ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

18歳は少年か?

2017年01月31日 | 戯言
オヤジは権利と義務、それらに伴う責任は基本的に表裏一体だと考えています。

政治の在り方を決める参政権において一人前の成人として認めたのですから、成人としての義務、責任は相応に果たすべきだと思います。

成人として認める部分と成長過程にある少年少女として保護すべき部分を複雑な場合分けをしてしまうことは、真の成長を妨げかねません。
状況が人を動かし、役割が人を育てるものです。
しっかりと成人としての自覚を促す状況づくりの方が大事だと思います。

現実には成人だって成長し切れていない人はゴマンといますから。

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<少年法の適用年齢引き下げ是非、法制審に諮問へ 法務省>
ヤフーニュース 朝日新聞デジタル配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月31日

 法務省は31日、少年法の適用年齢を18歳未満へ引き下げるかどうかや、懲役刑と禁錮刑を一本化するかなどについて、法相の諮問機関「法制審議会」に2月9日に諮問する方針を明らかにした。論点が多いため、結論が出るのは来年以降とみられる。

 金田勝年法相が31日、閣議後の記者会見で明らかにした。金田法相は「少年法の範囲を現行法のまま維持するかどうかにとどまらず、成長過程の若年者をいかに取り扱い、改善更生、再犯防止を図るかという大きな問題だ」と述べた。

 同省は1年にわたり省内で少年法をめぐる検討を続け、昨年12月に報告書を公表。弁護士や大学教授、福祉関係者らに聞き取りをしたところ、18歳未満への適用年齢引き下げは専門家の間でも賛否が分かれた。

 選挙権年齢が18歳以上になったことなどを踏まえ、引き下げに賛同する意見がある一方、少年院送致などの保護処分を受けてきた18、19歳が成人と同じ刑事裁判を受けることで、立ち直りへの影響を懸念する声が上がっている。法制審では、引き下げの是非を議論する見込みだ。

 また、同省は仮に引き下げた場合、18、19歳の更生を促す対策を併せて検討してきた。「受刑者も少年院で行う内容の教育を受けられるようにする」「現行の少年法と同様、家庭裁判所の調査や審判を経て、少年院送致ができるようにする」などの案が出ており、法制審ではこうした点も議論することになる。

 このほか、刑罰全体を見直し、刑務所で過ごす懲役刑と禁錮刑を廃止し、一本化することも論点になる見通しだ。懲役刑は刑務所内で作業が義務づけられ、犯罪からの改善プログラムや学習指導にあてる時間が限られている。同省は、若者にとどまらず、増加している高齢の受刑者なども含めて、その特性に応じた柔軟な仕組みづくりを検討している。(金子元希)


■法制審で議論される主な項目

(1)少年法の適用年齢を「20歳未満」から「18歳未満」に引き下げるかどうか

(2)引き下げた場合に18、19歳への対策をどうするか

・受刑者も少年院で行う内容の教育を受けられるようにする

・引き下げ前と同様に、家庭裁判所の調査や審判を経て少年院に入れるようにする

・懲役刑と禁錮刑を一本化し、再犯防止の教育などに柔軟に時間をあてられる新たな刑罰制度を設ける

・保護観察付きの執行猶予判決を受けた人が再犯をしても、再び執行猶予を付けて社会内での立ち直りを促す

(※20歳以上を対象に含めることも検討する)
朝日新聞社
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週刊誌

2017年01月30日 | 私事
読んでいた文庫本を読了し本屋に寄る時間的余裕もなかったので、駅売店で久しぶりに週刊誌を2冊買って新幹線に乗り込みました。

基本は新聞広告でオヤジが釣られた記事から斜め読み。
小見出しにオヤっ?と思えば少し熟読。
基本はパラパラとめくっていって1冊1時間弱。

見出しで惹きつけて、読んでみれば見出しで予想した内容の域を出ずにそんなもんか・・・
たまたま2冊とも芸能系スクープが無かったからか、要は表紙の見出しで大方の中身は予想がついたということでした。

久しぶりでしたが、週刊誌の取り上げ方、アプローチ方法、文章のタッチは十年一日あまり変わっていないような懐かしさがありました。

負け惜しみですが、2冊で860円。2時間15分の旅のヒマつぶしには丁度でした。

もう余程のことが無い限りは買いません。(笑)

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トランプ大統領

2017年01月29日 | 戯言
就任以来早や半月経ちましたが、トランプ大統領の話題が尽きません。

アメリカ第一主義の主張は大変解り易いのですが、世界の中でのアメリカの役割をどう位置づけるのかがオヤジにはよく見えません。
とりあえず徹底的な内向き志向なのでしょうか。

少なくともWIN-WIN発想ではなく、アメリカにとってメリットがあるかが唯一の基準のように見えます。

そもそも国家の姿勢としては「祖国の繁栄」第一は当たり前ですが、露骨にそればかりを強調すると争いの素になりかねません。

オヤジの印象では発足したてで体制が整っていないとはいえ、どうも学校のクラブ活動の延長のようなノリを感じます。
まさかが現実になり、だったらやりたいようにやっちゃえとハシャいでいる感じです。

対日本の貿易状況認識も良く言えば型破り、悪く言えば勉強不足の思い込み。
ビジネスでは大成功している方ですから、オヤジが偉そうに茶々入れるよりも冷静に広い視野で深く考えておられるとは思いたいのですけど。

派手に立ち振る舞うのは勝手ですが果たして結果責任を担う覚悟ができているのか・・・どうも息詰まるとパッと投げ出しそうな予感がしてしょうがありません。

立場が立場だけに息詰まって投げ出した時の状況がどういう状況になっているかを想像するだけで恐ろしい。。。

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宿が無い!

2017年01月28日 | 時事
人気アーティストのコンサートがあると市内の宿泊施設の予約が取れないというのは、今に始まったことではありません。

出張族もホテル探しに躍起になります。
東京からこちらに何とかならないかとSOSが来ることもあります。(といって何とかできることは極めて稀ですが・・・)

これは決して福岡に限ったことではありませんが、やはり福岡は深刻な方だと感じます。
それにはアジアからの外国人観光客が急増したことも無関係ではないと思います。

受験生はセンター試験の出來具合も含めて受験校決定のタイミングの関係から、総じて予約は他の種族と比べて遅い方でしょう。
でも一生事ですから他の種族と比べると・・・いやいやどれも決して軽くはないのですが、やはり受験は「重い」。

せめて新幹線が通っているので博多まで1時間圏内と考えると広島~熊本間がその範囲になりますが、オヤジが万が一福岡出張で福岡で宿が取れずに広島や熊本に宿をとるかって・・・だったら出張を止めるか、日をずらしますな。

受験はだからといって勝手に日をずらすことはできません。
ここまで重なってしまって、さてさてどうしたものやら。。。

オヤジも受験生の皆さんが宿泊先が何とか確保できて無事に受験できることを祈るばかりです。

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<受験生「宿がない!」悲鳴 福岡、ライブ重なり“満室”状態 国公立大の2次試験>
ヤフーニュース 西日本新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月28日

 国公立大の2次試験の前期日程がある2月25、26の両日前後、福岡県内を中心に、宿泊場所を確保できない受験生が続出している。入試に加え、若者に人気の二つのグループによる計5万人規模のコンサートと、薬剤師の国家試験日程も重なったため。福岡都市圏の宿泊施設はパンク状態で、受験生の親からは「部屋が取れない。どうすれば…」と悲鳴が上がっている。

 コンサートが重なっているのは「三代目J Soul Brothers」(2月24~26日、ヤフオクドーム=約3万8千人収容)、映画「君の名は。」の主題歌でヒットしたロックバンド「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」(同25、26日、マリンメッセ福岡=約1万5千人収容)。さらに福岡市の大学が薬剤師国家試験(同25、26日)の九州唯一の会場になっている。

 同市内には2014年時点で2万3979室のホテル、旅館があるが入試期間はほぼ満室。ネットサイトでは2万~10万円の部屋しか空いていない。福岡市によると、イベントで宿泊場所が不足した場合には、市が「イベント民泊」として市民に自宅の提供協力を求める手法はあるが、担当課は「現時点で予定はしていない。状況を把握して対策を検討したい」と話す。

 福岡県内には九州大や北九州市立大など7国公立大があり、昨年の前期志願者は約1万1千人に上った。大学入試センター試験後、1日10件超の問い合わせがあるという九大側は「こんなこと初めて」。北九州や久留米両市でも空き部屋は少なく、キャンセル待ちの受験生もいる。福岡市の旅行会社は隣県の宿泊施設を紹介しているが、各県も入試日程は同じだ。

 娘が九大を志願する広島県の父親(50)は、佐賀県唐津市のホテルに前泊するか、山陽新幹線で当日入りするか、悩んでいる。「どちらも天気次第で心配。一生に一度の大切な日にコンサートと重なるとは…」とため息を漏らしていた。

=2017/01/28付 西日本新聞朝刊=
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親が我慢できるか

2017年01月27日 | 戯言
オヤジは子供に携帯・スマホを持たせるのは義務教育が終わってからだと思います。

理由は単純に基本的なリテラシーを学んでから扱うべきものだと思うからです。(身についているかどうかとはまた別です。)

挙げられている具体的なリスクに関する常識見識は直接的ではなくても本来義務教育の間に学んでいるはずのものです。

「相手の立場に立って考える」、「時と場所によって我慢しなければいけないことがある」、「交通安全の基本」・・・

何も知識としては難しいことではありません。

結局、多くの大人が実践できていないことに起因しているのだと思います。

挙げられている具体的なリスクを現状で顕在化させているのは、結局は親をはじめとした大人たちなのですから。

悩むのではなく毅然と対応すればよいのです。
悩むこと自体、親が「我慢が出来ない」に通じていると感じます。

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<「スマホほしい」せがまれ悩む親 小学生の4人に1人は所有 まずはリスクやルール話し合って>
ヤフーニュース 西日本新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月27日

 スマートフォンを持つ子どもが増えている。内閣府が2015年に行った調査によると、小学生(満10歳以上)のスマホ所有率は24%で、4人に1人に上る。便利な半面、使い方を誤ればトラブルや依存症に陥る危険もある。安全に使うため、リスクや対策について家族で確認しておきたい。

 福岡市内の母親(46)は小学4年の長女(10)から「スマホがほしい」とせがまれ悩んでいる。「親のスマホでゲームをさせることはこれまでもあったが、持たせるのは話が違う…」

 東京都が同年行った調査で、スマホ購入の理由を複数回答で聞いたところ、「子どもの所在地が分かるようにするため」(32%)と並んで最も多かったのが「子どもにせがまれたため仕方なく」(同)だった。

 NTTドコモ九州支社(福岡市)のスマホ・ケータイ安全教室インストラクター高尾千寿さん(34)は、「子どもの言うままにすぐに買わず、まずはリスクやルールについて話し合ってほしい」と助言する。

 具体的なリスクは、(1)誹謗(ひぼう)中傷やネットいじめ(2)個人情報漏えい(3)スマホ依存(4)歩きスマホによる事故‐など。「どうしたら防げるか」を家族で考えた上で、ルールをつくる。

3段構えのフィルタリングを

 柱となるのが、時間と場所。「朝6時から夜10時までのうち1日1時間」など使える時間帯を決め、それ以外はスマホに触らない。特に小学生は、情報の良しあしの判断や時間管理の能力が十分ではないため、親の目の前でしか使わないようにする。利用場所を「リビング」などと決める。

 友達との間でもルールを作らせる。相手にも都合があることを理解し、「また明日」「おやすみ」など、やりとりを終わらせるサインを決める。お互いの写真を勝手に会員制交流サイト(SNS)などに掲載しない約束もしておく。

 インターネット上には有害サイトが氾濫しているため、「フィルタリング」(閲覧制限)も必須だ。出会い系サイトや交流サイトで被害に遭った子どもの9割が、フィルタリングを利用していなかったという警察庁のデータもある。

 高尾さんが勧めるのは、(1)携帯会社の通信回線(2)無線LAN回線(3)アプリの利用制限-の3段構えのフィルタリングだ。携帯会社のサービスや専用アプリなどで対応できる。設定方法は携帯会社や機種によって異なるため、販売店で相談しよう。

「学校に行かなくなる例も」

 こうした具体策のほか、スマホにどう向き合ったらよいか、心構えを確認しておくことも大切だ。

 メディア依存相談窓口がある心療内科「こころころころクリニック」(福岡県篠栗町)には、小学生の保護者からの相談も少なくないという。「刺激の強い動画などを次々に見ているうちに依存状態に陥るケースが増えており、学校に行かなくなる例もある」とカウンセラーの山田眞理子さん(65)。「子どもにスマホを持たせるのは、免許がないままスポーツカーで高速を走らせるようなもの。本当に必要か、家族で丁寧に話し合いを重ねてほしい」と話す。

相手はどう思うか、LINEがワークショップ

 無料通信アプリを展開するLINE(ライン、東京)は、子ども向けに「違い」に着目したワークショップを行っている。昨秋、福岡市東区の和白小で開かれたワークショップでは、講師が「まじめだね」「マイペースだね」などの短い言葉を並べ、「どれが嫌か」と質問。子どもたちはお互いの考えを語り合い、人によって言葉の捉え方が違うことを確認していた。

 同社公共政策室の浅子秀樹さん(44)は「ネットでは、相手の表情が見えず気持ちもつかみにくい。相手はどう思うか、という気持ちを忘れず、楽しくコミュニケーションをしてほしい」と話している。
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目には目を

2017年01月26日 | 時事
「盗まれたものは盗み返して良い。」

それも14世紀と21世紀、700年を経て時代も価値観もお互いの国の関係も異なり、確たる確証もなく推定の域のようです。

政治的背景があるのでしょうけど、理屈としては「盗まれたものは盗み返して良い」としか読み取れません。

思わず「目には目を歯には歯を」を思い出しました。

旧約聖書の時代ですよ。

韓国のお寺の返して欲しいという気持ちを否定するつもりはありませんが、700年の時を超えたものにはそれなりのプロセスがあるんじゃないでしょうか。

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<対馬で盗難の仏像、韓国の寺に所有権=裁判所が引き渡し命令>
ヤフーニュース 時事通信配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月26日

 【大田(韓国中部)時事】長崎県対馬市の観音寺から2012年に盗まれ、韓国に運び込まれた県指定文化財の仏像「観世音菩薩坐像」について、「かつて所蔵していたが略奪された」と主張する韓国の寺が韓国政府を相手取り、仏像を引き渡すよう求めた訴訟で、大田地方裁判所は26日、韓国の寺の所有権を認め、仏像を引き渡すよう命じる判決を下した。

 日本政府は日本への返還を求めてきたが、一層遠のく見通しだ。

 提訴していたのは、中部・瑞山にある浮石寺。14世紀に朝鮮半島などに出没していた海賊、倭寇によって略奪された可能性が高いと主張。窃盗団から没収され、大田の国立文化財研究所に保管されている仏像の引き渡しを求めていた。

 大田地裁は判決で「仏像は贈与や売買など正常な方法ではなく、盗難や略奪で(対馬市の観音寺に)運ばれたとみるのが妥当だ」とし、「仏像は浮石寺の所有と十分に推定できる」と判断。「(政府は)浮石寺に引き渡す義務がある」と指摘した。

 大田地裁は13年、観音寺が仏像を正当に取得したことが証明されるまで、日本側への返還を差し止める仮処分を出していたが、効力は切れていた。
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エレベーター

2017年01月25日 | 常識見識
毎日、否応なしに何度も使う「エレベーター」。

今朝も部屋を出てすぐに使いました。
オヤジの部屋は15階建ての14階にあるので、毎朝ほとんど途中の階から人が乗ってきます。
挨拶できているかと自問すると、正直したりしなかったりです。
そして、後から乗ってこられる方も挨拶をされる方、黙って乗ってこられる方などいろいろです。
相手が先に挨拶をされるとこちらもグッと挨拶を返し易くなります。
相手を待つのではなく、こちらから挨拶しなければと思うのですけど、やはり先に空気を読もうとしてしまうんだよなぁ。。。(汗)

逆に1階から上がる時のことです。
エレベーターは一機しかないので一旦上の方の階まで上がってしまうと1階に戻ってくるのもそれなりに時間がかかります。
オヤジは上の方の階なので自分が先に乗った際に郵便ポストを確認している人がいれば、基本的に待ちます。
時間がかかりそう雰囲気であれば「よろしいですか?」と一声かけるようにしています。
これも逆の立場になると、扉を開けて待っていてくれる人もいれば、絶対変なオジサンとは一緒に乗りたくないと目の前で必死に扉を閉じられる方もいます。
その後エレベーターの内部の映像を1階で見ることができるんですけど。。。(笑)

また、ビルのエレベーターで頻繁に遭遇している印象があるのが、扉が開くと「これは上ですか、下ですか?」と訊いてくる方。
ご年配に多いように感じます。
乗ってから上がるつもりが下るエレベーターにパニックになる方も時折見かけます。
そう考えると、判らなければ訊くことは一番確かではありますが・・・

記事を読んでいると思わずニヤリ・・・「あるある」。
一流か二流かはオヤジにはどうでもよいのですが、たまたま同じエレベーターに乗り合わせる人に不快感を抱かせない配慮ができるように心がけたいものですし、不快な思いはしたくないものです。
😊
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<「エレベーター」でバレる! 二流の人の3欠点>
ヤフーニュース 東洋経済オンライン配信 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/ 2017年 1月25日

「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。
『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。
彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は早くも20万部を超える異例の大ベストセラーとなり、世界6カ国で翻訳が決定するなど、世界中で注目を集めている。本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集しながら紹介していく。

■ エレベーターの乗り方ひとつで…

 「うわっ!  うっとうしぃ~、善意でエレベーターを開けたったのに、俺の目的階より1つ前の階のボタンを押しよった……」
 エレベーターに乗ると、二流の人に出くわすのは世の常である。満員だというのに無理やり入ってこようとする人もいれば、入ってきた途端、タバコの臭いをぷんぷんさせている人もいる。
 なかでも一番腹立たしいのは、出発する間際に駆け込んできて、自分の目的地よりも低い階のボタンを押す人ではないか。極め付きは、間違っていくつもボタンを押してしまい、すべての階で止まる羽目になってしまうケースもある。

 実は、こういう不快な現象は、グローバルエリートたちが集うシンガポールや香港の金融街のオフィスでも、日常茶飯事だ。
 「頭のよさや学歴」と「仕事能力」は関係ない。エレベーターの乗り方ひとつで、その人の「仕事のデキなさ具合」は、残念なまでにバレてしまうものである。
 では、たかだかエレベーターの乗り方ひとつでバレてしまう、二流の人の「人間的欠陥」「人格的故障」は何なのか。早速、紹介していこう。

 まず、エレベーターに乗った途端にバレるのが、行き先をわかっておらずバタバタしている二流の人たちだ。

■「仕事能力の有無」まで暴露されてしまう密室空間

【1】「行き先をわかっていない」ことがバレる
 彼らは訪問先のオフィスに無事到着したことで油断してしまい、行き先のフロアを把握していなかったりする。最上階まで上がって、1階まで戻ってくるという恥ずかしい失態をさらしている三流の人も少なくない。
 なかには行き先を知らないどころか、そもそもエレベーターの「正しい使い方」を知らない四流の人も存在する。ちなみにホテルなどで、カードをかざさなければならないことを永遠に理解せずに、何度も力づくでボタンを連打して大パニックになっている人は、五流とのそしりを受けても仕方ないであろう。

 エレベーターでバレるのは、一流の仕事に必要な「基本的な注意力」や「計画性の有無」のみならず、一度住所を見たら、階数まできちんと覚えられるという「記憶力の程度」、すぐに必要な情報がどこにあるかを把握しているという「整理能力の有無」である。ついでにいえば、エレベーターの使い方くらい知っているという「常識の有無」まで暴露されてしまうのである。

【2】「社交性のなさ」がバレる
 次にエレベーターでバレるのが「社交性の有無」である。
 別に百貨店やオフィスビルで「全員にあいさつせよ」と言うつもりはないが、自宅マンションでしょっちゅう顔を合わせるのに、あいさつの一言も発せず、シーンと沈黙の時間が毎回流れるのは、「二流のエレベーター」といっても過言ではないだろう。

 小さな子どもから、気持ちよく大きな声で「こんにちは!」とあいさつされて戸惑い、大人の自分からは一言もあいさつできなかったことを恥ずかしく思った人もいるのではないか。
 欧米にいると、エレベーターの中で軽くあいさつするのが当然なので、こちらも自然に話しかけたりする。しかし、日本ではどうも「他人に話しかけると変なおじさんと思われてしまう」という固定観念から、常識的なあいさつまで避ける傾向が強いように思う。

 しかし、いくら近所付き合いが希薄な都会とはいえ、自宅のマンションのエレベーターでいつも顔を合わせるのにダンマリを決め込むのは、「あの人は、二流に転落している」と後ろ指を指されても、仕方がないだろう。
 日頃顔をよく合わせる人に自宅のエレベーターできちんとあいさつをするかどうかで、そもそもその人に「自然に感じよくあいさつをする習慣」があるかどうかがバレるのである。

続いて、エレベーターに乗って一発でバレるのが「その人が他人にどの程度配慮しているか」どうかだ。

■「うるさい人」「タバコ臭い人」いませんか? 

【3】「他人への配慮のなさ」がバレる
 これは香港の二流の人に顕著だが、エレベーターという密室空間にもかかわらず、フルスロットルの大声で、怒鳴り散らすような声で会話をしつづける人が少なからずいる。
 「なぜ香港の一般ローカル市民の方々は、あれほど声が大きいのか」「広東語は大声で叫ばないと、正しく発音できないのかしら」などといぶかっている人も1人や2人ではないはずである。
 「サウナ」や「エレベーター」という密室空間でも、あの迷惑防止条例完全違反な声のボリュームで話しつづける人は、香港に限らず、どこの国にも一定数、存在する。
 こういう他人に配慮のない二流の人に限って、エレベーターの中で、タバコの臭いを充満させたり、大声で携帯電話で話しつづけたりする。

 さらに三流に転落しかねないほど傲慢な人になると、自分が乗った途端「閉じる」ボタンを、それこそ高橋名人並みのスピードで、1秒間で16連打し、自分の「気の短さ」具合をものの見事にバラしてしまう。
 漫才コンビ「海原やすよ ともこ」の「大阪のおばちゃんネタ」で風刺されている関西のおばちゃんではないが、向こうから人が入ろうとしているのに、高橋名人と化して「自分以外の急いでいる人など関係ない」とでも言わんばかりの傍若無人ぶりを発揮するような、二流の人たち。

 エレベーターに乗ると、その人の「他人への配慮の有無」が、あらゆる細部ににじみ出ることを肝に銘じなければならない。
.
 では、世界中の一流の人たちは、どのようにエレベーターに乗っているのだろうか。「目的地の把握」「あいさつ」「他人への配慮」は当然として、一流の人が実践しているポイントを2つ紹介しよう。

1. 本当に偉い人ほど、エレベーターでも謙虚
 私の尊敬する元上司で、世界的な投資銀行でトップまで上り詰めた人は、いつも徹頭徹尾、謙虚であった。トイレの洗面台の水しぶきは自分で拭いているし、会食でも部下にお酌をする。
 おまけに、エレベーターに乗ると必ず、部下や秘書さんなど、いわゆる目下の若手の人たちを先に降ろし、つねに配慮の姿勢を崩さないのだ。

 これに対し、恥ずかしすぎるのが、古臭いことにエレベーターの立ち位置ひとつで部下を叱責したり、エレベーターに乗るのも降りるのも自分が一番だと信じてやまないような、偉ぶった二流の人たちである。
 エレベーターの中での立ち振る舞いをみれば、その人が「目下の人」や「若い部下」にどのように普段、接しているのか、一発でバレてしまうのである。

2. 「エレベーターピッチ」ができる
 英語に「エレベーターピッチ」という言葉がある。エレベーターで乗り合わせた上司やお客さんに、降りるまでの30秒間で自分をアピールする話をするというものだ。

 驚きの実例なのだが、私の知人にも、1分そこらの「エレベーターピッチ」で、投資家を獲得した起業家がいる。
 彼は若干20代前半の、大学を卒業して間もない男だが、エレベーターピッチの「3分バージョン」「1分バージョン」をつねに用意し、洗練させることで、いつか来るかもしれない機会に備えていた。
 そしてあるとき、たまたまエレベーターで出くわした著名な起業家に、ここぞとばかりに「エレベーターピッチ」を食らわせ、見事に「シードマネー」(立ち上げ金)の3000万円を本当に獲得したのだ。

 エレベーターに乗る時間を、単に「上の階に上がる手段」ととらえるか、「ビジネスにつなげる機会」ととらえるか。エレベーターの乗り方ひとつをとっても、一流と二流の間には、深淵な隔たりが存在するといえよう。

■実は私も「高橋名人」をやりがち…

 本記事では、エレベーターの乗り方でバレる「計画性」「社交性」「他者への配慮」「謙虚さ」そして「起業家精神」の有無について語ってきた。

 しかし、最後に白状してしまえば、私はどちらかといえば、一番最後に走って割り込んで、後の人が入ってくる前に「高橋名人」と化してボタンを押しまくり、行き先を忘れて降りる階を間違え、再度1階に戻りがちな「二流のエレベーター搭乗者」の代表選手である。

 しかし、私を含めた「二流のエレベーター搭乗者」がそのような生き方を続けるかぎり、シンドラー社のエレベーターの故障を心配するよりも、自分の人格的な故障を心配するのが先決なのは、言うまでもない。

 今回論じたことを実践できないようであれば、今後は「エレベーターに乗る資格停止処分」を自分に下し、エスカレーターに乗るなり、非常階段を歩くなりして、「二流にふさわしい移動方法」でひっそりと上の階に移動することを、強く推奨する次第である。
.
ムーギー・キム
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定義

2017年01月24日 | 戯言
「定義」はその副作用として「裏定義」即ち「こうだったら該当しない」というものを作り出します。
その点で懸念する反対意見はもっともだと思います。

一方でどこで線引きをすればいいのかが判りにくいことは、一義的責任とされる学校側にとっては悩ましいことだと思います。

こういう議論の時に感じるのは、親の責任を社会的にどう考えるかがほとんど論じられないことです。

「いじめ」が発生するのは学校の場だとしても、その根底に家庭の状況は決して無縁ではありません。

その議論が公にすることが難しいのは、結果的に個人攻撃になりかねず、新たな大人の中での「いじめ」にも繋がるリスクを孕んでいるからだとは感じます。
マスコミの論調が「いじめ」となると学校側の責任に終始しているような印象を受けるのは、マスコミもそれを感じているからなのか、自らが批判の的にならないためなのか。

それにしても今の文部科学省に教育を語られても何も信頼感がありません。。。

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<「いじめ解消」に初の定義 文科省方針 「誤解されかねない」など反対意見も>
ヤフーニュース 西日本新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月24日

 文部科学省は23日、学校が「いじめはなくなった」と判断した後に被害者が自殺するなど、児童生徒間でいじめが続いている事例が後を絶たないことを受け、「(加害)行為がやんでいる状態が3カ月継続し、被害者が心身の苦痛を感じていないこと」などを「いじめ解消」の定義とする方針を初めて公表した。

 同省は2013年に策定したいじめ防止の基本方針の見直しを進めており、有識者でつくる「いじめ防止対策協議会」の同日の会合で、定義化を盛り込んだ改定案を示した。

 文科省によると、昨年8月に青森市の中2女子生徒がいじめを苦に自殺したケースでは、自殺の2カ月前に被害者が担任にいじめを相談。学校側は加害生徒らに注意し、その時点でいじめは解消したと判断していたが、実際にはその後も悪口や無視などのいじめが続いていたとされる。

 文科省生徒指導室の松林高樹室長は「早急に解消したと判断せず、見守りを続けていれば最悪の事態を防げたかもしれない」としている。

 改定案では、加害者に指導したり、加害者が被害者に謝罪したりしたことでいじめが解消したと判断するのではなく、注意深く見守りを続け、被害者や保護者への面談も続けるべきだとした。

 23日の協議会では、いじめ解消の定義を設けることに異論はなかったが、3カ月という期間については「3カ月経過したら学校は対応しなくていいと誤解されかねない」などの反対意見もあり、協議を続けることになった。

=2017/01/24付 西日本新聞朝刊=
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起きてビックリ・・・

2017年01月23日 | 時事
仮眠をとる前に会社へ一本連絡を入れるだけのことだったのに・・・。

そんな余裕も無い状態だったのか、ホンのちょっと休めば直ると思う程度だったのか。

乗客の方の多くも仮眠していたでしょうね。
気付いたら大阪の近くにいるはずが思いっきり広島県内で驚いたことでしょう。

さて、今更ながらオヤジは「車両下部にある乗務員用仮眠スペース」というものを知りました。
ホントに横になれてマットのクッション具合も心地良ければ、体調云々に関わらず仮眠どころではなく熟睡してしまいそうだと感じました。


・・・・・・
きっと運転手は清々しい目覚めだったに違いありません。少なくとも目覚めた瞬間だけは・・・

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<体調崩した運転手、勝手に「熟睡」…高速バスの乗客8時間閉じ込め>
ヤフーニュース 読売新聞(ヨミドクター)配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月23日

 中国ジェイアールバス(本社・広島市)の高速バスで20日、体調不良になった男性運転手(38)が予定外のサービスエリア(SA)で仮眠を取り、そのまま6時間半以上、眠り込んでいたことがわかった。

 乗客が110番して救助を求めたが、17人が車内に約8時間、閉じ込められた状態になった。同社は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪している。

 同社によると、バスは20日午後8時30分にJR呉駅(広島県呉市)を出発し、21日午前7時頃にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)に到着する予定だった。乗務する運転手は1人で、出発前の点呼では健康状態に異常はなかったという。

 しかし山陽自動車道を走行中、突然体調が悪くなり、20日午後11時頃、予定していなかった広島県福山市の福山SAで停車。会社に連絡せず、車両下部にある乗務員用仮眠スペースで横になり、そのまま寝込んだという。エンジンはかかった状態で、車内の暖房はついていた。

 翌21日午前5時30分頃、異変に気付いた乗客が警察と同社に電話で通報。代わりの運転手が同7時前に到着し、運転を再開した。一部の客は福山駅から新幹線で大阪に向かったという。
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ついに・・・

2017年01月22日 | 時事
綱取り失敗は5回を数えたそうです。
6回目にしてついに綱取りに手がかかりました。
横綱、大関陣が大崩の中で一人踏ん張ったとも言えるし、大崩のおかげで一人が残ったとも言えます。

昨年の年間最多勝も白鵬が休場していた場所があったことを考えれば・・・などとケチのつけどころは満載です。
が、それが杞憂だったことを示せるのもこれからの本人次第です。

期待を裏切り、チャンスが目の前でスルリと逃げていった状況に一番苦しんだのはこれまた本人。
きっとそんなことを通じて強く逞しくなったが故の今回の優勝だと思います。

スルリと栄冠が逃げていったと言えば、錦織選手が全豪オープンで4回戦敗退となりました。
折角、第1シードのマレーも負けたというのに自分も負けてしまってはねぇ。。。
今回こそグランドスラム制覇のチャンスと何度か言われながら、もう一歩で勝ち切れません。

オヤジだけの幻覚か、錦織選手と稀勢の里関がダブるんです。
あと一歩・・・。

だからこそ、稀勢の里関の優勝を嬉しいと思うと同時に、近いうちに錦織選手のグランドスラム制覇も達成できると期待しとります。
アッパレ!稀勢の里関。
🙌
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中央線の呪い

2017年01月21日 | 私事
ちょっとした気まぐれで武蔵小金井に行ったらハマりました。

高架工事も完成して街の様相がすっかり変わっているというハナシを前夜に武蔵小金井を最寄り駅にする旧友から聞いて、今日は午後から町田での用事だから新宿から町田へ行くのにちょっと武蔵小金井に寄り道して八王子から横浜線経由で町田に行こうと決めたのは朝起きてから。

1時間弱、特に区画整理で変わった駅の南口、開かずの踏切は無くなり、変わるところは本当に変わっていましたが、一方で路地を1本入ると20数年前のままの街並みが残っていて、オヤジが通っていた床屋が健在でした。
住んでいたエリアを中心に気ままにぶらぶらと歩き回って、11時に下り電車に乗ったところまでは予定通りでした。
これで町田駅に降りて軽く昼飯を食べるくらいの余裕があると思っていたのですが・・・

隣りの国分寺駅で停車すると、立川⇔日野間で架線にビニール袋が引っかかっているようで運転を見合わせているとのアナウンスが入りました。
武蔵小金井で乗る前に行ってくれれば、ルートをすぐ切り替えて上り電車で新宿に戻ったのに・・・

引っかかっているなら取ってしまえば終わるだろうという楽観的観測でむしろ下手に動くと却って時間がかかるに違いないと大人しく車内で本を読みながら待ちました。
しかしその後、西国分寺、国立、立川と一駅ずつ運転しては長時間止まり。。。
最終的に運転再開で動き出したのは1時間余り後でした。

腹ごしらえよりも用事に間に合うことを優先した結果、昼飯抜きでギリギリセーフでした。

実は前夜の宴の余波で朝飯も食べていなかったので、さすがに夕方には空腹感満載でした。
おかげで宴の酔いの回りの良かったことといったら・・・(笑)

住んでいた頃も中央線では人身事故やら車両故障などのダイヤの乱れに頻繁に悩まされましたが、久々に乗ったところで見事アタリました。
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雪?

2017年01月20日 | 私事
朝の天気予報では東京は夕方から雪の予報でした。
確かに外に出てみると頬にピンと張りつめた冷たい空気があたり、寒いっ!

出張中ですから幸い会社に近い場所で宿泊先を確保していて職住近接状態なので、余程のことが無い限り大丈夫だろうと楽観視はしていました。
夜は旧友と一献交わす予定でしたが、こちらも宿泊先から歩ける距離だったので、昼に今宵決行のメールが来た時も「当然、そのつもり・・・」と返信しました。

会議室の窓から東京の空を見渡すことができます。
午前中から夕方にかけて、どんよりと高曇りの空の様子は変わることがありませんでした。
これで本当に雪が降るのだろうか・・・

結局、寒いことは寒かったけれど雪どころか雨にも降られず、旧友とは久々の再会で大いに盛り上がり、無事宿泊先に帰還できました。
その間にオヤジのタブレットには福岡に暴風雪警報発令の報が入りました。

我ながら悪運強し。
福岡は大丈夫でしたでしょうか?
😅
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森のくまさん

2017年01月19日 | 時事
パーマ大佐さんの「森のくまさん」、出だしはテンポ感こそ違えどもまるっきり「森のくまさん」です。

途中から違う展開になって歌詞も曲も違ってきますが、基の「森のくまさん」あってこそのパロディです。

替え歌というよりは「歌を変えた」という印象です。

となると、今回の騒動は手順を省いてしまったために著作権者が気分を害されたということなんでしょう。

替え歌の大御所の弁は、さすが手順をしっかりと踏まえた上でやってらっしゃるということでしょうか。
「誰も知らない素顔の八代亜紀♪~」、いやはや脱帽!
👏
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<嘉門達夫の「森のくまさん」 日本語訳者の許可は取らず「全く違うのはOK」>
ヤフーニュース デイリースポーツ配信  http://headlines.yahoo.co.jp/  2017年1月19

 替え歌ソングで有名な歌手の嘉門達夫が19日、日本テレビ系「スッキリ!」のインタビューに応じ、お笑い芸人のパーマ大佐が発売し物議を醸している童謡「森のくまさん」について、嘉門自身も過去、「森のくまさん」で替え歌を歌っていたことを明かし、それには日本語訳者の許可は取っていないとした。

 番組では、パーマ大佐が発売した「森のくまさん」の替え歌が、日本語訳者・馬場祥弘氏の権利を侵害しているとして、馬場氏がパーマ大佐やCDを制作・発売したユニバーサルミュージックに、慰謝料300万円の請求を通知した問題を特集。

 その中で、替え歌ソングの第一人者である嘉門にもインタビュー。嘉門は「楽曲の権利を管理している出版社に『この楽曲のこの部分をこういう風に変えていいですか』というのを明確に送りまして、OKが返ってきたものに限ってCD化している」と説明。

 嘉門は、過去に「森のくまさん」の替え歌を歌っていたことがあるが、その歌詞は、出だしの「ある日」の部分を「アルフィー」に言い換え、アルフィーメンバーの高見沢、桜井、坂崎の名前を付けるというもの。

 これに関して、嘉門は「アルフィーの坂崎さんとか桜井さんや高見沢さんの名前が出てるので、固有名詞のアルフィーの事務所にもちゃんと許可を取ってあります」とコメント。

 原曲側へは「権利はない」とし、「メロディーを使って全く違うことを言うのはOKなんです」と説明し、馬場さんの翻訳歌詞は全く使っていないことから、馬場さん側の許可は取っていないとした。
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ちなみに・・・

2017年01月18日 | 私事
ちなみにオヤジは十文字幼稚園の卒園生です。

今から50年前、1967年(昭和42年)3月のことです。

途中で転園してきたので、在園は年長組で僅か7カ月ほどでしたが・・・

たかがそれだけのことですが、そんな繋がりでも何となく嬉しい十文字高校の初優勝!

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<小池知事「東京五輪世代」今冬V十文字イレブン激励>
ヤフーニュース 日刊スポーツ http://headlines.yahoo.co.jp/ 2017年1月18日

 東京都の小池百合子知事(64)が18日、都庁で、今冬の全日本高校女子サッカーで初優勝した十文字高校(東京都豊島区)の表敬訪問を受けた。3年生12人とあいさつした後、「すごいね。金メダルですね」と目を細めた。優勝を決めるゴールを挙げたFW村上真帆主将に「バシッと決めたね」と話し掛けた。

 祝辞として、「皆さんは高校生。2020年の東京五輪にピッタリの選手に育つ世代。今回の成功体験を胸にしながら、これからも日本一でいられるようなサッカー部、女子サッカーをリードするチームであり続けてほしい」とエールを送った。

 自身のサイン入りサッカーボールを記念品として村上主将に渡す際には、「蹴って渡した方がいい? ヘディングで?」と質問。ボールに頭を当てるパフォーマンスを披露した。記念撮影では「十文字~」「都知事~」と声を合わせ、笑顔を見せた。

 これに先立ち、都庁で「東京都女性活躍推進大賞」の贈呈式に出席。女性の多様な生き方が選択できる社会の実現に向け、女性活躍推進に取り組む4団体と個人1人に大賞を贈った。

 「昨年のダボス会議の男女格差報告では、日本は前年の101位から111位に下がった。日本がサボっているわけではなく、他の国がもっと、多様性を生かす努力をしている。111位は、『日本頑張れ』と言われている数字」と話し、一層の努力が必要との見方を示した。
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荒れる「初場所」?

2017年01月17日 | 時事
5敗、2敗、3敗3休。
1敗、6敗、3敗、7敗。

10日目を終わった横綱、大関陣の負け数です。
7人合計で40勝27敗3休。

荒れるのは「春場所」ではなかったでしたっけ・・・、とにかく荒れてます。

いよいよ世代交代の波が押し寄せてきたのか。

荒れている中で気が付けば、稀勢の里が頑張っています。
これから5日間、否応なしに目立ってきます。
荒れているとはいえ、上位との直接対決のここから5日間が正念場です。

果たして初優勝成るか?
それともいつも通り・・・
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