「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

備忘録 12月8日名字の言 抜粋など

2011年12月11日 00時47分24秒 | Weblog

ある医師の告白「空想の中では人類をも愛する自分だが、
驚くのは、そんな自分が目の前の一人と関わると、自らの
狭量さが前面に出て、愛どころか憎悪さえ生まれる」

     (ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』より)


言動が一致しない人間は多い。「公務員の給与を削減する」と言って
おいて実行せず、「消費税は上げない」との公約を平然と破る民主党
や、「人々の幸福」や「世界平和」を口にし、自らは神や仏と同じ神
聖な人格者・教祖と同格などと公言。信者に伏拝と称する土下座さえ
強要する。だがその陰では、男児に性的虐待をしたり、信者からの浄
財・布施で、飲酒、芸者遊び、豪邸を買う。更には愛人を囲うなどの
堕落に反省すらない破廉恥な聖職者ら

彼らのような、言うこととやることが逆になる原因は“悪意の企み”
としか言いようがないが、それ以外の言行不一致族は、「カラマーゾ
フの兄弟」に登場する上記の医師のように、その人間の器・狭量さが
根本にあると思われる

更に、狭量で変節しやすい「心のままに生きる」「自分の心に正直に」
という、間違った考えも一因と言える。瞬時も落ち着くことのない我
がままで不安定な「心」のままに生きていれば、結局は欲望のままに
生きることになる。その鍛錬のない浅い人生では、環境の変化で一喜
一憂し、右往左往するのがオチだ。そんな人生を送る人間の言動は一
致せず、その不一致に気づかないでいる。自分は一本筋が通っている
と思い込んでさえいる
(あの毎日新聞の与良正男論説副委員長を見よ。あんなに民主党擁護
を繰り返してきたのに、ここへきて政権批判に転じ、更に“昔から政
権に対し厳しい目で見ていた”的な発言をしている、まさに変節にも
気づかない厚顔の輩ではないか。否、気づいて白を切っているのか…)

そう、師匠がいないのも言行不一致となる大きな要素だ。不完全な人
間でも、言行一致の高潔な人格者を師匠と仰ぎ、どんな状況において
も、その師匠の袖をシッカリと握り離さないで生きれば、師匠の人格
の爪の垢程度でもマトモな人生を歩むことができる

師匠がいない。鍛えのない心のままに生きようとする。これが付和雷
同人生の原因だ。そんな人生観の輩がマスコミを仕切り、国を仕切り
社会を仕切っている。…書いているうちに腹が立ってきた  笑

コメント
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