日本シリーズ第2戦。それは、1回にデッドボール
などで日本ハム選手が塁を埋めたときに起こった
マウンドの沢村拓一投手(24)の元に、阿部慎之助
捕手(33)がトコトコと歩み寄り
「何やってんだ、お前!」と、沢村の頭を叩いたのだ
報道では、沢村の“サインの見落とし”を、阿部が
叱りつけ「気合を注入した」とあった
それをニュースで見た僕は、カッと頭に血が上った
数万の観衆の前で、既婚者でもある大の大人の沢村
の頭を叩いたのだ。これは暴力ではないのか?
先輩による“パワハラ”ではないのか?
もし大リーグでこのようなシーンがあれば、マスコミ
やファンは大騒ぎするはずだ
だが日本では、「気合の注入」となり、結果的に試合
に勝てば、美談にさえなる
これに怒る僕は、ズレてるのだろうか…?
野球少年たちは、どう感じたのだろう…
なんとも不愉快な場面を見たという印象だ
暴力を容認するスポーツなどいらない
また、こんなことを許し美談にするマスコミも
全く信用ならない
記者が現場でミスをしたら、そこに居合わせた
上司が皆の前で頭を叩いて「何やってんだ!」
となっても「いゃあ、気合を入れてもらいました」
と笑えるのか?
アンタたちは“完全にズレてる”
ズレた感覚で何を伝えても
ピンボケ報道にしかならないよ