人間関係

オヤジは赴任地毎にあるアマチュアオーケストラにお世話になりました。
ヴァイオリンはそもそも一つのオケでもそれなりに人数が必要なことから、多少なりとも弾ければどこでも潜り込む余地があります。
おかげ様で転勤族の宿命であるそれぞれの赴任地でその地域では歴史のあるオーケストラにお世話になりました。

振り返ればいずれもそのエリアで比較的長い歴史を持つオーケストラばかりでした。
それだけ長い間そのオーケストラで活動し続けている人たちがいます。
目立たない方もいれば、オレオレの方もいらっしゃいました。
そしてどこも門戸は開けているので、オヤジのような風来坊も混じります。

数十人から１００人を超える集団ですから、時に人間関係も難しいものになりがちです。
音楽をすることに関しては同じベクトルですが、どのように演奏するのか指揮者からの受け止め方から微妙にズレます。
そして自らがオーケストラにどう関わるのかとなると相当にズレます。
さらに所属するオーケストラがどうあるべきかになるとかなりズレます。
そもそも相性の良し悪しは音楽とは直接関係無く影響してきます。

少なくともオヤジがお世話になったオーケストラについて、問題の無く和気あいあいな仲良しオケは一つもありませんでした。
それが大勢の人が集まるということなのかなと思います。
それでも音楽がしたい人が集まって音楽をすることに関してはズレようがないハナシで、それで十分なのかもしれません。

今日はそんなことを考えるちょっとしたキッカケがあったので、呟いてみました。