思わぬところにオヤジの会社の名前が出てきたので記事を読んでみましたが、もう一つイメージが湧きません。
画面上の指示に従っておままごとをして料理が出来ると、実際には中身が無いはずのおままごとから料理の香りがするということは理解しました。
料理の最中も包丁で切ると切る音が、鍋で炒めると炒める音がするということでしょうか。
とすると玉ねぎを切っていると玉ねぎの香りがするとか涙が出てくるとか、さてさてじゃがいもの匂いって一体どんなだ・・・?
そこまではまだまだ、発展途上なのでしょうかね。
実際の食材を使って、調理実習した方が臨場感もあるし、時にミスをして包丁で手を切っちゃったり、鍋で火傷をするかもしれないけれど、その方が体で五感を通じてしっかりと覚えると思うのはオヤジの屁理屈なのでしょうか。
記事によると商品化しないそうですが、じゃあ何のため?
思い切りベタな営業現場に居るオヤジにはこの取り組みは道楽に映っていますが、「次世代型」ということですからきっと将来の稼ぎのネタになるんだろうと期待することにします。
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<辻希美が感動した、auの次世代型おままごとキット「めっちゃ本物のカレーの香りがするぅ!」>
ニフティニュース J-CASTニュース配信 http://news.nifty.com/cs/ 2016年6月16日
au携帯電話を展開するKDDIは2016年6月15日、おままごとキットとタブレット端末が連動するコンセプトモデル「ままデジ」の発表会を開催した。"KIDS AND FOODS"(キッズ・アンド・フーズ)を合言葉に、包丁や火を使うことなく料理体験ができる「五感を刺激する次世代型おままごとキット」だ。精巧な食材模型と料理道具に通信モジュール・各種センサーが内蔵されており、本番に近い感覚で料理を学べる。
ゲスト出演したタレントの辻希美さんと子役の「かのんちゃん」は、ステージ上に設置された「ままデジ」でカレー料理のデモンストレーションを行った。辻さんが見守る中、かのんちゃんはタブレットに表示される物語に沿って調理を進める。絵本を読み進めているかのように楽しげだ。見事料理を完成させて鍋のフタを開けると、中から本物そっくりなカレーの香りが広がる。そのにおいが鼻に届くや、かのんちゃんは満面の笑みを浮かべた。辻さんもまた「すごーい。これは隣の家で作っているときに嗅げるにおい」と感動の声を上げた。
辻「まずは『ままデジ』から始められたら」
まな板と鍋、フライパンに「振動センサー」、計量カップに「傾きセンサー」、鍋のフタに「光センサー」がそれぞれ搭載されている。まな板の上で食材模型をカットするときは「ザクッ」、フライパンに材料を投入するときは「ジュージュー」、揚げた材料を鍋に混ぜるときは「ジュー」、鍋に水を注ぐときは「トクトクトク」――とリアルな音が出る。完成後にフタを開けると、加湿ユニットが作動して湯気とにおいを発する。
3人の子どもを育てる辻さんは、「ままデジ」のメリットについて次のように指摘した。
「いまは3歳の子でも子ども用の包丁で野菜とかを『切りたい』って気持ちがあります。させたりはするんですけど、練習というか学ぶという意味で、まずはこういうことから始めたいですね」
「(『ままデジ』が家にあったら)笑顔の絶えない家庭になると思います。でもウチは3台ないとダメかもしれない(笑)」
辻さんの夫はやはり料理好きで知られるタレントの杉浦太陽さんだ。
「ままデジ」は"スマホの次"を発明するau未来研究所と飲料メーカーのキリンが共同開発した。プレゼンターを務めたKDDIのデジタルマーケティング部の塚本陽一部長は
「われわれも通信の力で人々のコミュニケーションを豊かにしたり、人々を幸せにしていきたいという本質的な社会的使命を持っています。キリンさんも"食"を通じて社会を幸せにしていきたい、豊かにしていきたいという思いを持たれています。この2社がコラボレーションすることで、今回発表するコンセプトモデルがより素晴らしい商品になるのではないかという思いから、一緒に活動することにしました」
とコラボレーションの理由を説明した。また「ままデジ」の将来的な利用シーンについては、「いろいろな可能性が考えられる」と前置きしつつも、
「おうちでできるエデュテイメント(遊びながら教育)として、カレーだけではない様々なレシピを学んだり、料理の工程を学んだりといったことが体験できるのではないかと思っています」
「食育は文部科学省の重要なテーマになっていると聞いています。教育のプログラムの一環として提供していくことも、方向性の一つとしてはあると考えます」
残念ながら、「ままデジ」が商品化される予定は今のところない。東京都中野区にあるキリングループ本社受付や工場見学イベントにて「ままデジ」を展示・体験する方向で検討しているという。