180やビートでもやっていなかったコトをしたくて取組中の『メンテナンス強化キャンペーン』推進中である。
が、結構制約が多いのが困りものでアル。何しろ、ウチの駐車場では4輪ウマかけできそうもないしネ。
手順書を作成することで、机上演習は済んだと理解スル(笑)。
0)ラダーを後輪にかます。
同時4輪ウマかけでなく前輪・後輪を交互にウマかけしなくても、フロントジャッキアップポイントにアルカンジャッキが入らない。
=>ラダーを使わざるを得ない。という、ウチの車庫事情から。
1)駐車場のコンクリ面の設定マーキングの所にラダーを配置し、後輪を載せる。
毎回、ラダー位置やジャッキアップ位置を決めるのに結構四苦八苦してるので、ガムテでマーキングしときます。
ラダー先端にガムテのきりっぱが見えるのがそう。
2)サイドブレーキを引く。ギアはバックギアに入れる。
3)ラダーに載っているリア左右タイヤに駐輪場用横長輪止めをかます。
△のゴム輪止めだと最後、手で引っ張るのではタイヤに挟まって抜けない為。
4)フロント左右にパンダジャッキを使って各々ジャッキアップする。
アップしたら、タイヤ直下に2㎝程度のカタログ冊子を置く。俺は、モノタロウ(笑)。
5)フロントに忘れずに輪留めをする。この際、△のゴム輪止めではタイヤから外せなくなるので、長い棒状の輪止めを使うことに注意。
輪止めが抜けないからと言ってエンジンをかけて車を動かせんからな(笑)。
エアをABSにかませてしまうカモ・・ラシイ・・(汗)
リアを上げた際に車体を制止させる物理的な手段となる事を留意すること。
6)ボンネットは浮かせておく。
【リアジャッキアップ作業】
7)リアジャッキアップ作業
リアのデフ下に鉄板を敷く。3枚(カインズ購入長鉄板を一番奥側、鉄板屋通販購入鉄板2枚を連結して手前に並べる。)
必要なら高低差修正ゴム片をかますが、今回はほぼ凹凸ない状況でした。
フロント:ジャッキをかけるドア直下の切り込み周辺下に鉄板を左右各1枚敷く。□
必要なら高低差修正ゴム片をかます。
8)デフにジャッキ皿をかけ、リアを浮かしていく。
この時、ジャッキハンドルが、駐車場の壁やフェンスにぎりぎり干渉してしまいかねない。
かと言って、道路側に移動させるとフロントからアルカンジャッキを突っ込めなくなる。
・・・外構工事、タイムスリップしてやり直したいわ、ほんと。
【リザーバータンクからのフルード抜き取り】
9)タンク周辺にウエスをテーピング固定しておく。
空きペットボトルを3本、水を入れて4輪近くに置いておく。フルード洗い直し用。 □
10)リザーバータンク蓋を開ける。キャップと中にあるフィルターを取り出し、水洗し、ドライヤーで乾かす。
フィルターはピンセットで取り出すのが楽。
11)注射器で古いフルードをリザーバータンク中央位置まで吸い取る。
(廃棄するが、ペットボトルに入れて、排出フルード量が何mlか? 記録する。)
注入するフルードを都度計量し、記録すること。
緑茶みないな色になってんじゃん(笑)。
12)間口付近まで新しいフルードを入れる。今回だと100ml位補充する感じだった。
【エア抜き開始はどこから?】
★★リザーバータンクから遠い順でエア抜きをする。
今回は交換なので厳密にはマスタシリンダーから遠い順で行う。
右リヤ=>左リヤ =>右フロント=>左フロント
※『86のブレーキマスターシリンダーは確かに運転席側、クルマの「前の右」にあるが・・。
マスターシリンダーからの配管は「前の左」のABSのコントロールユニットに接続され、前後左右のキャリパーへ分配とのこと。
=>一番長い・遠い配管は、「後ろの右」になる。
修理書には、特にエア抜き順番は記載ないので、まあ、知っておいて損はナイという認識デス。
【リア右タイヤ外し】・・・(A) タイヤは左右同時には外さない。
エア抜きは各々タイヤを別個に外すことにしている。(保険として。最近、地震多いしね。)
13)エア抜きする側の右リヤタイヤを外す。
14)電動インパクトレンチをACアダプター交換器に接続してタイヤを外す。
・予め、19ソケットを挿入する。何となくフラフラしているが奥まで入れば可。インパクトの衝撃対応かなと想像。
・緩めるトルクは最大の14N・mとする。デジタル設定をする。
・1ボルトにつき、4回程度のインパクト衝撃で緩む。手こずり5,6回もあったが・(汗)。
15)外したタイヤは車体下にかます。
【エア抜き開始】・・(B)
16)まず、ブレーキを5回程度ポンピングしておく。エア抜き前のエアだし作業となる。一応、修理書記載どおりに従いマス。
17)ブリーダープラグは後輪は背中をリア真後ろに向けて、正面対峙して、反時計回しで緩む。
・ゴムキャップは、ナットと同じ受け皿に入れておく。
・プラグの真下あたりにフルードがこぼれても大丈夫なように、洗面器を置く。
洗面器には、ペーパウエスを置いておくと、プラグを閉めてフルード漏れを確認する時に、漏れた?と心配しなくても良いので楽。
・緩めは、1/4ラチェットの10㎜ソケットで回すのが確実。少し力を加えると、カチッと音がして緩む。
・ゆるんだらプラグを一旦手締めする。そして、ワンマンブリーダーのシリコンチューブを直にはめ込む。
(付属のゴムキャップでは漏れ出すため)
・10ミリのフレアラチェットをはめ込み、1/4回転位緩める。 アストロで買ったけど、中々使えるゾ!
【参考 R2の時】
ブリーダープラグを緩める時、固く感じたら、556で潤滑させて10分程度待って緩める。
10ミリのフレアナットレンチを用意して対応した。
固くて舐めそうな場合に備えて1/4ラチェット10ミリを利用して乗り切った。プラグ、簡単に折れるらしいので・・。無事でよかったっす。
18)プラグを緩めると、チューブにフルードが流れ出す位に緩める。
ブレーキを5回ほどポンピングする。どの位、リザーバータンク液位が下がるか?を確認する。
今回、俺の場合は30回程度ポンピングするとリザーバータンク一杯付近がMIN付近まで下がっていた。
実際はどのくらい減少するかを推測すること。
19)確認後、フルードを補充する。補充量を○○mlと細目に記録シマス。
今回、廃液はペットボトルに詰め替えていたが、フルードは緑茶状態。購入したものは、ビタミンCが溶けた水溶液みたいな色でした。
【参考】 2023.7.15 大体、1キャリパーから150ml位は排出した。多すぎ(笑)。でも、入れ替えたいからなぁ。
その癖、でもピストンは戻さんかったがな。
20)フルードの色が綺麗なものになり、気泡も出なくなってきたらブレーキを突っ張り君を使い、踏み込み一杯状態で固定する。
突っ張り君、R2での作業評価に天狗になっていないか・・?!って気になったが、期待通りの仕事はしてくれたな。
が、気になる注意点はあった。
・突っ張り君は、フルバケ表面にダメージを与えるので、タオル等で突っ張り部分をあてがう事。
21)プラグを締める。締めトルクは7.8N・mと規定。が、手締めで固いと感じる程度で締めている。緩めた際、そんな感じだったらかね。
※ブリーダープラグを3/8 トルクレンチと10ミリソケットでトルク値締めをする。
俺の持っている3/8トルクレンチ&10ミリソケットでやろうと思えばできる。
プラグ根本付近をペーパウエスで拭いておき、ペタル踏み込み後にフルード漏れがないか?の確認に支障が無いようにしておく。
22)ブレーキペタルを突っ張り君を外した後に数回踏み込む。ブリーダープラグからフルード漏れがないのを確認する。
23)ブリーダープラグには、ゴム栓を着けた後に、キャリパー周辺を水洗いする。
【タイヤの装着】・・(C)
24)タイヤを取付け、手締めでナットをつける。
25)電動インパクトのトルク値を9N・mにして、ナットを締める。
ほとんど3回目のインパクトの際に、「end」とディスプレイ表示された。結構楽じゃん(笑)。
【リア左タイヤ外し】
〇左タイヤを外し、右と同じことを行う。
・・・(A)参照
【リア左右 エア抜き終了後】
26)ジャッキは保険でジャッキアップポイントに掛けたまま作業している。
これから、リジットラックを外すために少しばかりアップする。
27)リジットラックが外れるまでジャッキアップしたら、リジットラックを取り出す。
28)ラダー設置位置をマークしてあるので、そこにラダーを合わせて設置する。
ガムテで仮マーキング中デス。
ジャッキダウンした際、左右後輪がラダーの踊り場に着地するように。
29)着地後、トルクレンチで本締めし締付けトルクを確認する。
本締めの際、1穴位はゆるく締まっているものが散見された。
本締めは必要!電動インパクトの使い方が下手なのを自覚。
9N・mで締めているので、本締め12N・mで少しばかり締まりあがっている様で、電動インパクト時点ではオバートルクにはなっていない模様。
【フロントのジャッキアップ】
30)ラダーに載っている左右後輪に、駐車場の棒状の輪止めをかます。
万が一、リアのブレーキやサイドブレーキに不調があっても踏みとどまらせる手段としての保険。
・・フロントを上げてしまうのだから。
【右フロントタイヤの外し】
31)
・・・(A)参照
【右フロントキャリパー エア抜き】
32)フロントを背面にして、キャリパーを正面から見て反時計回りでブリーダープラグをリア同様に緩める。
・・(B)参照
【右フロントタイヤの装着】
33)・・(C)参照
【左フロントタイヤ外し】
34)
・・・(A)参照
【左フロントキャリパー エア抜き】
35)フロントを背面にして、キャリパーを正面から見て反時計回りでブリーダープラグをリア同様に緩める。
・・(B)参照
【左フロントタイヤの装着】
36)・・(C)参照
【フロント左右 エア抜き終了後】
37)ジャッキは保険でフロントジャッキアップ位置に掛けたまま作業している。
これから、リジットラックを外すために少しばかりアップする。
38)リジットラックが外れるまでジャッキアップしたら、リジットラックを取り出す。
39)フロント両輪の真下に来るように雑誌(2㎝程度は必要)を配置する。
40)ジャッキをゆっくり下げる。フロントのバンパー先端がジャッキの上部と接触ぎりぎりなので。
41)着地後、トルクレンチで締め付けトルクを確認する。) □
本締めの際、1穴位はゆるく締まっているものが散見された。本締めは必要!
9N・mで締めているので、本締め12N・mで少しばかり締まりあがっている。
【エンジンルーム後かたずけ等】
42)リザーバータンク周辺のウエスを片付ける。周辺を水洗いしておく。
43)リザーバータンクフルード液位がMAX周辺か?
44)リザーバータンクのフィルターを装着する。
45)タンクキャップをしっかりと締める。
【エンジン始動・ブレーキ感触確認】
46)エンジン始動後、ブレーキを10回程度強く踏み、ペタル抜けがないか?確認する。□
【記録】
廃棄フルード量の計測 500ml
・因みに、リザーバータンクに新しいフルードは550ml程入れている。2缶目の封きってしまった(笑)。
作業後、いつもの、『あー、あれっ、やってねぇ!』が発現(笑)。
「リヤキャリパーのエア抜き時、サイド解除してねぇじゃん・・・」
あー、一瞬焦ったが、
【サイドブレーキ解除は86は不要】
86,BRZはサイドブレーキが独立しているディスクインドラムブレーキとなっているので、解除しなくてもよかとデス。