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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

日本沈没

2010年11月11日 | 戯言
尖閣ビデオの流出とその後に判明した事実や議論、流出させた人間が海保職員とはいえ直接の当事者ではなかったこと、これを公務員の守秘義務違反と言えるかビデオ自体が「秘密」と言える状態にあったのかということ、良くやったという声とヒーローにしてはならないという声、その他様々な考え方、識者見解などが渦巻いています。

オヤジが感じるのは、憲法に謳われた崇高な理念とは裏腹に現実には単に嫌なことから目を背けて避けてきた国家・国民としての脆さが露呈してきたということです。
何につけても首相をはじめとする国をリードしていくべきリーダー達の胆力の無さです。国民が期待した政治の変革は、見事に裏切られつつあります。

勿論、責任の大きな一端は有権者である国民自身にあることですが、今回の選挙前後の変遷の大きさはイチ国民レベルではやはり予測し難いレベルです。
声高に叫んでいたものほどマニュフェストとはすっかり違う方向に進んでいるではないですか。

ただこういう時こそ、自分の国の在り様、主権者の一人としての自らの在り様を真剣に考える絶好のチャンスでもあります。
ここで相変わらず「大人の対応」とばかりに問題の核心に触れることを避け、見ない振りをしてエエかっこしていては、まさに国家存亡の危機に繋がりかねません。
「日本沈没」、国が亡くなるということは決してフィクションの世界ではないと思うのです。
コメント (1)
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