ソ連の最後

昨日に続いての大物の訃報でした。
（ヤフーニュース配信毎日新聞2022年8月31日付「ゴルバチョフ元ソ連大統領死去　91歳　世界の冷戦体制終結を導く」）

今から30数年前、オヤジはまさか東西冷戦の一方の旗頭であるソ連という国家が自ら瓦解するとは思っていませんでした。
西側から見るゴルバチョフさんと、ロシア人が見るゴルバチョフさんは、きっと全く違って映っていたんでしょう。
それがまた現在の西側に映るロシアと、ロシア国民が見る自国のズレの源かもしれません。

恐らく当時は若く無名に近かったプーチンは、ソ連を瓦解させたゴルバチョフは批判対象だったのではと思います。
偉大なるロシア、直近ではアメリカに対峙できる勢力としてのソ連、その再興を帝政ロシアにまで遡って誓ったであろう彼は強引な一手に出てしまい、現段階では行くも帰るも地獄の状態に陥りました。

そう考えるとこの時期のゴルバチョフさんの訃報は何かと因縁を感じさせずにはおれません。
とにもかくにもご冥福をお祈りして。
合掌。

利他の心

（ヤフーニュース配信京都新聞2022年8月30日付「京セラ創業者の稲盛和夫さん死去　90歳、一代で世界的メーカーに」）

また一人、昭和の日本を支えた経営者がこの世を去りました。
この方は昭和に限らず、平成でもまた新たなビジネスやJALの再生などに取り組まれました。

オヤジは数年前に1年足らずですがご縁をいただいた鹿児島が本拠の会社で稲盛さんの経営哲学を学ぶ機会を頂きました。
毎朝の朝礼で稲盛語録を1日ひとつずつ取り上げ、かつ繰り返し学びました。
その本質を理解すれば数日前に呟いた「勘違いな人」なんて生じないはずなんです。
利他の心。
言うと行うとはその難しさに天地の差があります。
オヤジとて、自らを省みればとても偉そうに言える立場ではありません。

偉大なる経営者のご冥福をお祈りして。合掌。

初日と２２５６４日

こんなのあるかなと検索したら、大概は目的のものもしくは目的に近いものがある便利な世の中です。

今日はオヤジが生まれてから何日目なんだろうと検索したら、ドンピシャのサイトがありました。
結果、オヤジが生まれて今日で２２５６４日目だそうです。

そして今日が誕生初日の孫と対面しました。

どこかで書いたことですが、一人っ子のオヤジから二人の子供、そして今日孫が3人になりました。
さんまさんじゃありませんが、「生きてるだけで丸儲け」。
今しばらくジジイ業全開です。（笑）

とにもかくにも元気に育って、平和な世の中で生活できますように。

山手線3周半

「山手線3周半」に反応してしまいました。
（ヤフーニュース配信弁護士ドットコムニュース2022年8月2８日付「酔いに揺られて『山手線を3周半』の大冒険　酔っ払い大学生が支払うべき金額は？」）

オヤジも大学生の時にやらかしました。
渋谷駅から酔っ払って内回りに乗って、多分3周半ではなく2周半だったはずです。
当時は浜松町駅近くに一人暮らしをしていましたが、起きると上野とか日暮里だったはず。
酔いと眠気で回っているんだからとそのまま乗っていたとおぼろげに記憶しています。

そして3周目に入りかけて目が覚めたのが浜松町を一つ乗り越した新橋で、この時ばかりは酔いも少し醒めていてさすがにこりゃヤバいと外回りに乗り換えました。
外回りのホームに移動してちょうどホームに入ってきた電車に乗ったら大崎行の最終電車だったことだけはハッキリ覚えてます。

当時は定期券だったので運賃のことは気にしてませんでしたが、乗っていて寝入ってしまったら「誤乗」扱いになって、寝るために乗っていたら周回分の運賃が必要という見解になるほどと思いつつ、実際のところどうやってそれを見分けるのでしょうね。。。

花火

先程まで我が家でも遠くからドンドーンと音が聞こえてました。
3年ぶりに開催の淀川の花火大会の音だと思います。
テレビでも生中継されてました。

同時に他局では秋田大曲の花火競技大会の生中継もありました。
こちらも3年ぶりの開催のようです。
しばらくチャンネルを行ったり来たりして視てましたが、大曲の方が競技大会だけあって、一段と魅せる大掛かりな花火でした。
実際の観覧場所での人の密具合はどうだったのでしょうか。

密具合といえば、テイクアウトを引き取りに行った近所のお好み焼き屋さんはパーティションで仕切られているとはいえ、コロナ禍以前と同様に満席でした。
相変わらず報じられる日々の新規感染者数は減りませんが、今となってはこれはこれ、それはそれです。
とはいえ、オヤジは今しばらくこういった場所は自粛中です。

ご繁盛の店内はお好み焼き屋特有のソースを焦がすような香りで満たされてました。
テイクアウトの引き取りでの滞店時間は5分ほどでしたが、店の外に出たらマスクはもとより全身にしっかりお好み焼き屋臭が付いてました。
手も何となく油っぽくベトベトするような・・・（笑）
これまた久しぶりの感覚でした。

勘違いな人

この度自殺した社員の遺族と会社の和解が成立したと報じられた屈辱賞状授与のパワハラ行為。
（ヤフーニュース配信共同通信2022年8月26日付「パワハラ自殺、遺族と和解　青森の住宅会社が責任認め謝罪」）
経営者自らが率先してやっていたのには唖然としました。
実際の文面を画像で見ることができます。
その低劣さはまさに「あーあって感じ」です。

社員がいてこその会社であり、メンバーがいてこそのリーダー。
そんな当たり前のことが理解できずに、役職や立場を人の価値と勘違いしている人が後を絶ちません。
組織上の上下関係は組織内での役割の違いであって、人としての上下ではありません。極めてシンプルなことなんですけど。

幸いにもオヤジは「あーあって感じ」の職場に身を置かずに会社生活を送ってこれたことはラッキーでした。
時に勘違いしている人と働かなければならない場面もありましたが、あの勘違いの自信はどんな根拠に基づいているのかが不思議でした。
そんな人に限っていつの間にか目の前から消えているのも不思議でした。

・・・おっと、オヤジが何かしたわけでは決してありませんので。（笑）

COCOA

（ヤフーニュース配信徳島新聞2022年8月25日付「陽性者と『442分の接触』お盆の感染リスクは？　COCOAってどうなの？」）

オヤジもCOCOAがリリースされて程なくインストールして今日で７９６日です。
この記事を読んで思わず久しぶりにCOCOAを開いて確認してみましたが「陽性者との接触は確認されませんでした」の表示でした。
でもホントにそうなんでしょうかね？

記事によれば、当初はアプリの不具合があったものの、徐々に利用者は増え、妖精の場合の登録数も増えている・・・ということで信頼性が当初よりは上がっていると推察されますが。。。

通知アプリって通知があったらあったで不安になりますし、通知がなければホントにそうなのかとやっぱり不安に思ってしまうし。。。

季節性インフルエンザと比べて感染時の深刻さという点で何がどのように違うんでしょうか。
今となってはその点に首をかしげてしまうオヤジの方がおかしいのか。。。
なんとも悩ましい。

トントン トントン ヒノノニトン。

びっくりしましたが、これがビジネスですね。
解説記事の通り、球団を売るならオオタニサンがいる今がまさに売り時です。
（ヤフーニュース配信日刊スポーツ2022年8月24日付「【解説】エンゼルス売却劇的発表の背景　来オフFA大谷の処遇絡む『最高値』で売却のタイミング」）
果たして誰がエンゼルスを買って、オオタニサンをどうするのか？
今シーズンが終わってもエンゼルスからは目が離せません。

トントン　トントン　ヒノノニトン。
耳につく秀逸なCMだったんですが、排ガス性能試験をめぐる不正のために実質的に出荷が停止しました。
現社長は親会社からの送り込みにも拘らず体質を変えることはできなかった・・・
そもそもに根深い問題かもしれませんが、トヨタ自動車の社長は「ステークホルダー（利害関係者）の期待や信頼を再度、大きく損なう事態に至ったことは、極めて残念。信頼に足る企業として生まれ変われるのか注視し、見守って参りたい」と実質的な経営権を握る親会社の社長とは思えない他人事のようなコメントを言い放ちました。
オヤジはびっくりというよりガッカリだよぉ～。


ロシアのウクライナ侵略から今日で半年だそうです。
まだ侵略の終わりは見えていませんし、ロシア国民の反戦的な動きも見えてきません。
ロシア国内の情報統制が相当浸透しているのか、単にその後の報復を恐れて黙っているのか。

いずれにしても今回の侵攻でロシアの国際社会での信頼度はガタ落ちなのは確かです。
でもロシア人からすれば情報統制によって西側諸国によって意図的かつ理不尽に経済的制裁を科されるのはケシカランとなっているのでしょうね。

世界各国がそれぞれの思惑から一枚岩ではありませんが、少なくとも一方的な侵略的攻撃で領土を奪われることを是とする国家は当のロシアを含めても皆無だと思います。
そんなシンプルな理屈が捏造された大義名分ありきで通らない世界政治の世界には悲観的にならざるを得ません。
つくづく権力を持った人の器には注視しなければと思いました。

信教の自由

第二十条　信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
②　何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
③　国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

憲法の「信教の自由」についての規定です。
特に条文後半が今、問われているのだと思います。
政党や議員と特定の宗教団体との関係の有無自体が問題なのではなく、その結果として条文に抵触するようなことが生じていないかが精査されるべきと思います。

その際の判断の視点として、公的立場の方はまず自ら信仰する宗教を明らかにすることではないでしょうか。
憲法で保障されているように、どのような宗教を信仰するかは個人の自由です。
一方で信仰しているものと異なる宗教と関係を持つとすれば、それなりの理由があるはずです。
そこに説明責任が生じるものだと思います。

現状は政治的思惑が絡んで、論点が意図的にズラされているように感じてなりません。

不良クリスチャンのオヤジですが、教会に行かなくなった不良といえどもクリスチャンとしての信仰を止めたわけではありません。
神様はそんな自分勝手なオヤジでも見守っていてくださるのです。
時にそれなりに試練も課されますけどね。（笑）

週明けから・・・

まずは「全国高等学校野球選手権大会」に関して。
オヤジはこの大会にいろいろ思うところはありますが・・・それでも頭越しに津軽海峡を先に越されてしまった東北勢として、春夏を通じて初めて白河の関を超えて優勝旗を持ち帰ることとなり「アッパレ！」の声をかけたいと思います。
（ヤフーニュース配信ベースボールチャンネル2022年8月22日付「【速報】仙台育英、下関国際を破り甲子園初優勝！　東北勢の悲願『白河の関越え』達成」）
天邪鬼な感想ですが、東北勢初が仙台の学校というのも納まりが良いと感じます。
何より僅か1年半とはいえ、オヤジもお世話になったご縁のある街なので素直に嬉しいです!

それにしても号外配布の場所が、何故目当てで人が集まった言わば表玄関の西口ではなく東口だったのでしょう。
単に仙台育英学園高等学校が仙台駅の東側の宮城野区だから・・・なのでしょうか。
だとしたら、仙台市民として初歩的な読み違いでしたな。（笑）
（ヤフーニュース配信東北放送2022年8月22日付「夏の甲子園“仙台育英優勝”で仙台駅に人だかり　なぜ?」）

さて今日の昼のニュースはこれでもちきり。
これから事故に至る状況、そして事故原因が次第に明らかになってくると思います。
（ヤフーニュース配信共同通信2022年8月22日付「名古屋高速で複数台絡む事故、けが人多数か」）
ネットで報じられる第一報と、燃え盛るバスの映像はかなりショッキングなものでした。
バスの運転手と乗客の方、2名がお亡くなりなったそうです。
ご冥福をお祈りして、合掌。


こちらも週明けのニュースワイドショーの格好の話題でした。
（ヤフーニュース配信デイリー新潮2022年8月22日付「渋谷通り魔事件　15歳少女は『夏期講習に行く』と言って家を出た 背景に浮かぶ保健室登校と母親への憎悪」）

中学生が面識のない人をいきなり刃物で刺すという行為と、家族を殺すための練習という動機と、家に帰る電車賃すら持っていなかったという事実に、これがまさか責任能力の有無の議論になり罪が問われないなんてことになってしまわないかとちょっと懸念しました。
オヤジが接した当初の報道では特に家庭では問題のない生徒とのことでしたが、こちらの記事で読む限りは問題だらけ。
今後マスメディアが誰が悪い？論争に躍起にならず、何が起こったのかを冷静に報じて問題の本質に迫ることを期待したいと思います。

視ました視ました

ようやく止んだと思ったらまたパラパラと降ってきて、スマホで見る雨雲レーダーの予報もコロコロ変わって当てにならない天気。
幸い何の用事もない日曜日だったので引きこもりには絶好。
そうなると録画した番組の視聴とネット動画三昧でした。
映画1本、ドラマ4本、録画番組2本、気がつけば途中居眠りも挟んで視ました視ました。
これで明日からの仕事への英気を養えたかはやや疑問。
まっ、いいか。

ちなみに映画は今日も日活青春映画、石原裕次郎に芦川いづみ出演の痛快な映画でした。
この手は難しいことを考えずに楽しめるのが何よりです。

喧嘩太郎ー石原裕次郎

有名な一節

さて今日の雑感はと思いをはせて頭に浮かんだのは夏目漱石の「草枕」の有名な冒頭でした。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通とおせば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
正確には冒頭には「山路を登りながら、こう考えた。」という一文が入りますが、いずれにしてもこの有名な冒頭の一文の後のひとしきりがまた味わいがあります。

草枕の語り手は30歳ですが、オヤジは既に六十路に足を踏み入れました。
ここまで生きてくれば惰性が半分以上、「住みにくきこと多々あれど住むに甲斐ある世と知る」というより、住むに甲斐ある世とするための処世術を身に着けたのかもしれません。

国民の多数が幸せと感じる国とは？
オヤジは有りそうで無さそうだと思います。
近隣の某国によくある政権支持率９０％超を強制的で出鱈目な数字と論じがちですが、国民の多数が幸せに感じたら数字的に実際にそうなるとも言えます。

さてさて、とかくに人の世は住みにくい。。。

中途半端な大人

あくまでも記事で読み取れる範囲内ですが、ぶー垂れた「教員」を名乗る大人の思惑とは違って、高校生はお互いをしっかり尊重し合っているってことでしょうね。
今どきの若者は今どきの中途半端な大人より余程大人です。
（ヤフーニュース配信サンスポ2022年8月19日付「『なんで野球部の応援のために吹奏楽部が客席で応援するの？』教員のツイートが波紋」）

そして中途半端な大人だからこんなトンデモ教員が出てくるんでしょうな。
なんとも情けない・・・
高校の野球部の部長先生で県大会の開会式前日の犯行だったって、現行犯逮捕で教師の犯罪のために出場辞退なんてことになったらどうするつもりだったんでしょう。
（ヤフーニュース配信FNNプライムオンライン2022年8月19日付「“破廉恥”教師は高校野球部の部長 『女子高生に尿をかけ』『コンビニでチャック全開』2日続けて逮捕は“異様”　千葉市」）

情けないことですが、高野連はじめ中途半端な大人たちは、イマドキの高校生から「まとも」とはどういうことかを学ばねばなりますまい。
「イマドキ」は若者ではなく、中途半端な大人を揶揄する言葉になってしまったかも。
オヤジもせめてその中心に存在しないよう自戒しなければ。

いくら借りているかではなく、誰から借りているか。

（ヤフーニュース配信ZAIonnline2022年8月17日付「『国民１人当たり1000万円の借金』は真っ赤な嘘。純負債比率はG7で低く、財政破綻の可能性はゼロ。国の成長や賃金上昇に向け、ケチケチせず借金せよ」）

この言い回し、久々にオヤジの小学校から高校までの同期で大学ゼミでは1年先輩（笑）、3年前に病に倒れ他界したぐっちーさんが生前に盛んに吠えていたことを思い出しました。
日本政府は確かに赤字国債発行で借金まみれですが、諸外国と違ってその貸主の多くが自国民、自国金融機関です。
彼らが求めるのは利息の支払いであって、元金返済が一義ではありません。
そこがハイリスクハイリターンの某国国債と異なるポイントです。

いくら借金しているのかではなく、誰から借金をしているのか？
これ国家も個人も債務の質を見るうえで本質は同じだと思います。
それでも借金額だけをクローズアップする報道に意図を感じるのはオヤジだけではありますまい。

今日もまた、何をいまさら・・・

商業五輪に利権が絡まないわけがない。
一方で競技に人生をかけて世界一になりたいと頑張るアスリートにとっての真剣勝負の場だからこそその場に感動が生まれます。
残念ながらその真剣勝負の感動が利権の価値を上げて邪な行動がまかりとおってしまいます。
何とも皮肉なものです。
取材するマスコミへの説明自体、金はもらっているが主旨が異なるって・・・自ら「まっくろくろすけですよ」と言っているようなものです。
（ヤフーニュース配信FNNプライムオンライン2022年8月17日付「【速報】東京五輪組織委の高橋治之元理事とAOKIの青木拡憲前会長ら4人逮捕　東京地検特捜部」）

議論の端緒である「全数把握」とは果たして文字通りの全数把握になっているのでしょうか。
オヤジは、無症状あるいはちょっと具合が悪いが敢えて検査を受けないままの潜在感染者が、新型コロナ禍の初期でも今でも規模こそ違え相当数存在していると思います。
オヤジだって今現在、陰性である保証はないのだから。
尾身会長がおっしゃる「サーベイランス（感染の監視体制）の質」が既に破綻しているからこその全数把握見直し論であって、集中的議論するまでもなく季節性インフルエンザのやり方を確実にやりきることが必要なのではないでしょうか。
（ヤフーニュース配信朝日新聞デジタル2022年8月17日付「コロナ全数把握めぐり、尾身氏『集中的に議論を』　厚労相と意見交換）」）

いずれにしても「現場」は体を張って仕事をせざるを得ない状況のようです。
悠長に議論できるのはデスクワーク専門のキャリアならでは。。。
「事は会議室で起きているんじゃない！」