ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

売る側が不買(売)運動ですから

2011年07月31日 | 戯言
中国の高速鉄道事故の処理の仕方、諸外国から見るととんでもないことをしていると映りますが、国内ではどうなんでしょう。
結局は、とんでもないけど仕方が無いのでしょうか。
賠償についてもとても被害者の心情を思うようなやり方ではありませんが、こうでもしないと国家としてまとまらないんでしょうか。
世界第2位の経済大国の実情がこうでは、世界経済も不安定なのは当然なのかもしれません。

翻って我が日本と言えども、真相隠しは中国と五十歩百歩。
独占企業ともなれば、そのロジックは中国政府と共通点ばかりが目につきます。
何しろ電力会社の理不尽な振る舞いが顧客にどう映ろうと電気の不買運動は起きません。選択の余地がありませんから。
むしろ電力会社が夏に向けて電気を使うな(=買うな)と不買のお願いをして回っているくらいです。
その点で他の民間企業なら感じる危機感は無いんでしょうね。

今回豪雨の被害にみまわれた地方の方々にはお見舞申し上げます。
やっぱり梅雨が明けきっていなかったということでしょうか。
申し訳無いほど、福岡は夏真っ盛りの日々が続いています。聞かないなと思っていた蝉しぐれもようやく賑々しくなってきました。

こういう暑い時はビールですよ!
今年の福岡のビアガーデンは節電・節約意識の影響でしょうか、どこも絶好調のようです。
これがビール離れに少しでも歯止めになればいいのですけど。
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みっちりの1日

2011年07月30日 | 私事
今日はオヤジにとっての苦行ゴルフと、大好きなオーケストラの練習と、朝から晩までみっちりの1日でした。

ゴルフは推して知るべしです。
いつもどおり、途中で遊んでいつものスコア。
それでも今月読んだゴルフ関連の本の理屈を自分なりに実践したところではミスショットが激減し、いっしょに回った上手な人からのワンポイントアドバイスで自分でも明らかに進歩した実感が持て、苦行の中にも少し心地良さがありました。

で、初めてラウンド後にそのまま練習をしました。まさに鉄は熱いうちに打てですね。
でも、オヤジにとっての苦行の位置づけは変わりません。(笑)

夜のオーケストラの練習は弦セクションの分奏でした。
ちょっと出席者が少なかったですね。
いろいろと背景や事情はあるのでしょうが、分奏というのは貴重な機会なんですけどね。

今日は全体にテンポを緩めて譜読みもかねた練習。
確かにテンポを緩めて練習する方法にも様々な意見があります。
今まで経験した中でも、結局本番のテンポで弾けなければ意味が無いのだから、譜読みはともかく弾き方をテンポを緩めてやる意味は無いと考える指揮者もいますし、ゆっくりしたテンポから徐々に速めながら練習する指揮者もいます。

どっちが正しいということは判りませんが、どんなテンポでも自分でしっかりとカウントしながら演奏することが大事です。
プロの演奏家でも必死にカウントしているとおっしゃいます。カウントならプロとアマではそんなに技量の差ということにはならないと思うのですが、往々にしてアマチュアほどカウントせずに、耳で何となくの感じで掴もうとしていると思います。
そんなことがちょっと気になった練習でした。
で、偉そうに言ってますが、オヤジもカウントしようと意識があっても途中で集中がふっと抜けるとカウントも飛びます。
それじゃ意味無いじゃんっ!(突っ込み)

そんなこんなで朝食は早朝、昼食もラウンドの途中ですから昼前、そして晩飯は練習後で大いなる空腹にドカ喰い。
これじゃ折角16000歩以上歩いて、滝のように汗を流しても、全て補って余りが出ちゃいます。(爆)
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泣きたいのはどっち?

2011年07月29日 | 戯言
泣きたいのは被災された方々だし、国民ですよ。

でも、ここまで精神的に追い込まれている大臣がいるということは、内閣がチームとしては健全な状態に無いということ。
一方でオレはこれだけ仕事をしているぞとばかりに会見するリーダーである首相とのギャップを考えると、崩壊してますよ。
歴史に悪名を轟かせても名を残したいんでしょうかね。

復興費用がかかるのはみんなが判っていますが、コスト削減を豪語して政権を取ったにもかかわらずロクに削減もできなかった政権が、どこまで無駄なく必要最低限の費用で済ませ、復興を実現できるのか、本当に疑ってます。

海江田さん、辛いのだろうが、大臣たるもの人前で泣いちゃアカンよ。
涙を流すぐらいなら、自らの確固たる意思を持って毅然とケツまくっちゃいなさい。

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<海江田氏涙ぐむ…自分の価値はどうでもいい>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年7月29日

 海江田経済産業相が29日の衆院経産委員会で、自らの進退を巡り、涙ぐむ場面があった。

 海江田氏は菅首相との対立が深まり、同委員会で審議中の再生可能エネルギー特別措置法案成立などをメドに辞任する意向を示している。自民党の赤沢亮正氏が質問で早期辞任を促すと、海江田氏は「もう少しこらえてほしい」などとかわしていたが、赤沢氏が「なぜいつ辞めるか明言しないのか。大臣の価値を落としている」と迫ると、声を詰まらせ、目に涙を浮かべて「自分の価値はどうでもいい」と反論した。

 首相への反発と、閣僚としての責任感の間で苦悩する中、海江田氏も感情を抑えきれなくなったようだ。
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風評被害

2011年07月28日 | 時事
風評というのは恐ろしいものです。

それまではブランドだったものが、あっという間に半額にしても買い手がつかない状況になってしまう。
それも自らの責任の結果であれば自業自得と言えましょうが、この牛肉の餌からの放射能汚染の問題を畜産農家の責任とするのはあまりに無情です。

でも、リスクがあるものには手を出さない、あるいは出せない生活者。これも万が一何かあったら誰も面倒は見てくれないに違いない、だとしたら自らの責任で手を出さないと選択した結果です

出荷停止を表明するばかりで、拡がることを止める施策も方針も出せないのか出さないのか。
相変わらず、揺さぶられると方針がブレる政権に、その話題の鮮度すら薄れてきて、ますます延命だけが目的の首相の思う壺なんでしょうか。

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<宮城県産牛も出荷停止へ 福島に続き 原子力対策本部>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年7月28日

 宮城県産の牛の肉から基準を超える放射性セシウムの検出が相次いだ問題で、原子力災害対策本部(本部長・菅直人首相)は、28日にも県全域の牛の出荷停止を県知事に指示する方針を固めた。出荷停止になれば、牛は福島県に次いで2件目。宮城県では、食品全体で初の出荷停止となる。

 宮城県は27日までに、北部と南部の計3市町の畜産農家から出荷された6頭の牛の肉の基準値超えを発表している。えさとなった稲わらの基準値超えも、登米市や栗原市など複数の地域で見つかっている。

 肉牛やえさの稲わらの汚染が広がっていることが確認されたことから、災害対策本部は、出荷停止が必要との見方を強めている。

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早過ぎ遅過ぎ

2011年07月27日 | 戯言
日本の震災復興のように、時間ばかりかかって、遅々として先に進まないというのは考えものです。

でも、あれだけの事故の後、2日後には運転を再開し、4日後には現場付近も立ち入り禁止を解除しちゃう中国の素早さもまた考えものです。

遺族の人は怒ってますねぇ。でも、それ以外の人はある意味冷静、他人事、ある意味したたかで利己的、これが中国の活力の一つなのかもしれません。

そういえば、参議院の選挙制度改革という記事を見ましたが、やっぱり自分のことをやろうとすると脇が甘いですね。
まずは議員数の大幅削減をやれと言いたいです。1票の格差是正が理由になっていますが、40名なんて中途半端な減らし方ではなく、参議院は良識の府として100名で十分です。

最近1票の格差について意見広告を新聞で2回ほど見ました。
この格差の存在を正当と認める最高裁の裁判官を国民審査で落選させようという運動ですが、結局のところ、誰が一番問題かといえば、自らのことになるとうやむやにして既得権益を守ろうとする国会議員自身に他なりません。

政治屋ではなく、真の政治家が現れて欲しいものです。
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ここまでやるんです。

2011年07月26日 | 時事
そこまで露骨にやったのなら徹底すればと思うのですが、この程度の世論で方針転換が行われるのだとしたら、そもそもの運転席の破壊、埋葬という意思決定がどこまで熟慮の上で為されたのか疑問が尽きません。

結局、共産主義の悪しきテクノクラートによる中途半端なエリート意識の為せる行為なんでしょうか。
20世紀初頭のレーニンの時代とは明らかに違います。市民の一部は騙せても、多くの市民と諸外国を騙すことはできません。
そんな根本のことを理解しようとしない権力者が、少なくとも世界に数人いることも事実です。

それにしてもこれだけの大事故の後、程なく設備だけは復旧させ、事故の爪痕を完全に消し去ることもせずに運転を再開する方も大したものですが、運転再開の列車の車内を撮影するスタッフを乗り込ませたマスコミ、満席に近い乗客が現場を通過する際の野次馬的喧騒。
所詮は他人事なのだと感じました。

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<【中国高速鉄道事故】事故車両の搬出開始、調査へ 「車両埋め」批判受け方針転換か>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年7月26日

 中国浙江省温州市の高速鉄道事故で、中国当局は26日午前、高架から転落するなどして地上に残っている車両5両の搬出を始めた。車両を詳細に調査するとみられる。車両の一部を事故直後に壊して埋めたことが批判されたのを受け、慎重に原因調査を進める方針に転じた可能性がある。

 現場で事故翌日の24日朝、追突車両の最前部を油圧ショベルで破壊し、埋めたことに対し、インターネットなどでは「証拠隠滅だ」と批判が集中。その後、批判を気にしてか、高架から転落するなどして地面に残っていた車両5両の解体作業は、25日夕方までほとんど行われなかった。

 一方、事故後の政府の対応に不満を持つ遺族らは25日夜、温州市政府前で座り込みをするなどの抗議活動を実施。遺族らは一時、市政府前の大通りを手をつないで封鎖するなどしたが、警察は遠巻きに監視するだけで強制排除はしなかった。  (共同)
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ここまでやるか。

2011年07月25日 | 時事
こういうことをやっているうちは、真の大国にはなれませんよ。

あからさまな証拠隠滅。メンツでは安全は確保できないと言っているのに。
この国は時々大人げない露骨な行動を平然と行います。

システムが正常に機能していなかったのか、機能していたシステムを運転手が正しく使っていなかったのか、いずれにしても何らかの人為的な問題に起因していることが否定できない状況なのに、運転席を破壊することで真実の検証の手段を消滅させ闇に葬ってしまいました。
後は、原因はこうだったという真偽も定かでない権力による一方的な決め付けの原因発表です。

これじゃ、犠牲になった人は浮かばれません。
それとも、そういったことも覚悟して乗ったんだろうとでも言うのでしょうか。

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<事故車両の運転席、当局が現場の穴に埋める>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年7月25日

 中国浙江省で23日夜に起きた高速鉄道の追突・脱線事故から一夜明けた24日早朝、中国当局は、追突したとみられる車両の運転席部分を、現場に掘った穴に埋めてしまった。事故から約半日後の24日午前4時半過ぎ、現場に入った記者が一部始終を目撃した。

 夜明け前。現場では、落下した1両の車体が、一部は地面に突き刺さり、高架に寄りかかるように立っていた。わきの地面の上では、追突した後続列車とみられる先頭車両が、真っ二つになっていた。切断部分は鉄板や部品がめくれ、後ろ半分は原形をとどめていなかった。

 空が明るくなり始めた午前6時ごろ、7台のショベルカーがすぐ横の野菜畑に穴を掘り始めた。深さ4~5メートル、幅も約20メートルと大きい。午前7時半過ぎ、ショベルカーがアームを振り下ろし、大破した先頭車両を砕き始めた。計器が詰まっている運転席も壊した。そして残骸を、廃棄物のように穴の中に押しやってしまった。(温州=奥寺淳)
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原因究明が大事です。

2011年07月24日 | 時事
落雷で停止した電車に後続の電車が衝突するという中国の高速鉄道での大事故。
大変な事故だと思いつつ、少し冷静に考えるとおかしなことばかり。

追突された先行の電車は何故停止したのでしょうか。後続の電車は走っていたわけですから停電ではありません。
落雷によって電車自体に損傷を受けたのでしょうか。
でも、電車に落雷があって自走不可能になるようなことは聞いたことがありません。むしろ雷に対しては電車内に乗っている方が安全とも言われています。

落雷によって信号やシステムが故障していたのでしょうか
だったら、追突した後続の電車に何故そのトラブルが伝わらなかったのでしょうか。
日本の新幹線なら総合運転指令所から情報と指示が伝わるはずです。

一方で異常が発生しているにも関わらず、もう一方はその異常の認識も無く平常という認識で走っていたことなります。
単にシステムだけの問題ではありません。人のミスが関わっていなければあり得ない事故だと思います。
中国のネット上でも声が上がっているようですが、まさに「人災を天災にするな」だと思います。

メンツでは安全は保てません。




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箱崎宮

2011年07月23日 | 私事
台風6号から1週間経って、ようやく台風一過のような爽やかなピーカンの1日でした。

出無精のオヤジでもこれだけ久しぶりの爽やかなピーカンだと外に出ようという気になります。
午前中の涼しいうちにと、10時過ぎに久々に錆びついた自転車を引っ張り出して街中をサイクリング。

今までも都市高速から海から一直線に伸びている参道を見て、行きたいなと思っていた箱崎宮を目指し、東へ向かって40分ほどで着きました。


爽やかとはいえ、40分自転車をこいだ後はやはり暑くて汗がポタポタと。
なんだかんだ昼前になって日差しも夏らしくギラギラとしてきて、境内に人の影はなく・・・


神木「筥松」を囲む塀に、ホークスとアビスパの必勝祈願大型絵馬が並んで掲げてありましたが、今のところどうも御利益の出方が極端のようです。
神様、そんなえこひいきしないでよ・・・(笑)


往復でわずか2時間足らずだったんですが、夜のオーケストラの練習で「釣りでも行ったんですか?」と訊かれて、改めて自分の腕を見るとなんと見事な土方焼け、左手首にはクッキリと腕時計の形に白さが残っていることに気づきました。
帽子も被らず出かけたのはちょっと無防備過ぎました。反省・・・
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誤って済む問題ではありません。

2011年07月22日 | 時事
約束を守れなかったことを率直に認めることは悪いことではありません。
ただ、その誤りは瑣末なことだったのか、肝のことだったのか。
これによって謝り方が変わらないとおかしいと思います。

財源の見通しが甘かった・・・。そりゃ、約束の肝だろうということです。
多くの有権者が期待したのは、無駄を省けば実現しようとする政策の財源は捻出できるという点。
政策内容もさることながら、政管癒着と税金の無駄使いの排除を期待したんです。

結局、財源もそんなに出て来なかった、本当の無駄も相変わらず排除し切れず、癒着を排除したら官僚からは見限られ、約束した政策の実現もなんとも中途半端。
挙句の果てには震災の非常時に内輪揉め、リーダーの独走で空回りして、国会自体が延々と無駄飯喰らい。

それでいて官房長官は「目指すべき方向性は間違っていなかった。」と言われました。
百歩譲って方向性が正しいのだとしたら、今の政府のやり方が拙いということですから、人臣を一新された方がいいんじゃないかと周りはここ数カ月言い続けてきているんですけどね。。。
結局、陳謝じゃなく開き直りです。

まさに、誤って済む問題ではありません。
相変わらずピントがズレたまま、この国をどうしようというんでしょう。(怒)

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<菅首相がマニフェストで陳謝「財源見通し甘かった」>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年7月22日

 菅直人首相は22日午前の参院予算委員会で、平成21年衆院選マニフェスト(政権公約)について「財源について、やや見通しの甘かった部分があった。不十分な点があったことを国民に申し訳ないとおわびしたい」と陳謝した。

 マニフェストをめぐっては、民主党の岡田克也幹事長も21日の記者会見で、「見通しの甘さを国民に率直におわび申し上げたい」と陳謝している。首相は答弁で「基本的な認識は幹事長と一致している」と述べた。
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どんな使命感なんでしょう。

2011年07月21日 | 戯言
ここまでブーイングの嵐でも辞めず頑張って何をしようとしているのか。まさか日本を潰して中国に叩き売ろうとでもしているんでしょうか。
政治屋の極みもここまで来ると見事なものです。
いきなりのストレステスト実施表明で大臣のハシゴを外したら、今度は政財界一体の施策だった原発輸出の見直しだと財界へのハシゴも外してしまいました。

財界が正しいとも限りませんけど、米倉会長の言葉は頷けます。
政界からも財界からもアナタにはついていけないと言われながら、自分こそリーダーとばかりに思いつきで好き勝手言ってしまう。。。どのような使命感にかられているのか、ホント頭の中を覗いてみたいものです。

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<「日本がつぶれてしまう」菅政権へのブーイングの嵐 経団連の夏季フォーラム>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年7月21日

 長野県軽井沢町で21日始まった経団連の夏季フォーラムで菅直人政権に対するブーイングが相次いだ。遅々として進まない震災復旧や保身のためとしか考えられない首相発言に企業経営者はあきれ、「日本がつぶれてしまいかねない」と危機感を強めている。米倉弘昌会長は「被災地の苦しみが為政者の念頭にはない」と指摘。復興特区創設に向け「われわれが結束して動かなくては」と呼びかけた。(早坂礼子)

 初日の討議は震災復興の現状と対策が主要議題。三菱マテリアルの井出明彦会長が「震災から4カ月たっても復興需要が盛り上がらない」と提起すると、三菱商事の小島順彦会長も「被災地の若者が外へ出始めている。時間がない」と報告。参加者から「提言だけで行動が欠けている」(JR東日本の大塚陸毅会長)、「1年以内にこれだけは、と言ったものがほとんどできていない」(日本郵船の宮原耕治会長)など菅政権に対する厳しい見方が相次いだ。

 菅首相が国会で原発輸出の見直しに言及したことについては、丸紅の勝俣宣夫会長は「支離滅裂だ」と驚き、大和証券グループ本社の原良也最高顧問は「ベトナムへの官民合同の売り込みは何だったのか」と憤った。

三井住友フィナンシャルグループの奥正之会長は「民主党は大広間のない宿屋だ。個室にこもり、人の意見を聞きに出てこない」と論評。三菱重工業の大宮英明社長は「政治のプロではないアマチュアがいきなり登板してしまった」と嘆いた。

 三井不動産の岩沙弘道会長は「経団連がものを言えば言うほど逆効果という声もあるが、迎合するわけにはいかない」と強調。アサヒグループホールディングスの荻田伍会長も「何もしないでいれば、ますます経済に悪影響だ」と指摘した。

 米倉会長は「いまの日本には本当の政治家はいない。政治をなりわいにしている人だけだ」と語り、「どうやって経済界の声を政府に届けていくかだ」と問題提起した。

 フォーラムは22日、日本経済再生への具体策を協議し、「アピール2011」を採択して閉幕する。
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ブツブツ・・・

2011年07月20日 | 戯言
どのチャンネル回しても「なでしこ」でした。
彼女たちもビックリしているでしょう。
それだけ凄いことのはずなのに、結局は期待していなかったんでしょというくらいテレビ出演のハシゴ以外に何もありません。

こういう時は政治は冷たいですね。売名に利用はするけど素直には喜ばない。
某議員のブログが炎上したそうですが、市民を甘く見ちゃいかんね。悪いけど自業自得でしょ。
石原都知事の言うことがもっともかもしれません。

一方でこちらは本当に惜しい・・・原田芳雄さんは大好きな役者さんでした。
ホントに急でした。
つい先日のこと、最後の舞台挨拶は痛々しかったですね。
せいぜい、これからかつての出演作のDVD借りて視ようと思います。

結局、辞めるなら辞め方、辞め時を考えた方が良かったですね。
言われてからでは、皆が当然視してそれでお終いです。
と言うより、辞めない責任の取り方が世間から評価されると思っていたのでしょうか。
このあたりが独占的半官企業の感覚のズレですよ。
九州電力もこのおかげでこれから一気に電力不安、節電の夏ですわ。
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お疲れさまでした。

2011年07月19日 | 時事
場所前はもう少しやれると思っていたんでしょうね。

初日からの3連敗。負けっぷりに生気がありませんでした。
それでも執念の3勝で最多勝更新を達成しました。

でも肌の張りや艶、テレビ画面から視ても、本人はそのつもりでなくても引退のタイミングかなって何となく感じてました。
きっと今年の九州までは頑張りたかったに違いありませんけど。

アッパレ!そしてお疲れ様でした。

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<「感謝でいっぱい」 引退コメント全文>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年7月19日

■魁皇コメント全文

魁皇は相撲記者クラブ幹事社を通じて、以下のコメントを発表した。

「やっと終わったな、長かったと思う。振り返れば、いろんな人に支えられ、応援してもらった。そういう人たちがいたから、ここまでやってこれた。23年間の相撲人生は長い。簡単には振り返れないけど、すべての人に感謝したい。言葉にできないほど感謝でいっぱい。魁皇としての人生は最高でした」


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一色から十色

2011年07月18日 | 私事
今日はなでしこ一色でしたね。
オヤジも暑くて寝苦しさに目が覚めたのが5時過ぎで、試合のことを思い出してテレビをつけたら1対0で負けている後半30分過ぎでした。
ということで、同点に追いつき延長戦さらにPK戦まで結構オイシイところを視ることができ、一人でテレビの前で盛り上がってました。
勝因分析や日本の男どもしっかりしろという叱咤激励はあちこちで既に行われているので割愛です。(笑)

なでしこが一色なら、こちらは十人十色。
凄い人気でした。佐渡裕プロデュースのオペレッタ「こうもり」。
座席も増設され、これから1週間の公演も全て完売済み。
そりゃ一般のオヤジだってチケットを手に入れたのが3月ですから。
初めてオペラやオペレッタ、いやいやクラシック音楽に接する人にも楽しんでもらえるような工夫が随所にあり、単なる佐渡さん人気ではないこともよく解りました。

ざこばさんが佐渡さんが口説き落としただけに見事な役回りを演じていました。
世相を皮肉るエスプリもたっぷり。
オペレッタはまさに19世紀ウィーンの時代の吉本新喜劇というノリで大いに楽しみました。

いやいや朝から台風の影響で天気は荒れ模様でしたが、精神的には清々しく過ごせた海の日でした。
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時空の広場

2011年07月17日 | 私事
やっと行ってきました。改装後のJR大阪駅。

大屋根はやっぱり圧巻です。
時空の広場から見下ろす駅のホームは屋根が無い方がいいですけど、作ってみてからいろいろとプランと違うことが起こるのでしょう。

なんだかんだ安全第一です。


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