あるアーティストが興味深い実験を行った
1本の縦線を描いた紙を示し、一人の人に
その線をなぞるように線を描いてもらった
次に、二人目の人に、一人目の人が描いた
線を忠実になぞった1本を描いてもらった
少し歪むが、それでも最初の線に近い
そうして“伝言ゲーム”のように次々と前の人の
描いた線を見せて、新たに描いてもらい500人目で
は、果たしてどんな線になっているか…
という実験
それが以下の写真だ
途中、V字のようになったりして、最終的には元の
1本の縦線とは全く別物の“抽象画”になっている
目で確認できる紙に書かれたものでさえこうなのだ
ましてや、耳で聞く話などは“おして知るべし”
古くから伝わるナンチャラも、この手のものが多い
途中の人間の「我見」が加わり、上記の絵のように
源と似ても似つかぬ邪も…。ご用心、ご用心…