利根川水系から水を引く浄水場から有害物質が検出され
千葉県の広域で断水があった。そして東京でも、その有
害物質が検出され、川の汲み上げを中止。幸い、別の水
脈があるので、東京は断水には至らなかったが、今回の
ことで、改めて水源たる「川の水」の重要性と、その川
の清潔は善意の人々の努力で保たれており、実は危険と
隣り合わせだということを認識した
つまり、悪意の一人が水源に「何か」を流せば、とんで
もない事態となるのだ
これは実に怖いことだ
善悪が曖昧になり、正しいことを「正しい」と言わなく
なり、それが原因で悪がのさばり、思想が乱れ、検察が
証拠を捏造し、警官が犯罪を犯し、中学生が殺人を犯す
など、昔は想像すらしなかった犯罪が増え続ける昨今…
善意だけが頼りの“システム”は崩壊の危機を招きかねない
アメリカの某公的組織のように、「想定外」はない程に
あらゆる事態を想定し、それに対処する具体策を講じて
準備する公的機関の設立が急務だ
ただ、いまの民主党政権では無理だ。彼らは、全てにお
いて評論家で他人任せ「当事者」意識が非常に希薄だ
だからといって、前の政権がベストとは思わないが…
ともかく、あらゆる危機(防衛以外の)に対処する機関を
創り、そこに「水源」部門を作って欲しい
その総責任者には、猪瀬東京都副知事のような人がいいが…