。
「ものすごく怒っていても時間が経てば忘れる」
「他にテーマを与えれば気がそれる」
「嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう」
選挙のたびに勝利した安倍氏がこう考えたのはある意味正しかった。
さらに、この哲学は、とんでもない政治倫理の堕落をもたらした。
安倍政権では、「李下に冠を正さず」、すなわち、人の道から
外れているのではと疑われることだけでも許されないという
あるべき倫理観は完全に消え失せた。
どうせ国民は馬鹿ですぐに忘れてしまうのであれば、
怖いのは司法当局だけということになる。倫理規範は
「捕まらなければ良い」となり、ことが起きると、
何も説明せず、「検察に捕まらなかった」から
問題ないと胸を張るようになった。
これはさらにエスカレートし、
「逮捕させなければ良い」というレベルまで堕落した。
元通産官僚 古賀 茂明氏(週刊朝日 2021年10月29日号より)
(その安倍思想を、岸田さんは継承する?)
すなわち「国民は馬鹿である」という哲学だ。
「ものすごく怒っていても時間が経てば忘れる」
「他にテーマを与えれば気がそれる」
「嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう」
選挙のたびに勝利した安倍氏がこう考えたのはある意味正しかった。
さらに、この哲学は、とんでもない政治倫理の堕落をもたらした。
安倍政権では、「李下に冠を正さず」、すなわち、人の道から
外れているのではと疑われることだけでも許されないという
あるべき倫理観は完全に消え失せた。
どうせ国民は馬鹿ですぐに忘れてしまうのであれば、
怖いのは司法当局だけということになる。倫理規範は
「捕まらなければ良い」となり、ことが起きると、
何も説明せず、「検察に捕まらなかった」から
問題ないと胸を張るようになった。
これはさらにエスカレートし、
「逮捕させなければ良い」というレベルまで堕落した。
元通産官僚 古賀 茂明氏(週刊朝日 2021年10月29日号より)
(その安倍思想を、岸田さんは継承する?)